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日本国民には情報提供を制限する。しかし米国には提供する。属国の極みでないか。
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日本国民には情報提供を制限する。しかし米国には提供する。属国の極みでないか。

2013-11-25 07:16
  • 6

 

秘密保護法は、日本発でない。

 そもそも日本はどこまで秘密を守るという気持ちがどこまであるか。

 少なくとも安倍政権にはない。

 スノーデンの暴露によって、米国の国家安全保障局(NSA)が日本を盗聴していることが判明したにもかかわらず、これに対する反応は低い。

 メルケル首相は、オバマに直接抗議を行い、オバマは「今後行わない」と確約した。

 オランド仏大統領は10月21日、オバマ大統領に電話で抗議し「同盟国、友好国間のこのような行為は容認できない」とし、情報収集については両国間で範囲を限定すべき「このような状況では正常な米仏関係は持てない」と抗議した。

 メキシコ大統領は訪米を中止した。

 これに対する日本の反応はどうだったであろうか。
 「小野寺防衛大臣は、”あくまで報道。米国政府がそのようなことを言っているとは承知してない。同盟国間も含め、様々な友好国との信頼を傷つけるような行為は

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孫崎さんの言葉「集団的自衛権で米軍と一体として行動することが想定されるから特別の法律を必要としている」に尽きているといえます。
自民党の先輩たちが築き上げた尖閣問題の棚上げを、中国の挑発行為に簡単に乗ってしまったことを時系列で列記してみた。
① 前原氏の中国漁船拿捕 後処理を考えていれば政治家であるが、欠けているため釈放してしまった。
② 石原前都知事の挑発的都有化に乗って、見事に野田前総理が国有化してしまった。
③ 棚上げを解消するような発言を安倍総理が繰り返し、敢えて中国の挑発に乗ってしまった。
* 政治家は挑発に乗っても後処理をきちんとできる構想があって乗るのであれば理解できないでもない。しかし、一連の政治家の行動は無責任であり、後処理は、米国に一任する始末、全くみっともない子供じみた政治家たちといえる。戦後先輩たちが苦労をして勝ち取った独立国としての尊厳を一気に失墜させてしまった。
世の中の風潮が、平和をむさぼり、無気力であり、戦うという精神が全く欠如し、最後は米国に頼る、国に頼る、親に頼る、生活保護に頼るなど「頼り症候群」が列記されような状況になっていると見るべきなのでしょう。

No.1 126ヶ月前

>>1
孫崎さんの「秘密保護法は米軍にいわれてするものである。秘密を日本国民から隔離することを意図している」という分析はたぶん正しいでしょう。そしてそれは、日本が安全保障上、米国とほぼ一体化の途を選択していることに深く関与しています。現在の日本の防衛技術はほぼ全面的に米国から支給・供与されたものであることは、私が今まで申し上げてきたとおりです。だとすれば、米国からの支給・供与条件の一部として、

軍事機密を守ることは被支給・供与国の契約上の義務であることは容易に想像できます。そのどこがいけませんかね。
Tsutomizuさんは「世の中の風潮が、平和をむさぼり、無気力であり、戦うという精神が全く欠如し、最後は米国に頼る」ことになっていることを、けしからんと思っていらっしゃるようですが、国防なんてくだらないことは、米国という親分に任せておけばよいでしょう。世界中のほとんどの国家は、国防の面からみると、ヤクザ集団の中の暴力実行隊と同等な暴力組織を持っています。米国の国防省や日本の自衛隊のポスターがいかに気高い、美しい顔つきの青年男女で飾ってられていても、いざ、戦争になれば彼らは悪鬼、狂人のような人殺しになるのです。すなわち、国防省も自衛隊も煎じ詰めれば殺人組織、すなわち暴力団なのです。そう考えれば、「戦うという精神が全く欠如」しているのはむしろ正常ではないでしょうか。すれとも、今の日本人の中には、コンピュータゲームにはまりすぎたため、ボタンを押せばぱっと敵は消えるという感覚で国防を考えているのでしょうか。

