ヨハン・ガルトゥングは平和研究、紛争研究の開拓者として知られている。このヨハン・ガルトゥングは安倍首相の「積極的平和論」を「盗用と厳しく批判している。
A:事実関係:
1:23日琉球新報報道
「平和学の父」として世界的に知られるヨハン・ガルトゥング氏は22日講演に先立ち、新基地建設が進む名護市辺野古を視察し「安倍首相は『積極的平和』という言葉を盗用し、私が意図した本来の意味とは正反対のことをしようとしている」と政府姿勢を批判した。
講演では、集団的自衛権について「時代遅れの安全保障」と、世界の潮流に逆行すると断じた。その上で「北東アジアの平和の傘構想を沖縄から積極的に提起していくべきだ」と強調した。
世界の趨勢は軍事基地をなくしていく「新しい平和秩序」に向かっているとし、ヨーロッパ共同体(EU)や東南アジア諸国連合(ASEAN)などに遅れて北東アジアも2020年には共
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コメントを書く「米国の罠」の未解決領土問題をどのように解決するかが、確かにポイントなのでしょう。解決しようとすると、日本人の顔をした心は米国人が強烈に邪魔をする。この人間たちが動けないような解決策が求められるのでしょう。尖閣、竹島などは冷静に対処すれば、「棚上げ」でなくても、共同管理の島にすることは可能である。そんなに難しいことではない。政治家の信念によって、米国の介入を排除できるかどうかにかかっている。北方領土は現実的に多くのロシアの人たちが暮らしており、共同管理運営するシステムをどのように構築できるかにかかっています。
沖縄は、お話のように、「基地の島」から「平和の島」、北東アジアの「政治拠点」に大きく転換できれば、北東アジア共同体も夢ではない。
大きな問題は、
米国に従属し、米国からの指示筋書道理動いて何が悪いと開き直った防衛大臣の答弁の姿を見ていると、また、防衛大臣の答弁におろおろしている安倍首相の姿を見ていると、この国は、すでに米国をかさに着た防衛大臣のほうが権力を握っているような雰囲気である。集団的自衛権は、国民運動で、絶対阻止しなければ、この国の将来が危ないと思わざるをえません。
ヨハン・ガルツングさんのご意見は100%正しいと思います。そして恐らく中国も韓国も北朝鮮も台湾も沖縄もその意見に異論はないでしょう。問題は日本と米国です。日本と米国の権力の中枢は米国のネオコン・シオニストや共和党連邦協会(REPUBLICAN FEDERARIST SOCIETY)の連中により支配されています。両国の大マスコミはその大きな力の意図することを宣伝することに忙しいのです。従って、北東アジア共同体構想的なものはなかなか日本人に浸透しません。本日、朝日がガルツング氏へのインタビュをオピニオンで取り上げたのは恐らくマーケット対策上のアリバイ作りではないでしょうか。
米国の超保守の連中は、ロシアに対してNATO軍、イランに対してイスラエルとサウジ、中国に対して日本、北朝鮮に対して韓国をぶつけようとしています。その意思はとても執拗で頑固です。安倍たちは彼らにとっては忠臣なのですよ。そういう状況下ですから、安保法制の廃案と同時に北東アジア共同体構想をも同時に謳いあげることは日本国民の頭を整理する意味でとても重要なことだと思います。それも今からやらなければ、2020までに日中戦争が始まるかも知れません。中国も日本も米国もそれぞれの経済の深刻な問題から国民の目をそらすために何かを仕出かす動機を十分に持ち合わせているのですから。
今の体制で日本と中国との間にホットラインをセットすることはとてもとても。我々国民は辺野古闘争、安保法制反対で汗をかき、中国の自重を期待するしかありません。日本と米国に自重を期待するわけですが、積極的平和を盗用する連中ですからなかなか。
一般人が詐欺容疑で捕まることなど しょっちゅうですが、このホンモノの詐欺師は一向にお咎めなし。
日本じゃ、首相の特権で詐欺はOKなんですね。
> この点をヨハン・ガルトゥングが指摘した。日本はこの発言を知っていい。
まさに聞きたいこのような説明は、本来 日本人の有力政治家からも出てこないとウソでしょう。
ガルトゥング氏のノルウェーは人口500万だったでしょうか。
国の規模はそのくらいじゃないと こうした「まともな声」が政治に反映されないのでは。
ノルウェーのジャズはレベルが高く、何人もの優れたアーティストが来日していますが、そうした活動にも国がかなりサポートしていると聞いたことがあります。
まさにこの「詐欺師」による政権の支持率が、衰えたりといえどもまだ35~40%内外を維持していることを、どう理解したらよいのか?
ここで、彼の祖父が55年前に行ったことと、現在彼が行おうとしていることを比較してみる。
彼の祖父が行った第1次の安保改訂は、日米の地位を多少なりと対等に近づけようとするもので、今思えばそれなりに間違った選択ではなかった。にも拘わらず、当時あれ程激しい全国的な反対運動が巻き起こり、直後に彼はその意に反して首相の座を下りざるをえなかった。
あの時、国会の周りを取り囲んだ幾万人もの群衆が異口同音に叫んでいた言葉は、「安保反対。岸を倒せ」というもので、この言葉は当時、日本中、子供でも知っていた。彼を「さん」付けで呼ぶ人はまず居なかった。
では、何故彼はあそこまで大勢の人々に嫌われたか?
一つには、彼が戦犯であったことだ。でももう一つの理由は、彼がいわゆる「悪人顔」をしており、態度もやや横柄であったことだ。
それに引き換え、彼の孫が現在行おうとしている政策は、彼の祖父のそれに比すベくもなく、まったく正統性がなく、態度もヒットラー並の独裁者そのものである。
なのに、彼を呼び捨てで呼ぶ人は少なく、大抵は「安倍さん」である。「安倍を倒せ」と叫ぶ人もそんなには多くない。
この違いはどこから来るのか?
「人は9割見かけで決まる」というベストセラー本があったが、カギは彼の「顔つき」にあるのではないか?
祖父と違って、彼はいわゆる「善人顔」をしている。一見、それ程悪人のようには見えないのである。
そして悲しいかな、国民の多くはこの顔つきや風貌に簡単に騙されてしまうのだ。もしこれが、彼の祖父のような「悪人顔」であったり、ヤクザ風の強面顔をしていれば、もっと早くに国民はその政策の危険性に気付き、国民的な大反対運動が起きていてもおかしくなかった筈だ。
詐欺師が、いかにも善良で親切そうな顔で近寄ってくるため、つい騙されてしまうのと同じである。
国民は、外見に惑わされず、真実を見抜く冷徹な目を持たなければいけない。
ヨハン・ガルトゥングはノルウエー人。ノルウエーでは欧州連合加盟が過去2度にわたって国民投票で否決されている。ヨハンが日本に来て、東アジアに欧州連合に似た組織を、なんて言いふらそうとするのは、彼自身が、母国ではいかに相手にされていないかを反映している。EUにはスエーデン、フィンランドも加盟しているが、ノルウエー人はすべてシャットオフしている。フランスも欧州憲法の批准を国民投票で否決している。ヨハン・ガルトゥングは、言ってみれば宗教家だ。まあ、夢を語るのも言論、宗教の自由だという範囲でうけとめるしかない。