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去年にNHKでベラルーシの大統領が今ハイブリット戦が行われているとの発言のニュースを聴きました。
この戦いはNATO(DS)がハイブリット戦で次々東方へ拡大したことが第一の問題と思います。
人々がハイブリット戦なるものを理解する必要があると考えます。これが必須と思います。
今後、ウクライナ領内でハイブリット勢力とロシア軍との戦いが展開されると思います。ウクライナの人々の被害をできるだけ最小限に抑えての停戦が求められます。
ハイブリット戦というものを理解すると西欧米のウクライナへの武器の供与はもってのほかと理解できると思われます。
わたしの好きな指揮者ミュンヘンフィルのゲオルギエフ
が解任されてしまった、他にミラノ・スカラ座のソプラノ
歌手も。
そのゲオルギエフはオセット人でちょっと前にグルジアに、
10万人にも満たない人口のうち1万人が殺されました
南オセチアで。
ロシアの「グルジア侵攻」のおかげで故郷は救われたのです。
西側マスコミはいつだって親ロシア派を襲う悲劇には知らん顔、
それどころか救いの神のロシアを悪役に仕立てる。
ゲオルギエフが楽団からの、プーチンを非難せよさもなければ...
との脅迫に決然と拒否したのは当然でしょう。
そして解任。
これが「自由世界」。
トルストイはともかく、あまり根拠を示せるようなことではありませんが、わたしは、ゼレンスキーがほんとうにまっとうなウクライナ民族主義者であれば、キエフ侵攻前に停戦するだろう、そこにかれの資質があらわれるんじゃないかとおもっています。停戦後、場合によってポーランドあたりに臨時政府をつくってもいいですしね。
いままでの抵抗によってドイツの態度もかわり、スイフト規制が決定され(今は象徴的な程度ですが今後の運用による)、国連総会決議もあがりました。ウクライナ民族意識は高まり、世界にロシアの侵略戦争を印象づけることができ、「戦果」はあがり、とれるものはとったとおもいます。あとは民族の人命や財産の損耗を防ぎ、別の道で戦いを続けるというのがまっとうな民族主義者でしょうね。
プーチンは今後厳しいとおもいます。政治的にだけでなく、20兆円をこえるといわれる財産や、生物学的な生命まで危険になってくるでしょう。
日露戦争についていえば、後知恵ではありますが、しなくてよい戦争であったとおもいます。朝鮮半島などロシアにまかせておけば良かったのです。スターリンのときに大虐殺され、のこりは中央アジアに強制移住され、いまはロシア人が住む土地になっていただろうとおもいますが、別にそれでかまわなかった。当時の日本人は朝鮮半島にロシアがくるのがとても恐怖だったのですが、実際にはたぶん、ロシアは半島の統治だけで精一杯で、日本に手を出す余裕はなかっただろうと考えています。
当時の日本の恐怖感、なにやら今のロシアと似ていますね。実際、右寄り言論界隈では、今現在のウクライナ問題についてロシアびいきのヒトビトが異様に多い。理屈はここでいわれているようなこととほぼ同じです。要約すると英米DSにおいこまれて仕方なくの行為だということですが、もちろん、その理屈で、真珠湾攻撃を正当化しようという下心があります。わたし自身は、真珠湾攻撃に追い込まれたというリクツはほぼ正しいとおもっているけど、しないという選択ができなかったわけじゃないし、やはり愚かだったとおもっていますが。
あと、オフェンスは悪、というフレデイさんの理論ですが、そのはなしのまえに、今ある法を守ろうよ、というおもいの人々が世界に多いんじゃないかとおもいますね。侵略戦争はよくないというのは、国連憲章に明記されている明確な国際法です。それを常任理事国が破っているから、あの国連決議(クリミアのときよりも、賛成票が圧倒的に多い。国際社会は総体としてロシアの事情にもそれなりには配慮したが、今回は無理ということです)となるわけですね。
あ、では米国の国際法違反はどうなんだという声が聞こえてきそうなので、先に書いておきます。それは何度も言っているように、米国が悪いと百万回くりかえしても、ロシアが良いことにはならない、です。
柳沢と申します。70代です。
昨日3月2日の孫崎さんの長文配信は襟を正して拝読しました。いま、ウクライナ国民のまたロシア兵士の命を守るにはどうすればよいか、この価値基準を双方の土台にして現時点の状態をリアルに踏まえて双方が受け入れることのできる妥協の話し合いをすべきと思います。各国政府もマスコミも、市民運動も戦意をあおったり武器を提供することはすべきでない。市民の犠牲を増やすだけです。ドイツ スウエーデン、フェンランドもばかなことをしていると思いますが。どうしてこれらの国はくるってきたのでしょうか。私は先進国というのがその民度、知的文化水準が恐ろしく低く思えてなりません。
即時停戦 話し合い 命を守れを運動のスローガンに。
ウクライナとロシアの壮絶な戦争の中、ウクライナに続いて、ジョージア、モルトバなどの弱小国がEU加盟申請するという。
経済的なつながりでさえロシアを拒否するのは、ロシアに嫌われる要素を求めざるを得ないのでしょう。
EU加盟国13か国が30か国になり、さらにウクライナなどに広がる原因を分析することなく、力でねじ伏せようとするロシア。前時代的発想が時代とかけ離れていることが分からないロシア、他人のせいにしてロシア自身を見直そうとしないロシア、第二次大戦がまだまだ続いているとみるべきでしょう。
ロシアが軍事力の差そのままにウクライナをねじ伏せると、世界は軍事力競争になるし、核問題を根本から見直して国家防衛を考えるようになるのではないか。第二次大戦前に戻るということでもある。恐ろしいことだ。
核を持ち圧倒的軍事力を持つロシアに味方し、核を持たず軍事力を弱い国を見殺しにしようとする人は、日本の現状に警鐘を鳴らしておられるのでしょう。
核を持ち、軍事力を強化しないと、ウクライナと同じようになると警告しているのでしょう。政府はこのような声に謙虚に耳を傾けるべきでしょう。