A;事実関係
金正恩氏は「合理的指導者」 バノン氏が自民・河井氏に(日経新聞)
自民党の河井克行総裁外交特別補佐は18日、都内でトランプ米大統領の元側近、バノン前首席戦略官・上級顧問と会談した。河井氏によると、バノン氏は北朝鮮の金正恩委員長を「冷静、合理的な指導者だ」と評した。「米国のレッドライン(譲れない一線)を越えることはない」との認識も示した。
B:評価
このニュースは様々な考察要素を持っている。
(1)バノンの地位、トランプ大統領の大統領選挙の選挙参謀としてのバノンの役割は大きく、トランプ政権発足当時、ホワイトハウス内で最も影響力の強い人物だった、しかしトランプの娘婿クシュナーと対立、バノンが結局ホワイトハウスを出た、只その後ロシア疑惑がクシュナーにのしかかり、クシュナーの影響力が減退している。この中バノンとトランプの連絡は継続している。
(2)バノン
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極めてリーズナブルな見解ではないか。問題は対話がどのようにして進められるかにかかっているのでしょう。対話が進まなければ、制裁と軍拡競争が進むだけ、好ましい形ではない。北朝鮮にしろ、韓国にしろ、日本にしろ、中国にしろ、どこの国でも国民が苦しみ、大きな軍拡財政負担が増えていくことになる。
バノンの意見を読んでもトランプは国内でも完全に浮いている。国務長官とも意見が合わないというのはアメリカの悲劇だ。そのような大統領とゴルフをやって喜んでいるわが総理にも困ったもの。
> 北朝鮮はそれを行わないだけの行動をとる
だったら、北朝鮮向けに押し付けられた武器/兵器の購入は全部キャンセルだ-日本側もそのくらい言うのが筋でないか。だが、バノン氏の論を ただ口を尖らせて聞いていただけだろう。
この発言でバノンは、
アングロシオニストではない。
シオニストでもない。
勿論、ネオコンでもない。
ことが窺われる。
バノンはやはりフランクリン ルーズベルトに近い理念を持っていそうだ。米国民の利益を重視する男なんだろう。米国の支配層の国益概念には米国民の利益の視点は無い。あるのは、ウオール街の利回りだけだ。バノンが追放されたのもその抱く理念が民主主義的に過ぎたということであろう。
北朝鮮の問題についての彼の見解はノーマルと言えよう。北朝鮮がハリネズミという認識を得るなら彼を偉大な人物と称えよう。
>>1
米国を冒頭に入れて欲しい。米国のメキシコ系、黒人、プアホワイトは塗炭の苦しみに喘いでいるのです。
>>5
入れたつもりでしたが、抜けていました。ご指摘のとおりです。
>>6
了解です。