米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は26日、 大統領選共和党指名争いで独走状態の実業家トランプ氏がインタビューで、 日本と韓国の核保有を排除しない考えを示したと報じた。これは、日本の多くの人に驚きを持って迎えられているが、実は、①日本を核保有国の方向に向かわせる、②それで中国と対峙させるという考えはチェーニ―副大統領(当時)、マケイン上院議員(軍事委員会委員長)等の考え方である。
本件を。現在書いている次の出版予定本からの引用。
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2003年3月16日米国のテレビ局のNBC,番組「“Meet the Press」でチェニー副大統領が「日本が核問題を書き直すか否かの再考を迫られるだろう(Japan,may be forced to consider whether or not they want to readdress the nuc
コメント
コメントを書く孫崎さんの話を展開すれば、アジアでの米中覇権争いの焦点は、南シナ海の支配権の確保を、どちらが得るかにかかっている。米国も必死であり、タフネスな外交交渉が展開されているのでしょう。
中国の軍事力が、最新軍備に置き換えられ、巨大化すれば、抑制力として、米国が関与するにはあまりにも遠すぎる。日韓特に日本の核保有は、中国にとって大きな脅威である。当面の敵が、米国から日本に代わり、中国は、二段構えの軍事態勢が強いられることになり、厄介な対応が強いられることは確かである。国際政治、特に米中の対峙は、予期しない展開が予想されるということなのでしょう。軍事マニアの安倍氏の想定を超えた論理で展開し、政府のうろたえぶりが垣間見られるようだ。安倍政権の異常な従属が、国家存亡の危機につながっているといえる。
トランプさんは、本当の日本をご存じないのだと思います。
日本には、広島や長崎の仕返しを狙っている人がいることを知らないのでしょう。
彼らは、雌伏70年。この日を待っていたのです。少なくとも、北朝鮮以上のロケット技術も持っており、ワシントンを一撃することなど容易いことです。
トランプさんは、在日米軍を引き上げるだけで結構です。
いつにも日本はアメリカに使われっぱなし。トランプ氏の背景にこのような企みがあるんですね。情報ありがとうございます。
チェイニーやマケインは歴史の年表って見たことないのだろうか。
そこには昨日の敵は今日の友とその逆のケースが山ほど散りばめ
られている。
日本は永遠に米国の忠実な属国であり続けると思っている。
空からの大虐殺を散々やったくせに。
わたしは実はそれが可能なら核武装には賛成。
到底国際世論が許さないと思っていたのだが。
トランプ大統領時代にやってしまうのも悪くない。
トランプの日本核武装論とチェイニーやマケインの論とニュアンスの違いを私は感じます。
トランプは中ロとの全面対決を諦めているように見えるのです。米国はこれから内政に力を入れる。だから、日本も自らのリスクとアカウントで決めてくれという呼びかけです。
端的に言えば、トランプとそのアドバイザーの世界観と歴史認識がネオコンシオニズムとは違うということです。ネオコン・シオニズムに従えば、核武装した日本を中国にぶつけることです。イスラム国を造ってアサドにぶつけるといった狡猾さが彼らにある。
続く
>>5
続き
最近、私は地球儀を見ます。米国は中国・ロシアの同盟と北極海を隔てて全くの隣国と言って良いくらい近い。極東や中東やウクライナ界隈でCIA等は中ロ同盟にいたずらしていますが、トランプはビジネスマンですから中ロとの戦いはやめたほうがよい。中ロから北極海を超えて飛んでくるロケットで米国は吹き飛んでしまうと合理的に考えているようです。
問題はチェイニーやマケインの申し子である安倍氏がトランプの発言で元気になって国費の大半を使って核武装に乗り出すことです。中国や北朝鮮は米国の核攻撃の脅威を受けて長年軍備を近代化してきたわけです。中国に至っては世界最高レベルに達している。量的にもスゴイ。実力では日本は勝てるわけはない。米国の軍の上層部のかなりの部分でさえ米国が中ロと直接戦うのをunfeasibleと考えているわけですから。
日本が中国と北朝鮮に勝つには平和外交と微笑外交だけです。とにかく、ストップ安倍で日本は力を結集せねばなりません。
> 日本国内では「国家主義的な感情を高ぶらせる」。
米国保守派が「"親米"国家主義」のアベを利用してそうさせる。
アベに焚き付けられて国民は"親米"でない本当の「国家主義」に目覚めるのかといえば、そうはならないでしょう。春名幹男氏が勧める野坂昭如氏の小説「アメリカひじき」は今も日本の現実なのだと思います。
それでどのような結末が待っているのか。映画「シェーン」で悪役の挑発にまんまと乗せられ決闘する羽目になり、無残に殺される男の如くでしょう。そして映画と違い仇を取ってくれるシェーンも出て来ない。