A-1:事実関係1 トランプ米大統領、イラン核合意離脱を表明 経済制裁再開へ(日経新聞) 

トランプ米大統領は8日、欧米など6カ国とイランが結んだ核合意から離脱表明。経済制裁を再開する。イラン反発必至。トランプ氏の国際社会での孤立がさらに鮮明。

 トランプ氏がホワイトハウスで演説し、核合意に関して「根本的に欠陥があった」と指摘。イランの弾道ミサイル開発を制限できず、シリアやレバノンでのイランの関与拡大を防げないと説明。「核合意を継続すれば地域で核開発競争を引き起こす」とも述べた。

 核合意からの離脱を踏まえてイランに対して「最高レベルの経済制裁」を課すと強調。イランの原油輸出で得た外貨収入を減らす戦略だ。「イランが原油収入で得た資金でテロを支援し中東全体に被害をもたらしている」と批判。

一方でトランプ氏は同盟国と協調し、イランの核開発に対して「包括的で永続できる解決策