4日、朝日新聞は「終戦記念日は8月15日じゃないの?」日本が降伏文書にサインした9月2日ごろとする国も」という記事を「いちからわかる!」欄で掲載した。
記事は次の問で始まる。
アウルさん 第2次大戦が終わって70年を記念する式典が中国で行われたようだね。終戦記念日は8月15日じゃなかったの?
A 中国でも1949年に国ができた直後は、8月15日を「抗戦勝利記念日」としていた。51年になって「日本が第2次大戦で武器を置いたのは、9月2日に降伏文書にサインした後だった」とし、終戦時に中国国内で祝賀行事が開かれた9月2日に変えた:」
と説明を加えている。
そしてとくに中国ロシアの事情を説明している。
不思議なのは、日本が戦った一番の相手、連合国側の米国、英国、ロシア(対日)については説明していない。読者は中国の立場を説明されても十分に理解できない。
この点は私の『
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朝日新聞は一応リベラルの掲げているので、国民はこの新聞が知性に溢れていると錯覚する。
しかし、戦前は翼賛記事で生き延び、戦後は英米コンプレックスと権威主義を基盤に記事作りをしてきた。おそらくこの新聞は何がリベラルか分からなくなっていると思う。琉球新報と沖縄タイムスに新入社員を送り込み一から学んでいくようなことでもしない限り健全新聞として生き延びることは出来ないと思う。特に世界政治に関する記事はひどい。中国とロシアとイランと北朝鮮の悪口を書けば優等生になれるのだから、ジャーナリストとしての矜持は全くない。朝日がそうだから内政も外政に関しても日本人全体がまともな見当識を喪失してしまっている。
日本政府は、戦争の始め方を知らないから、真珠湾攻撃をした後で、催促されてから宣戦布告をしている。
そして戦争の終わり方も知らないから、ポツダム宣言の受諾を発表しただけで、終戦したつもりになっているのだ。
8月16日以後も攻撃をやめなかったソ連や米国を、今でも非難する人がいるとは嘆かわしい。
孫崎さんのご指摘のとおりであり、読売、朝日大手新聞記者のものの見方考え方の欠如は、救いようがありません。基本的に物事の論理追及をするためには、普遍的絶対性の起点になければ、種々さまざまに展開する事象を的確に観察することができない。学校のテストで優秀な程度ではなかなか到達できない知的領域であり、軟弱で、「地位、名誉」に眩んだ記者のレベルでは、孫崎さんの「戦後史の正体」を読み切るのが難しいのでしょう。
ポツダム宣言を受け入れる回答を日本がしても、戦後処理を含め、日本の敗戦どどのようにするか連合国で決定して、日本に署名させて初めて終戦となるのは当たり前のことであり、日本に終戦日を決める主体性などあるわけがありません。
通算40年とっていた「朝日」を今年から止めました。周囲の人も何人かは同じ頃に止めました。理由は東電定年社員が、市内の原発スポット被害の存在を目くらましするためなのでしょうか、都市計画道路だ議会改革だと言って市当局を揺さぶっているのです。
識ってか識らずか、「朝日」の若手記者が、その揺さぶりに迎合するかのように書き立てたからです。
「朝日」のヘタレぶりは、その後も進化しているようです。