A-1 事実関係「赤木ファイルに佐川氏の指示記載「新しい情報を与えないよう」(毎日)
・「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、国は22日、自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)が改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」を遺族に開示。
・ファイルは改ざんの経緯を時系列に記した文書や、財務省と近畿財務局との間で交わされたメールなど約500ページ。
・赤木さんが作成した「本省の対応」と題する文書では、財務省から改ざんを指示された経緯を記載。学園に国有地を売却した際の「売り払い決議書」については、2017年3月20日、同省の佐川宣寿理財局長(当時)から「国会答弁を踏まえた修正を行うよう指示(調書の開示により新しい情報を与えることがないよう)があったとのこと」と記されていた。
・佐川氏の指示を巡っては、同省が18年6月に公表した調査報告書で、「国会答弁を踏まえた内容とするよ
![孫崎享のつぶやき](https://secure-dcdn.cdn.nimg.jp/blomaga/material/channel/blog_thumbnail/ch1332.jpg?1601523732)
「赤木ファイル」を遺族に開示。(鑑定評価額から約8億円値引いて学園に売却していたことが発覚。名誉校長に安倍首相夫人が就く予定の時)。理財局より「〈削除した方が良い箇所がある。できる限り早急に対応願います〉。赤木さんメール「〈調書修正には疑問が残る〉
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コメント
コメントを書く内閣が役人の人事権を掌握するのは政策実現の為の必須条件だと自民党系の論客がはしゃいでいた。
その政策が安倍元首相の奥さんの汚職まがいの行為だったわけです。可笑しいですね。
一事が万事。今、オリンピック、ワクチンをめぐってすったもんだしているのを目撃させられるにつけ、役人の諸君が可哀想。
これから、明治以来、威光を放ってきた日本の官僚組織は零落し、米国流のシンクタンクがあっちこっちに自民党の先生方をパトロンとして立ち上がって来るんでしょうね。
そうして、結局は、先輩の米国のように日本全体が蟹工船になってしまうという幻想はあながち荒唐無稽とは言えなくなるのです。
裁判の経過をまとめてみた。
「雅子さんは、昨年3月俊夫さんの自死は改ざんを強いられたとして、国と佐川元理財局長に計約1億2千万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴した。
国側は改竄については争わずファイルの存否は争点にならないという立場をとってきた。原告は,ファイルによって改竄指示の流れや俊夫さんが受けた精神的苦痛の立証にと主張した。昨年10月には元上司から得た音声データを証拠として提出した。今年2月に国に対してファイルを提出させるように裁判所に申し立てた。
3月非公開の裁判手続きで、裁判所は今月6日までに存否の文書回答を国に求めていた。」
公僕としての使命を考えれば、俊夫さんが改竄で受けた心の痛手がファイルの作成を決意させたのでしょう。最後には自死
を選択したのは誠に残念なことである。残されるものを考えると他人ごとではない。満額賠償金を獲得することが先立たれた人に対する報いになるのでしょう。
この話題はもう時効だなあ。
この奥さんが騒ぎ出したのは時効が過ぎてから。
今出せば安倍政権に大打撃というときには、しっかり
訪れる人たちに夫の遺した資料を抱え込んで見せなかった。
そして、訪れる人もいなくなったときに、どういうつもりか知らないが
騒ぎ出した。
勝手にやってくれよ。
綿はもう興味はない。
綿はわたし。
のちにこの訴訟の被告とされた問題の佐川氏。国会では「刑事訴追の恐れ」を理由に、いっさい答弁拒否(当時の安倍首相から回されたメモには、「もっと強気で行け。PM=プライムミニスター」)と記されていた。つまり拒否を強いたのは安倍氏)。
もう刑事訴追の恐れは完全になくなったのだから、今一度国会での証言を求められても何の不思議もないのに、その機会をあたえないのは、自民党の横暴以外の何物でもない。
今回、「赤木ファイル」の開示が求められたのは民事訴訟だが、被告とされた佐川氏本人は、1回も裁判に姿を見せず、いわゆるトンズラを決め込んでいる。
この人、東京に今も自宅があるが、いったいどうしているのか、まったく情報がない。おそらく逃げ回っているのであろうが、「週刊文春」かどこか、ぜひ突撃取材して欲しいものです。
安倍氏の国会答弁(「もし、私や妻がかかわっていたら、首相も国会議員も辞める。このことははっきりと申し上げておきたい」)直後に行われた秘密の会議(出席者:安倍氏、当時官房長官の菅氏、現財務次官の太田氏、当時理財局長の佐川氏ほか数人)で、問題の文書の改ざん計画が話し合われ、佐川氏にその実行が指示された。
つまりは、佐川氏に改ざんを指示したのは、その会議に出席していた安倍氏や菅氏たち。赤木さんは全容をご存じのはずもないので、「すべては佐川局長の指示」とするしているが、実は彼以外の黒幕たちが真の「犯人」に違いない。
映画「悪い奴ほどよく眠る!」(黒澤 明監督)にあるとおりです。
>>10
同感です。
現在の野党・マスコミは、自分たちが正しいとする思想・信条に従って、公務員組織の中の個人を見ているだけであり、行政府としての官僚組織の思想・信条と異ならない。個人の選択はどちらを選んでも、生きている道は厳しい。人生はそのようなものであるが、まじめな人が選択できる道は見出すことが難しい。選択するから難しくなるのですが、それ相当な修練を積まないとくじけてしまうのでしょう。お話のように、官僚機構・自民党に責任があるわけでなく、野党・マスコミにも責任の一端はある。自民党は気づいているが、野党・マスコミは馬鹿であり、気づかないでしょう。