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クリミア情勢で米国は如何なる対応が出来るか:選択は限られているとの論の紹介
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クリミア情勢で米国は如何なる対応が出来るか:選択は限られているとの論の紹介

2014-03-02 11:08
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ロシアはクリミアに軍を派遣した。オバマ大統領は「ロシアは軍事介入したらその対価を払わざるをえない」と警告した。しかし、米国はどこまで厳しい対応を取れるか。本年6月に予定されるソチでのg8NO会合不参加と言う選択はある。

 クリミアはロシアの“勢力圏”という見方もある。

 米国は外交関係ではロシアと協力せざるをえないものを多く抱えている。

 今後様々な動きがあるであろうが、その中でクリスチヤン・サイヤンス・モニター紙は1日ニッカーボッカー(Knickerbocker)の「ウクライナの危機、オバマの選択肢は限られている」を掲げている。参考までに紹介する。

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 オバマ大統領はもしロシアが軍事介入すればロシアは対価を払わざるを得ないと発言した。その中にソチでのG8参加見合わせもある。しかし、米国は(核大国同士で)ともに関係を維持し

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「対価を払わざるを得ない」という言葉をそのまま素直に解釈すると、米国の対応問題でなく、ロシアに対応問題が発生するということであろうか。ウクライナ問題に対して、ロシアが先頭に立って解決しなければならないといっているように見ています。現在米国一国主義は、中国の台頭もあり、通用しないし、冷戦逆戻りのような経済制裁などは核大国に対して出来るものではない。G8不参加などは、多国籍企業などの手足を縛るようなもので、不可能事でしょう。現在、イギリス、ドイツと話し合いを進めているようなので、紛争解決をロシアに預けると考えるのが妥当なように思っていますが、どのように展開するでしょうか。

No.1 128ヶ月前

アメリカのオバマ政権で、重要な位置に居るヌーランド国務長官補の通話記録が暴露されました。
米国のヴィクトリア・ヌーランド国務長官補とジェフ・パイエト駐ウクライナ大使の電話会話が物議を読んでいるようです。
この通話記録が公開されたのは2月上旬なので、ウクライナの政権が転覆する前の時期ということになります。ちなみに、ジェニファー・プサーキ国務省報道官らは、この通話記録を本物だと認めました。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1925.html
この中に投稿動画があります。
ちなみに、ヌーランド国務長官補の夫はロバート・ケーガン、ネオコンの代表的論者。
オバマ政権は何がしたいのでしょう。

No.2 128ヶ月前

孫崎先生、今回のウクライナ紛争は、日本に天佑でないかなと思います。この好機に日本がロシアとの北方領土問題を棚上げにし、自治特区として日露の緩衝地帯にして日露の友好条約を結び、日本が外貨をロシア経由でウクライナに回し、日本に必要なサハリンの天然ガスをパイプラインで日本に持って来る経済条約を結べば、ロシアと日本はウィンウィンになる可能性が大きいと思います。
今、ロシアは金が無く苦しいのでウクライナの財政支援が出来ない。EUやアメリカも金が無く出来ない。中東だけに頼る日本のエネルギー資源調達を多角化させるのは必須。中東で有事があればエネルギーの安全保障が脅かされます。パイプラインでと安価にガスが買える。脱原発に必須です。
日本がロシアと結べば、超大国のアメリカと中国へのけん制にもなります。
アメリカは中国をダシ使い、TPPの不平等条約を結ばせようとした可能性があります。
両超大国にちゃんと意見が言えるためにはロシアとも外交を結ぶ必要があります。

そして一番いけないのはIMF経由でウクライナ支援に金を出す事です。
感謝されずにダダのATM扱いで馬鹿にされるだけです。
IMFに出す金も血税と同じです。日本は有効な金の使い方を探るべきと思います。
先生の色々な番組を観た末、一庶民が今回のウクライナ紛争で思った感想です。
一庶民が思う位だから政府の一部は考えていると思います。
これを邪魔して来るのはIMFの有力国アメリカ辺りかも知れません。
お前は、ATMだけの存在だと。

No.3 128ヶ月前
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