安倍首相は訪米の際、「この夏までに必ず実現させる」と述べている。
ここで、自衛隊の海外派兵が可能となった時に、米国要請にどこまで抵抗できるか考えてみたい。
国内的には「新三要件」がある。
2014年7月1日の閣議決定「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」[1]および内閣官房の「『国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について』の一問一答 」[2]により次のように定義されている。
我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること
これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと
必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
では
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マケイン上院議員の言動は凄まじいですね。アウトローそのものの言動ですね。でも、安倍氏が相手なら、マケイン上院議員が逆にうろたえるのじゃないでしょうか。とにかく熱狂的なネトウヨの神様ですし。彼は米国の尻尾を掴んで離さず、中国との戦争、ひいては第三次大戦にまで米国を引きずり込もうとするのではないでしょうか。彼が日本にとっての戦争リスクであるだけでなく、米国にとってもロシア、中国、イラン、北朝鮮よりも大きなリスクになり得ることに米国人は気が付いていないようですね。彼は世界でも指折りの歴史修正主義者なんです。
安倍首相は、米国という桃太郎からキビダンゴをもらって、鬼ヶ島へ鬼退治に行く約束をした犬か猿でしょう。
でも、実際に鬼退治に行くのは安倍本人ではなく「自衛隊員」です。かわいそうな自衛隊員は、鬼の必死の抵抗を受けて命を落としたり、重傷を負ってしまいます。
もっとかわいそうなのは、鬼ヶ島の鬼(イスラム教徒)です。信じている宗教が違うだけで、「鬼」と決めつけられてしまうのです。
アメリカやヨーロッパでは、イスラム教徒が鬼であると信じさせるため、風刺画という手法で、洗脳に努めているのでしょう。
キリスト教徒が、イスラム教徒を誹謗することは筋が通ると仮定しても、日本人にはイスラム教徒に、何の遺恨もないのです。それなのに、キビダンゴをもらっただけで桃太郎の命令で、イスラム教徒を殺しに行くバカな犬は、「正義の味方」と言えるでしょうか。
孫崎先生のご指摘どおりです。集団的自衛権の行使を容認してしまえば、もう日本は断ることができる筈がありません。
たとえば、1991年の湾岸戦争で、米国ブッシュ大統領から日本に対し、度重なる自衛隊の多国籍軍参加の要請があったのを、当時の海部首相は憲法9条の存在を理由に断ることができました(その代わり130億ドルの支出を余儀なくされましたが、それでさえ、「日本は金だけ出して、人を出さないのはけしからん」との非難を受けました)。
でも、今後はもうそうした言い訳が通用する訳がありません。
まさに、安倍晋三が平和な日本を滅ぼすか。
、
強いものと対抗するには、弱いものは固まるしかない。日本、日本人は、弱い者という段階以前に、隣近所の近隣国と仲良くすることより、優越感のほうを重要視する。黄色人種の隣近所より、白色人種に身を寄せていたほうが、経済的に有利に展開できる間はそれで通用したが、隣近所の黄色人種の中国が米国以上の力を持ち出してきた現在は、今までのいき方が正しいかどうかわからない。中国が、技術力、経済力など日本の力を評価している間は、米国と中国の間を適当に泳いでいることはできるが、数年のうちに深刻な欧州現象が具現化してくるのでしょう。世渡り巧みな日本人は、巧みに中国の船に乗り換えられるのでしょうか。乗り換えをスムーズにするためには、米国に接近しすぎないことが大切であるが,安倍政権のかじ取りは、将来の日本を縛り付けるものであり、米国に従属するというより、米国の日本州化を進めるものとしてみるべきでしょう。