【那覇発】 沖縄県民大会「オスプレイ全面飛行禁止求める」特別決議 佐川由佳梨(2017813日)

沖縄の総意を示す県民大会が12日、那覇市で開かれ、辺野古新基地の建設断念を日米両政府に求める大会宣言を採択した。(主催:辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議)

 会場となった奥武山陸上競技場には、猛暑のなか、45千人の市民が集まった。

 オーストラリア沖で普天間飛行場所属のオスプレイが墜落したにもかかわらず、米軍が事故からわずか2日後に飛行を再開させたことへの怒りである。

 米軍基地にからんだ事件・事故は後を絶たない。

 去年の「県民大会」は、うるま市で起きた米軍属による女性暴行殺人事件を受けて開かれた。参加者は6万人にも上った。

 うるま市在住で、連日、辺野古新基地移設に抗議の声を上げ、座り込みを続ける小橋川共行氏(元学校教諭・74歳)に話を聞いた。氏は