日本が集団的自衛権と言う制度を持っていれば確実に自衛隊がアフガニスタンで戦っていた。

 犠牲者は次のとおりである。

 米国―2325名、英国―453名、カナダ158名、仏―86名、独―54名等。

 これらの犠牲で何を達成したか。何の成果もなく、混乱をもたらしただけで米軍等は撤退する。

 アフガニスタンでの参加は架空の話ではない。

 福田首相の時に米国から激しい要求があった。

 私は福田首相の突然の辞任は、この要求と関連しているとみている。

 『戦後史の正体』での関連部分。

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福田首相については、特別の理由でふれておきたいと思います。それは「ウィキリークス」が、福田首相と米国のあいだで起きた軋轢を暴露したからです。

 外交文書の公開は、基本的に三〇年後です。それまでなかなか実態はわかりません。しかし二〇