東日本大震災で、日本人の多くの方は、皆様の献身的な行動に感謝したと思います。

 東電の福島原発が瓦解した時、日本は大変な危機的状況にありました。原子力発電所を冷却しなければ、爆発が起こり、東京自体も危ないと思われました。東京に住む、米国人家族が米国政府の勧告によって日本を脱出したことでも明らかです。

 あの時、東電は何をしたでしょう。地方公共団体は何をしたでしょう。警察は?消防庁は?

 冷却作業は命の危険をともなう作業でした。

 しかし、命令を出す人も、従う人も、危険があることを知って出かけました。

君塚栄治氏は、当時東北方面総監東北方面総監でしたが東日本大震災においては自衛隊の統合運用史上最大となる10万人規模からなる陸海空の統合任務部隊の指揮官を務めました。

彼は20151228日死去、63歳でした。死因は報じられていませんが、この時の任務が影響したこと