A・事実関係1:

新聞協会経営業務部は、「日刊紙の都道府県別発行部数と普及度」調査結果を発表した。現在の総発行部数は、前年比(以下同)2.5%(1115984部)減の44246688部だった。11年連続の減少となったものの、減少幅は過去最大となった昨年(3.5%)より縮小した。部数は全ての地区で減少した。

 一般紙は2.4%減の40691869部、スポーツ紙は3.3%減の3554819部で、減少幅はいずれも縮小した。一般紙は11年連続、スポーツ紙は15年連続で減少した。

 地区別に減少率の大きい順に見ると、東京4.5%、関東3.4%、近畿2.3%、四国2.1%、中部2.0%、中国2.0%、北海道1.8%、北陸1.7%、九州1.7%、大阪1.3%、東北1.2%、沖縄1.2%となっている。

 1世帯当たりの部数は0.03部減少して0.80となった。人口千人当たりの部数は12