A事実関係
西日本新聞より
「14日に投開票された衆院選の鹿児島1区と3区で、鹿児島市選管が候補者の中間得票を誤って発表した。
1、3区とも14日午後11時半~15日午前0時にそれぞれ4回発表し、1区は当選と次点の候補者の得票が逆に。発表は各陣営の支持者への報告や、マスコミの開票速報に使われた。報道機関の指摘で発覚した。
市は、県選管が作成したひな型にコンピューターで集計した得票を届け出順に自動入力した。市選管は「解散が取りざたされてから投開票まで期間が短いこともあり、チェック作業が不十分だった」。
説明:発表資料のひな型を作成した鹿児島県選管が届け出順に記載すべき候補者名を届け出順にせず、市選管が見逃したのが原因という。
B:解説
ここでいう当選者は自民党のやすおか候補であり、次点は民主党の川内ひろし氏である。
4回発表の結果はNHK(鹿児島
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県選管と市選管の発表資料が直結し、候補者に背番号があれば間違えることが無い。コンピューター自動化していても、人間のチェックミスによって引き起こされた初歩的なミスであるが、当選落選という重要な結果が間違ってしまうということの典型的な事例なのではないか。
「選挙する国は民主主義国家で選挙しない国は非民主主義国家だ」というレトリックは米国や日本が唱える呪文みたいなものです。しかし、今やそういうレトリックは成立しなくなりましたね。米国の選挙ではかなり以前から票集計に暗い要素がありますね。日本も米国から学び始めたんでしょうか。
米国では全てが「MONEY CAN BUY」と断定しても間違っているとは言えない。そう、全てがそうなんです。政府も人民の意思も、全てが市場に上場される国だと観た方が圧倒的に分かり易い。そういう国のマネは絶対良くない。従うのはもっと悪い。