ボストン爆破事件の犯人像は大体、次のように描かれている。
「ツァルナエフ一家はチェチェン出身で2002年に米国に来た。しかし、兄は米国社会に溶け込めなかった。その中、次第次第にイスラム過激派の思想に染まっていった」
この人物像で十分である。米国人は「そうか。イスラム過激派か」と思う。従ってイスラム社会に対して米国が厳しい対応をとるのは自然だと、思う。
しかし、彼が米国諜報関係をの接点んがあったら。見方は一変する。
ボストン爆破事件の犯人については報道されてない部分が多すぎる。
どこで爆弾の知識を得たのか。どこで爆薬の材料を集めたのか。
米国の新聞はアルカイダとの結びつきを示唆しているが、どうも方向は違ったようだ。
ボストン爆破事件の犯人は米ロの諜報戦の中に巻き込まれている。
4月25日日経は次のとおり、報じた。「ボストン爆破容疑者(兄)についてロシアの情報機関から警戒
コメント
コメントを書く映画みたいな話しですね。
ビンラディンもCIAとのつながりがあったそうですし、イラクだってイランに対抗する勢力としてアメリカ政府はずっと支援してきたんです。
こういう風に利用するだけ利用して切り捨てる政府なんですよね。アメリカ政府は。
そういう国を古賀さんみたいにおめでたく崇拝している日本人。。。
爆破前にアメリカのアニメ『Family Guy』の主人公がボストンマラソンを爆破テロするシーンが出てきました。しばらくyoutubeにあがってましたが削除されたようです。。。
戦争屋のアメリカは威勢良くイラク・アフガンに攻め入ったものの思う様な成果は上げられなかった。そこで意表を突くようなボストン・テロを起こし、今なおイスラム警戒をしなくてはならないと警鐘し、アフガン戦費の正当性を議会・国民に知らしめようと画策した。チェチェンの兄弟のうち、首謀者は「死人に口なしの褒美」を与えることは最初からのストーリー。爆破で死亡した8歳の白人の子どもは、大アメリカにとっては「大事の前の小事」なのでしょうね。
私もスパイ小説や陰謀説を読むのは嫌いではないが、庶民の一人として、「それがどうした」という気持ちもある。各国に情報機関や機密機関があるのはたぶん本当であり、それが世界歴史に関わったことも否定はしないが、それらは世界歴史の大きいうねりの中のさざなみに過ぎない。ちょうど日本企業の先兵である駐在員がいくら頑張っても、当該企業、ひいては日本国全体の実力以上のことはできないのと同じ。先兵である当人たちは大いに生きがいを感じているだろうが。これは外交官などにも当てはまる話ではないだろうか。イスラム諸国対先進諸国の関係、米国という国家のあり方の問題が主であろう。Interesting to read, but so what?