日本が集団的自衛権と言う制度を持っていれば確実に自衛隊がアフガニスタンで戦っていた。
犠牲者は次のとおりである。
米国―2325名、英国―453名、カナダ158名、仏―86名、独―54名等。
これらの犠牲で何を達成したか。何の成果もなく、混乱をもたらしただけで米軍等は撤退する。
アフガニスタンでの参加は架空の話ではない。
福田首相の時に米国から激しい要求があった。
私は福田首相の突然の辞任は、この要求と関連しているとみている。
『戦後史の正体』での関連部分。
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福田首相については、特別の理由でふれておきたいと思います。それは「ウィキリークス」が、福田首相と米国のあいだで起きた軋轢を暴露したからです。
外交文書の公開は、基本的に三〇年後です。それまでなかなか実態はわかりません。しかし二〇
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福田さんのお話を読みながら、先人たちの知恵に感心しないわけにはいかない。
昔は、政権を目指さない社会党が一定の勢力を誇っていましたが、平和を目指す政党の力を対米外交にうまく利用していたと見ることもできます。現在は平和を目指す政党で政権に影響力を保持しているのは、公明党である。自民党に公明党が頑張って米国要求をはねのけるバネにできればよいのですが、石原グループとか、みんなの党とか、民主党の自民党後援隊など、米国要求を積極的に受け入れる議員が多くなっています。この人たちは、米国依存と独立した軍備を目指すグループが入り乱れているが、戦争のできる国にしようということでは変わりがない。時代の流れでしょうか。一番大きな分かれ道になる点は、米国依存を脱しようとする勢力が簡単に力ナショナリズム的力を持ちかねないことです。
もっとがんばってもらいたかった!福田内閣!
それにしても、何が今の政権を作ったのかわかるような気がします。
今の政治状況を嘆く私たちにとって、まず断罪されるべきは私たちの無知です。
このお話を聞いてね、私の知り合いの極道の方のお話とそっくりでびっくりしました。上納金と凌ぎの関係です。米国が上納金を求め日本が凌ぎでそれに応える。極道の世界より、国際関係、暗いですね。これって共和党、民主党、関係ない。米国そのものの存在の本質。無辜の国民の一人としてどうレジスタンスするか、難しいチャレンジです。
こんな話を孫崎氏から政局の裏話として聞かなければならないということが、民主主義政治が行われれいないことの証拠だ。もちろん、これは日本だけのことではない。こんなことで日本人が日本の政治を批判し、日本の政治家や日本の政治の程度の低さを言い募って自己嫌悪に陥いり、自分だけわかったつもりになっているのは馬鹿げている。アメリカ人にブッシュ政権のやったことを聴けば全く同じような批判が聞けたはずだ。要は、民主主義というのは絵に描いた餅だということだ。
いい加減に目をさませ。民主主義なんてものはどうせあんたの思うようには働かない政治機構だ。じゃあ、他に何か良い仕掛けがあるかって?そんなものがあるわけがない。人間社会ってその程度だ。悲憤慷慨して、自分を持ち上げていい子になったつもりで遊べばいいじゃないか。
さらに言えば、孫崎氏はあんたのような人をカモにして本を書いたり、テレビに出て、金を稼いでいるだけだよ。
>>5
あんたとは俺のことみたいだな。孫崎さんに氏がついて少しは位が上がったか。いろいろご苦労さん。
ファニーメイの話は結構言われていましたよね。でもどうしてやめれば解決する問題なのかよくわからなかった。やめてもやめなくても根本的な状況は変わらないのならやめずにがんばればよかったのでは?
ということでold japさん、民主主義は不敗の機構なのですよ。カモにしたつもりでお金を稼げるのならいいのではないですか?同じように演劇を見てトリックを学べるのならそれは有用なのです。同じことを繰り返しているようで同じ時間はこの世には存在しません。カモしたつもりが自分がカモになって飛んでいたりしてね。
時代がどんな状況でも結局生きている人間にとっては大したことではない。生きている人間は自分がやるべきことをして、その結果を持って帰ればいいだけ。試験に合格しなくても時代は動いているし、自分が望もうが望むまいが進むべき方向に進んでいるはず。僕は逆に面白い時代を生きていると思っているのですよ。客観的には絶望的でも。
でもやはり福田さんは無責任です。
それは福田さんのあとはだれが総裁になりなにをやっているのか
それでわかります。
oldjapさん、わたしは孫崎さんの稼ぎはまだまだすくなすぎる。
もっと彼の稼ぎが多くなればいくらかでも日本はよくなる。
そう思っています。
もっとも民主主義にたいするあなたのシニシズムには賛成。
中華人民共和国にたいする昨今の日本のマスコミの民主化圧力には
激しい憤りを感じています。
民主化された中国はモンスターです。
巨大なイスラエルです。
選挙では候補者は対日強硬発言を競うでしょう。
中国共産党は非常に冷静です。
それが頼りなのに。
民主主義なんてものは結局のところ政治家にたいして
「おれが悪い政治家だってか、だとしてもおまえらが
選んだんだからな」といわせるだけのシステムです。
アホでズルい政治家を国民公認のアホでズルい政治家
とするシステムです。
岡崎久彦が安倍政権にたいする批判のことを言ってますよ。
「国民が選挙で選んだんです。しかたないでしょう」。
こんな制度が腐敗だというのですから、ま、人類の将来も
たいしたことはないでしょう。