No.2 126ヶ月前

>>oldjap さんへ

あなたの考え方は、あなたの考え方であり、私の考え方は私の考え方であり、どれが正しくどれが誤っているというものではありません。個別に考え方は是認されるものです。ただ、私は、孫崎さんのご投稿の主旨に沿って、私のコメントをしており、あなたの考え方に、反論などコメントすることはいたしません。あなたは、あなたの考え方でコメントされており、それで良いのではありませんか。ただ、綜観的に一言申し上げるならば、他人のコメントにこだわりすぎ、ご自身の主張というより、体制側の視点に限定され、米国、安倍政権、原発にこだわりすぎている様な気がしています。

No.3 126ヶ月前

秘密保護法は、米国の指示で、米国の法律に準じてつくられているという。だがお手本にした米国で、ウィキリークスなどで暴露されているのは、すでに時代に適合していない証拠である。
米国の場合は、情報公開の原則があって、限定され、検証可能な状態での秘密の確保だが、日本では書類を破棄するなど、検証不可能な秘密保護になる。これでは北朝鮮以上の暗黒国家になってしまう。
日本政府が法案を作るのとタイミングを合わせるように、ツワネ原則が発表されている。その原則と正反対の法案が期待した効果を上げることは有り得ないだろう。

No.4 126ヶ月前

>>2
「軍事機密を守ることは被支給・供与国の契約上の義務であることは容易に想像できます。そのどこがいけませんかね。」全くその通りですよ、「容易に想像」どこじゃなく当然です。民間企業間だって守秘義務(Confidentiality)や非開示(NDA)契約等は必須です。だけど今回の特定秘密保護法案は米国から言われるままに日本と言う国家が主体性も無く“集団的自衛権”遂行の為に法制化し行政府の長の一存で秘密事項を指定し60年後まで国民に一切知らしめず、危機を感じたジャーナリストや一般人が秘密を入手したりリークしたり、協力しただけでも重い刑罰を課される事ですよね。「国防なんて下らない事は、米国という親分に任せておけばよいでしょう」などと呑気におっしゃいますが、所詮米国は自国の国益が第一で日本国民は何も知らないまま意に沿わない方向にもってかれたのではたまらない(という不安)ですよね。そもそも国とは自国民に情報を公開し不安を払しょくし、安心感を与えべきだと思うのですが。

No.5 126ヶ月前

tsutomizuさんへ -我々は互いに自分の考えが正しく、議論の相手が間違っていると思うから議論するのであり、同意見なら議論にはなりません。日本人は「エールを送る」なんてことをするのが好きな国民のようですが、私が発言するのは、自分と異なる意見を見つけたときだけで、自分と同じ意見に対してはわざわざ同意見だからと言って、おだてたり、涙を流して喜ぶようなジェスチャーしません。(「エール」の語源はYell、即ち怒鳴ることのようですが、変な日本語ですね。)
私の発言について「体制側の視点に限定され、米国、安倍政権、原発にこだわりすぎている様な気がしています」とおっしゃいますが、特定の話題についてたまたま政府の方針と私の意見が一致しただけで「体制側の視点に限定」と仰るのはあなたの推測と誤解に過ぎません。ちなみに私は原発賛成であり、日本が米国と安全保障で協調することに賛成です。

のぶたろうさんへ -「米国から言われるままに日本と言う国家が主体性も無く」と仰るが、日本国政府はその外交方針として関係する課題(例えば安全保障問題)について米国と協調すると(主体的に)決定しているのであり、主体性が無いと判断するのは謝りです。と、私が思うのは、軍事技術的に日本は現時点で米国と離れて独自の技術開発をすることは荒唐無稽に属する考えだと思うからです。これはWWIIで敗戦したことに始まった事実から由来している状態なのです。今の日本人は不安病という膠原病にかかった状態ですね。原発も安全保障も不安。地震もふあん。自分の職業も不安。夫婦仲も不安。子供の成長も不安。食品も不安。健康も不安。何でもかんでも不安がっていればいっぱしの大人と言われるかと勘違いしているんでしょう。そんな人間は生きていくのがさぞかし大変でしょうね。

No.6 126ヶ月前
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