コロナ下で、五輪をどの様に開催するか否かは、この国の政治のあり様を示す形となっている。安倍前首相は月刊誌「Hanada」で、東京五輪について、「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」「自由と民主主義を奉じる日本がオリンピックを成功させることは歴史的な意味があり、日本にはその責任がある」と述べた。五輪の今夏開催に反対する人々の発言は明瞭である。「世界各地でコロナの感染が拡大中であり、幾つかの変異株が生じている。この中、東京五輪の開催は日本及び世界に感染を拡大させ、多くの人命を失わせる結果になる可能性がある」点に限定されている。国の威信を傷つけようと発言している反対者はいない。
選択は明確になってきている。一方に何らかの目的のために国民の生命の犠牲が生じてもやむをえないとみる層と、国民の命を最優先に政治を行うべきとみなす層の対立である。
![孫崎享のつぶやき](https://secure-dcdn.cdn.nimg.jp/blomaga/material/channel/blog_thumbnail/ch1332.jpg?1601523732)
五輪、焦点は「無観客」。東京感染者増大傾向続く。感染者数からいけば緊急事態宣言発出の状況。都議選で「無観客」に絞った都民フはほぼ自民に並ぶ。森喜朗、山口公明代表は無観客の選択に言及。一つのネックは五輪関係者の扱い。これで無観客できないは情けない。
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コメント
コメントを書く東京都感染者増大傾向というが、コロナ対応で重視されたことは、「なんであったかの原点」がどこかに飛んで行ってしまった。
ワクチンのない間は、「重症化し死亡者が増える医療崩壊」を防ぐことではなかったか。
ワクチン接種が始まれば、50代までの若年層は重症化しにくいし、死亡者がほとんどいない。65歳以上にワクチンを優先し、重症化率と死亡者率を減少させようということでなかったか。
この目標は、ワクチン接種の促進が予定通りに進み、重症化率と死亡率の減少が明確になっていると同時に、高齢者の感染割合が10%強から5.2%とほとんど半減している。
感染者が500に増えたからといって、東京都の人口1,400万人弱であり10万人当たりに換算すれば3人ぐらいにしかならない。インフルエンザの例年の感染者と比べて多いとは言えない。従来の通り、重症化と死亡者が減らなければ感染者増は問題であるが、重症化と死亡が減少していれば、この程度の感染者で「無観客」というのは情緒的すぎる判断ではないか。
ヨーロッパではサッカー欧州選手権、米国では大リーグでは大谷選手が大活躍し日本人に元気を与えている。日本では、プロ野球、大相撲、高校野球が予定通り開催されている。オリンピックだけが違う基準で考えなければならないか、摩訶不思議である。
コロナ変異種のモンスター、デルタ株の登場でWHO宣言のコロナ・パンデミックは新局面を迎えました。
世界的な免疫学者でウイルス専門家でもあるDR.GEERT VANDEN BOSCHEは先月末WHOに次の趣旨の警告文を送達しました。
「コロナ変異種のデルタ株の生成はmRNAワクチン接種が体内にコロナウイルスを撃退するのでなく逆に変異種を作り出すプラットフォームを形成していることに直接関連する」と述べ、緊急に専門家か会議を開くべきだ、
と申し立てているのです。
一方、イギリスのジョンソン首相はワクチン接種したのにデルタ株に因る感染者急増に事実上降参しました。現在施行中のロックダウンを近々解除し、コロナ対策を国家がやること事体に疑問を投げかけ、「自分の健康管理は自分で守れ」と投げやりを決めてます。
遺伝子ワクチンによるパンデミック抑え込み構想は挫折していると私は観測してます。
このような状況で東京オリンピックが開催される。自民党が科学を重視する政党ならば、無観客は当然の解答となるでしょうが、反知性を高々と掲げて来て、国民もそれを良しとしてきたわけですから、果してどうなるのか?
>>1
イギリスのジョンソン首相みたいに菅さんに開き直ってもらいますか。
「五輪に反対する人は反日」には、驚愕あるのみ。では、天皇も反日?
こんな人が、7年8月もこの国の首相を務めていたなんて、信じがたい!
「五輪強行の可否」が問題だったのに、いつの間にやら「有観客か無観客か」にすり替えられた!
あくまで「五輪中止」を求め続けたい。
>>4
おれと意見の違うやつは反日だ、というやつは右のほうを
みればいくらでもいるじゃありませんか。
ここに参加している人の中でもひとりいますよ。
こういう人はまともな相手をする値打ちはありません。
フレディさんがそれをしていますが、ご苦労なことだと
いつも思っています。