沖縄は変わった。

過去の構図は「県民の反対には強いものがある」「しかし、県民が選んだ知事や国会議員は賛成に回り、政府などは「沖縄県民の意思を尊重している」と言えた。

これが変化したのはまず、辺野古の地元名護市長選挙である。2014120日、辺野古移設に反対を訴えた稲嶺氏が再選を果たした。稲嶺進氏19,839、対立候補の19,839票で大佐であった。選挙期間中、自民党の石破茂幹事長は500億円の振興基金構想を表明したが効果はなかった。金で懐柔する従来型選挙が失敗した。    

次いで沖縄知事選挙である。2014年11月実施した。

現職仲井眞弘多知事は「辺野古へ移転が現実的」との姿勢をだし、「反対」の翁長氏が勝利した。翁長氏360,820票、 仲井眞氏 261,076票と大佐である。

更に2014年12月実施の衆議院選挙で翁派の全小選挙区で辺野古移転反対の候補が勝利