A:事実関係「ペンス氏、即位礼の訪日見送り 米運輸長官が参列へ」(日経)
米ホワイトハウスは4日、22日に開かれる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」にチャオ運輸長官が参列すると発表した。当初はペンス副大統領が参列する方向だったが、他の政治・外交日程を考慮して見送られたとみられる。
1990年11月にあった天皇陛下(現上皇さま)の即位の礼には、米国からはクエール副大統領が参列した。今回の即位の礼には190以上の国や国際機関の代表の参列が見込まれており、中国の王岐山(ワン・チーシャン)国家副主席も訪日する。
米国から参列するチャオ氏は台湾出身。共和党のブッシュ(父)政権で運輸副長官、ブッシュ(子)政権で労働長官などを歴任した。夫は共和の上院トップであるマコネル院内総務。
ペンス氏は11月初旬にタイで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議にトランプ大統領に代わって出席するとの観測がある
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そういえば、日本って総理大臣の継承順位が1人目までしか決まって無いって聞いたことあるけど。
孫崎さんは、順位を気にかけているようであるが、米国側に立って考えれば、どうなのだろうか。
①トランプ大統領は、独裁的であり,自分のほかはすべて同じ順位と考えているのではないか。
②弾劾が避けられなければ、口はでかいことを言うが、きわめて小心者のトランプ大統領は、共和党候補としてクローズアップされそうな人物を避けたのではないか。
③台湾は選挙が控えており,中国を意識して台湾系の女性の運輸大臣を、親日派候補支援のため、選んだのではないか。
米国は王国ではなく、日本から見れば、歴史が浅い儀礼面で格下国家であり、即位礼に誰が来ようといいと思うが、日本人は、第何位などということにこだわりがちのようだ。相手が決めることにこだわっても致し方ない。
ご提供された諸事実からトランプが米国支配層(スペイン、オランダ、イギリス、米国と続く栄えある植民地主義を保持するものたち)と一線を画しているとの印象を深くせざるを得ない。
トランプはシリアから、事実上、手を引いているようだし、イラン戦争からも遠ざかっている。又、あれほど燃えていたポンペオのベネズエラ侵攻もいつの間にかストップしているし、北朝鮮との対話路線はまだ切れてない。ウクライナは米国支配層のネオナチ起用による本格的なクーデターだったが、トランプはそのクーデターの汚物を表に出そうとしている。米国支配層とそれに群がっている者たち(米国戦争屋)にはトランプは「嫌な奴」だろう。
トランプみたいな人物で大統領になったのは私の知る限りではフランクリン・ルーズベルト、ジョン・F・ケネデイーだけだ。両人とも民主党。トランプは共和党。そこが面白い。トランプは本当のナショナリストかも知れない。彼の米国第一の理念は米国から独立を成し遂げたプーチンの思想に近いのかも知れない。そして、トランプは日本からの撤退を本気で考えているのかも知れない。
>>2
ペンスが参列しないのは変調ですよ。儀式ですから、副大統領が参列するのは国際慣例です。ずっと下位の者を派遣するのはあれだけトランプにゴマすって忠誠これ努めてきた安倍首相には「失礼」だと思いませんか。
>>1
国家も法人もトップが責任取った歴史が無いから、きっとそうなんでしょうね。
>>4
あなたの方が、米国に対して厳しい目を持っておられると思っていましたが、あなたの方が優しいようだ。
米国は、米国の国益が一番であり、安倍首相のような僕意識に対しては、侮蔑的な意識を抱いている。失礼などという意識は毛頭ないとみています。安倍首相が献身的にトランプ大統領に接しているから、当然ふさわしい対応をすべきというのは、米国を甘く見ているといえる。
米国のアジアにおける最大の課題は、台湾の総統選挙であり,中国が強く反対したが、蔡台湾総統を支援するために最新鋭の戦闘機の引き渡しを決めた。最大の効果が上がると考えれば、最大の効果の上がる人物を選考する。米国のすごさであり怖さであるとみています。台湾系の運輸大臣を選んだ最大の理由は、中国対策とみています。
>>6
系?行事は日本ですよ。台湾国から代表は来ないですよ。
台湾系を台湾の近くの日本に送り込んで何の効果があるんですか?
もともと米国は系を重要視しない。「系的」外交もしない。だからこそ米国ですがね。その程度のことは知っておいて下さい。
トランプはドイツ系だけど彼はもうすっかり忘れている。ご存じでしょうか?
>>7
確かに「系」という言葉は適当ではないが、どちらの見方が正しいか、結果がを楽しみにしています。
>>1
こんにちは。
日本は憲法七十条で「内閣総理大臣が欠けたとき(略)は、内閣は、総辞職をしなければならない」と決まっています。総辞職すれば、当然ただちに、国会で選挙により新しい総理大臣が指名され組閣することになります。そういう意味で、内閣総理大臣の「継承」というのはないのです。もちろん、実際問題としては内閣総理大臣が欠けてから、次の総理大臣が決まるまでの間に時間的懸隔があるので、臨時代理がおかれることになり、その順位も決まっています(今は5位まで決められることになっているはずです)。ただし、臨時代理はあくまで臨時代理であり、真正な総理大臣の権限はなく、たとえば衆院解散の権限はありません。
一方、米国の大統領は国民の選挙(実際は選挙人を選挙するわけですが)で決まるので、日本と違ってすぐに次の大統領を選挙するわけにはいきません。したがって、大統領が死んだ時などには、文字通り継承され、権限に制限はありませんし、順位が何人も厳密に決まっています。
つまり、議院内閣制と大統領制との違いがここに反映しているわけですね。どうか無教養なひとのあいづちを、本気にしないでくださいね。