政治の中で、個人が出来る事はほとんどない。少なくとも私達はそう思ってきた。県は辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票を行うことを決めたが、五市長がその実施を拒んだ。民主主義体制の危機であると言える。その中、若い元山仁士郎氏がハンガーストライキを行った。ドクター・ストップがかかった。だがそれが契機で全県実施が決まった。
A-1事実関係1:ハンストで体張った若者に共感 辺野古の全県投票実施へ(朝日)
危ぶまれていた全県実施が実現する見通しになった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐり、埋め立ての是非を問う県民投票。2月24日の投開票日の1カ月前というタイミングでの急展開は、全県で実施したいという若者の行動が発端となった。
A-2 事実関係2:市民の抗議 与野党動かす(朝日)
事態が大きく動いた背景に何があったか。
コメント
コメントを書くこの記事に接して「沖縄人は本当に優しい人たちだな!」と感じざるを得ません。イギリス人やドイツ人やフランス人や韓国人ならこんな平和的な手段で抗議行動することは無いのではないでしょうか。
辺野古の問題は沖縄人にとっては「これ以上の自然破壊は許されない」ということに尽きる。米軍基地を長年受け入れ、限られた土地は有害物質にまみれている。その上に沖縄人にとって唯一汚れなく残されていたライフラインであるサンゴ礁が破壊される。沖縄人の保持する精神界で大きな分野を占める自然崇拝が傷めつけられる。自然が汚い人間によって支配される。こんなことは許されない。
沖縄人は自然と連合して立ち上がるのです。そういう崇高なデモンストレーションに打って出るのです。
米軍基地辺野古移転の是非を問う県民投票。
「賛成」「反対」「どちらでもない」の3選択であるが、選択を問うて「どちらでもない」を加えれば、「賛成でも反対」でもないということであり、是非を問う選挙というより、他人事、米国の決めることに解釈できる。野党の無責任体質が出たといえる。
現時点で、県民自身が意思を明確にするためには、「賛成」「反対」「やむを得ない」の3選択にする方が分かりやすかったのではないか。
この県民投票は、何か割り切れないが、当事者が決めたことであり、無事に投票が行われることを祈りたい。
>>2
どうも気になって申し訳ない。与野党の合意で三択が成立したのだから、与野党の無責任体制と言えば分かりやすいが、何故、野党の無責任体制となるのか、もう少し説明して下さいな。
もう一つ、どちらでもない、を、やむを得ない とすれば、何故分かりやすいのか、もう少し説明して下さいな。
>>3
わかって、コメントしているのでしょう。性格の問題かもしれないが、あなたの奥さんは大変でしょうね。
孫崎さんのご投稿に、「どちらでもない」か「やむを得ない」にするか与野党で対立していたが、自民党の照屋会長が自民党内を調整した経過が書いてある。重要な問題であるが、個人個人で意見が分かれるところでしょう
米軍基地の選択は最終的に米国の了解が必要であり、住民投票で、賛成、反対と同じように、国内だけでなく、米国の意思を尊重すべきだといって「どちらでもない」を選択肢にしたのではないかと、私は見ています。反対派は、米国に言われたのでは致し方ないが、自民党が相手では何でも反対しようという意思が働いているとみています。そうではないといわれれば、その通りであり、反論する気はありません。私個人としての見方と考えてください...
>>4
お答えいただきありがとうございます。今後ともよろしく。