ブルームバーグは「7日の英総選挙ではキャメロン首相率いる保守党が最も多くの議席と票を勝ち取るとの見通しが、ブックメーカーのオッズ(賭け率)で示された。ただ、次期首相には労働党のミリバンド党首が就任するとの見方が優勢となっている」と報じている。これだけ見ても、英国政局の混乱が予測されるがこれへの解説。The Huffington Post掲載、「誰もが理解すべき7つの視点Seven Things Everyone Should Understand About the UK Election」の主要論点。
7日英国は総選挙にいく。
次期首相が(労働党)になるか誰もわからない。
労働党、保守党ともに世論調査では33%の支持。
次期首相がキャメロン(保守党)になるかミリバンド(労働党)になるか、誰もわから
1:すべてが失う
伝統的には英国の総選挙は保守党、労働党のどちらかが大勝。
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どこの国民であろうが、民意が多様化し政局が混乱するのは、健全な姿ではないか。現在の日本のように、自民党一党に集中し、寄らば大樹の陰ならぬ補完政党はあるが、野党のない体制政治は正常ではない。
今、地球が抱える大問題は第三次世界大戦のリスクがハイスピードで高まっていることです。それを裏付けるものとして
1.米国とNATOがウクライナ西部を拠点にしてロシアと戦端を開く準備を着々と進めて居る。
2.イスラエルはイランに対して先制攻撃を行う可能性がこれまで以上に強まっている。イスラエルのネタニアフは米議会でそのことを宣言し圧倒的支持を得て居る。
3.日本が集団的自衛権を頼みにして中国と事変を起こすことが現実性を帯びてきた。
かかる緊迫した世界情勢の中で米国への従属度ナンバーワンの英国の政治が大混乱に陥ることは米国の好戦性に冷や水を浴びせかけることになり大戦リスク軽減につながり歓迎さるべきことだと私は思います。
英国のAIIB参加は現在の米国との距離感を示していると思えますが、今回の選挙ではテーマとして取り上げられていないのでしょうか?
「結論、混乱」―孫崎君も民主主義の限界が分ってきたようですね。