・日本、ドイツはともに第2次大戦で敗れた。そして各々奇跡の経済成長を遂げた。しかし、最近世界においては、ドイツの評価が高く、日本の評価は低い。まずその実態を見、なぜそうなっているかを考えてみたい。
・ドイツは経済大国である。
しかし、経済規模からいけば、今日、日本はドイツより大きい(2014年)
1位 アメリカ 17,418.93(単位10億ドル)
2位 中国 10,380.38
3位 日本 4,616.34
4位 ドイツ 3,859.55
・フォーブス誌は毎年「世界で最も強い人物」を発表し、2015年は次のランキングである。
1位:プーチン
2位:オバマ
3位:習近平
4位:ローマ法王
5位:メルケル
安倍首相はなんと63位である
・BBC、世界主要国での好まれる国ランク
コメント
コメントを書く米国のネオコン・シオニズムの世界各地で活発に展開する内政干渉が最も成功している国が日本です。だってそうでしょう。安倍政権はネオコン・シオニズムの世界戦略を最もよく理解し、いざとなれば、2週間で核兵器を保有し中国や北朝鮮を叩く潜在力を保持し続けることを川内で核発電を開始することによって明らかにしたわけですから。このことは日本以外の全ての諸国が認識するところです。恐らく安倍氏は米国、中国、ロシアと肩を並べる超大国に日本を造り変えることを本気で考えているのでしょう。
メルケルさんはネオコン・シオニズムの凄まじさを目の当たりにして深く考えることがあったんじゃないでしょうか。ネオコン・シオニストの中東での非道な破壊工作、ユーゴスラビア崩壊時の満州関東軍顔負けの誤情報連発、無実の大衆の虐殺、ポーランド、西ウクライナのネオナチの凶暴性を助長するネオコン・シオニストの動き、そしてキエフのクーデタ等々からネオコン・シオニストの核戦争をも辞さないおどろおどろしさ、その本気度を確かめたからこそ、メルケルさんならではの政治姿勢が出来上がったと私は思っています。
続く
まだまだ日本人の思考が内向きで、考えに世界性がないからだと思います。たとえば今朝、国際宇宙ステーションのニュースがありましたが、「油井さん『日本人のパワー見せたい』」という新聞の見出し。オリンピックじゃないんだから。
国際宇宙ステーション計画(ISS)は15カ国が協力する国際プロジェクトです。ISS運用に必要な物資の輸送は、ISS計画の参加各国 が分担して行なっているのです。宇宙ステーションの構築にはロシアも大きく貢献しています。
随所に見せる島国特有の考えの狭さ。かつてライシャワー駐日大使が「日本も国際社会のメンバーであることを忘れないでください」といった言葉を思い出します。
もちろん、日本人飛行士が活躍するのはうれしいことです。しかし、もう少し大きく物事をとらえることが出来れば、「日本人のパワーを見せたい」ではなく、もっと違った言葉、国籍を超えて、人類としての思いが出てきたと思います。
「おしいかな。その大ならざるや。なんぞ日本のみに限らんや」という言葉を、油井さんに贈りたいと思います。
例えば職場で、上司にはゴマを擦り、同僚には威張り散らす社員がいたら、周囲から信頼されるだろうか。
国だって同じことだろう。
日本政府は、強大な米国には何でも言いなりだから、「米国は日本を高く評価しているはず」と信じているようだが、アメリカ人の気質はまるで違うのだ。
アメリカ人は、自力で新大陸を開拓し、民主国家を建国した民族である。すべての行動は自分で考え、結果にも責任を持つことが当たり前なのだ。現政権のように、原発再稼働も、TPPも、米軍基地も、戦争法案も、他国に言われたことを、議論もせずに従属して、その結果がどうなろうとも責任を取らない者は、最も軽蔑されるのだと思う。
>>4
続き
そしてメルケルさんはロシア人が西欧とは全く違う誇りある価値観を保有し、その価値観にネオコン・シオニズムは全く太刀打ち出来ないことを明確に知ったと私は思います。因みに、現在、ロシア国民の88%がプーチンを支持しています。残りの12%はネオコン・シオニストを叩き潰せという過激派なんです。ロシアの大衆は非道邪悪なネオコン・シオニストの正体をエリチン(ネオコン・シオニストの傀儡)の失政で知ってしまったのです。そういうロシアの実相をメルケルさんは知っているのです。
世界は恐らく第一経済文化圏、第二経済文化圏、第三経済文化圏、その他と4つのブロックが平和共存する方向に向かうでしょう。第一経済文化圏は中国・ロシアが中心になって相互扶助を中心理念にしてそれにシンパシーを感ずるアジア・アフリカ・南米諸国が構成する。今の国連みたいなものです。第二経済文化圏は西欧諸国家群です。第三経済文化圏はイギリス、カナダ、合衆国、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエルで構成されます。そして、その他は日本や北朝鮮が所属することは間違いありません。
はっきり言えることは安倍路線の先にはボナンザ(金鉱脈)はないということです。
> メルケルは米国にははっきりものをいう。
アベも米国にはっきりものを言う-「日本の富と国民を米国に差し上げます」と。
> 日本の評価は低い...日本と言う国は、今や米国に追随するだけである。世界に発信するものがない。
日本の大衆音楽には意味も無く英語の曲名だったり、サビになると何故か英語に切換るものが少なくない。
「I love you~♪」とかなんとか。
例えば米英の歌手が英語で歌っていて、サビになったらいきなり日本語で「オレはお前が好きだぜぇ!~♪」
などと叫んだら日本人は抱腹絶倒だろう。
一事が万事この調子では、日本が評価されようがない。
うん、でもほんとうに才能があるミュージシャンはそれは
しませんね。
それをするのは2流3流です。それと韓国ミュージシャンは
やたらやります。
わたしの若かりし日々の神々、陽水も拓郎もユーミンも
オフコースもそれはやらない。
よい時代でした。
ドイツの方が日本よりも人気があると言うのは、世界の大衆に聞いた場合のことでしょうね。大衆と言うのは、どこの国でも、余り自分では考えず、メディアなどで読んだり、聞いたりしたことの受け売りを自分の考えとしているだけではないでしょうか。もっと深い思想に触れると違った考えがあることがわかるでしょう。たとえば、今月の文芸春秋には、フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッド博士との対談「ヨーロッパは三度自殺する」を読んでごらんなさい。ドイツが率いるユーロ圏がどのような問題に直面しているか、また、それが単なる通貨問題に関する技術論ではなく、ドイツ人と言うグループのもつ根本的な問題点であるということ、ギリシャの経済危機にかんするドイツの妥協を許さない態度が結局、ギリシャのEU離脱、その結果、ドイツとそれを取り巻く3国と、その他のヨーロッパ諸国、すなわち、フランス、イタリア、スペイン(そして多分英国)のEUの南北2分化を招くであろうと、博士は述べています。Emanuel Toddは2015年3月には'The Fourth Reich': What Some Europeans See When They Look at Germany”という、今回のテーマに直結する記述も発表しており、また、2014年初頭には日露の接近を望ましいとし(ロシアは現在対米問題において世界の安定化に寄与しているから)、また、一方では、日米の軍事経済的な協力関係は中国の暴走に対する歯止めとして充分な力を持つ元として、歓迎する展望を発表している。ドイツが良い、日本はダメと言う議論だけが世界の主流だというのは、余りにも勉強不足であろうし、さもなければ、孫崎君はどうしてもそういう結論にしないと商売上都合が悪いのだろう。
同じ文芸春秋2015年9月号の巻頭随筆欄では、「なぜドイツ人は嫌われるか」という題目で、ややからかいの目で書いていますよ。彼女によれば、ドイツ人は騙されやすいと自分で思いこみ、極度に他国人への猜疑心がひどく、警戒感を持つ国民だと言うのだ。ユダヤ人600万人を殺戮したのも、この猜疑心、警戒心が1つの原因ではないかと言うのだ。私自身、アメリカに住んでいた頃、お向いさんの診療医師の方に、うっかり彼がドイツから第二次大戦前に米国に移住してきたことを知りながら、ドイツ語の読み書きができるのだからドイツに対して親近感を持つでしょうねと言ったとき、物凄く反発された事を思い出す。当分、彼らは恨みを忘れないだろう。
まあ、やっぱり孫崎氏君はいかに日本の政治家や官僚が良くないか、政府がだめかという、お話でそういう話が好きな人を引き付けたいのでしょう。それが、彼の存在価値であり、それで収入を得るのが一番楽だと覆っているのでしょう。実は、日本人は、実業家、あらゆる専門職、学者、などどれをとっても、世界でどちらかと言えば、良い方でしょう。そう思えない人は、ご自分を省みて自信が全くなく、自己嫌悪に陥っており、自分と同じ程度まで、他人を(日本人を)引きずり降ろしたいという欲望があるのでしょうね。
いかに日本の政治家や官僚が良くないか、なんて話は
すきでもなんでもないけれど、それが事実で日本の将来の
大きなリスクなのは事実なのでそれは仕方ないでしょう。
孫崎さんが金儲けに走るのなら宮家某のように自民党と
外務省の代弁者になったほうがよほど楽でしょう。
地上波からもやたらお呼びがかかるし。
講演会のギャラもずっと高額でしょう。
ま、なぜ孫崎さんがメルケル・ドイツなどをそんなに持ち上げるのか
という不満はわたしにもあります。
ただ理由はoldjapさんとは異なり、ドイツ連邦軍をNATO域外にまで
派兵して米国の戦争を手伝い、現地のひとびとと自国兵士を殺している
女などを、ということです。
それならなぜ安倍を批判できるのかということですね。
ここにコメントするひとたちにメルケルファンが多いのもふしぎ。