北朝鮮はまだ核兵器の開発段階。北朝鮮の核兵器にどう対応するかを結論的に言えば、日本が北朝鮮の政権、指導者を軍事手段で排除する動きに与しなければ、北朝鮮が日本攻撃する動機はない。それをすれば国は潰される。
日本が自分の核兵器を持って、相手の核攻撃を抑止するという意味では、その対象は中国とロシア。
いわゆる「抑止論」の最大の弱点は、日本が核攻撃すれば、相手国はその何倍もの報復攻撃が出来て、日本はそれに耐えられないという事。
考えてみたい。
① 日本と中国の間に外交問題がこじれます。
② 中国はこの外交問題で日本が中国の言い分を飲まないなら、核兵器で
攻撃すると脅します。
③ 日本はその様な事態になったら中国に核兵器で報復をするといいます。
④ 中国は「解りました。どうぞ攻撃してみてください、その代わり、我々は東京、大阪、名古屋、京都、横浜、神戸に核攻撃します。それでも不足な
コメント
コメントを書く孫崎さんのおっしゃるのは国家と民族の存亡をかけた
総力戦の場合です。
確かに敵が自分たちの数倍の被害を受けるならこの
作戦はやってみる値打ちがあると考えることはあります。
1000名の敵を殲滅した、我が方の損失は200名のみ、
大勝利だとね。
でも核抑止は違います。
ニューヨークでたったの一発でも核爆発を起こす能力を
持っていたなら、NATOのベオグラード爆撃もイラクへの
侵略もけっしてありえなかったでしょう。
それが北朝鮮が、米国の巨大な核戦力に比べれば
おもちゃのような核戦力を持つ理由です。
効果満点だと思います。
北朝鮮が米国の大都市に一発でも核爆発を起こす
能力を持てば、米国の愉快な冒険を抑止することが
可能です。
孫崎さんのお話のように、核保有といっても、日米同盟安保条約延長線上の核保有と独自核保有があるが、独自の核保有は無意味だけでなく国際政治の中で、容認される可能性は、ほとんど0%なのでしょう。信用度のかける戦犯国日本を容認するわけがない。潜水艦だけでなく、米軍基地内で核配備する牽制とみるべきであり、日本の参画はあり得るが、自衛隊の基地に核が配備されるということはあり得ないのではないか。お話のように、中国に対する外交カードなのでしょう。トランプ氏は、費用負担の問題を提起し、ただ乗り論をけん制し、日本を脅し中国をけん制しているだけで、米軍基地の撤退など、米国のアジア重視戦略の中で考えるものであり、ありえないのでしょう。
もう一つ。
日本が核武装をするとき、そんなチャチな核戦力には
ならないと思いますよ。
実は核戦力の装備は通常戦力の整備に比べてはるかに
安上がりなのは常識です。
わたしは前々から日本には地政学的に見て現在の陸上戦力は
オーバースペックだと思っています。
極論すればそんなの必要ないのです。
半減させれば核戦力整備には十分な軍事予算が浮きます。
北朝鮮が考える標的は、韓国と米国です。
韓国は「祖国統一」が目的であり、最も恐れているのは「米国からの攻撃」だからです。
日本国内で「核兵器保有」を狙っている人にとって、標的はどこでも良いのであり、子どもが新しいゲーム機を欲しがるのと同様に「とにかく、核兵器を持ちたい」のではないかと思います。
そして、それは、あの真珠湾攻撃に走った時代の発想であり、国家を壊滅させる思想だと思います。
真珠湾攻撃は、米軍の基地を攻撃すれば、米国が恐れをなして対日経済制裁をやめると考えたのです。
海軍基地を攻撃しただけで、ハワイに上陸したり、占領もしなかったし、米本土への攻撃も考えていなかったのは、そのためでしょう。
その結果、米軍の反撃を受け、おびただしい数の国民を死傷させたのに、一切の反省も敗因分析もしていません。
わが国が軍事力を強化すれば、他の国も軍事力を強化して軍事力拡大競争になるのは当然なのに、その視点が全く抜けているのです。
それだけではなく、原発が事故を起こしても、高速増殖炉が失敗しても、他国では立ち止まって原因の調査をしているのに、日本だけは大金を注ぎ込み続け、試行錯誤を繰り返しているのです。
イラク戦争についても、他国が失敗を認め、反省をしているのに、日本だけが検証もしていません。
日本国政府の辞書には、「反省」という言葉はないのかも知れません。
米国の核戦略は米国がウクライナで騒動を起こし親米政権を作る前と後で180度変化したと私は観測しています。何故なら、この騒動でロシアが中国よりになり更に進化し同盟体制に入っていまったからです。それ以前は、米国の戦争好きはロシアの長距離ロケット発射台すべてを先制攻撃で一瞬の内に吹き飛ばすことが可能だと考えていました。しかし、中ロ同盟でそういう戦略が意味をなさなくなったのです。米国がロシアの発射台に手を付ければ、中国から米国にロケットが飛んでくるからです。
米国の戦争好きを上のレベルで管理するアングロ・サクソン・ユダヤのエリートは当然別の手段、戦略を考えます。ずばり、ヨーロッパと日本をロシアと中国にぶつけロシアと中国をひるませ世界の実質的な覇者になるということです。日露戦争はアングロ・サクソン・ユダヤの陰謀の典型例です。ヒトラーを共産ロシアにぶつけたのはアングロ・サクソン・ユダヤでした。そういうことは教科書には書かれませんから普通の人は「うっそー」と叫びます。とまれ、次なる陰謀の結果、核戦争ですから、ロシア、中国は手足をもぎ取られるかも知れませんが、日本とヨーロッパは灰燼化します。
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続き
アングロ・サクソン・ユダヤは日本とヨーロッパが無くなっても平気です。その代価として世界を所有出来るのです。アングロ・サクソン・ユダヤはこれから徹底して自らを安全地帯に置きヨーロッパと日本を中露にぶつけることに専念するでしょう。トランプの発言はそういう意味あいを持つものとして解釈すべきで冗談ではありません。
アングロ・サクソン・ユダヤにとって核兵器がドイツやフランスやイタリアや日本という国家が独自にそのリスクとアカウントで所有し主権の発動として使うことが肝心かなめの要件です。アングロ・サクソン・ユダヤにはヒトラー、ムッソリーニ、東条みたいな人物がこれから出てきて堂々とロシア、中国と渡り合うことが望ましいのです。アングロ・サクソン・ユダヤにとって連帯責任を取らないで知らんふりすることが出来ることが肝なのです。明確なのは、NATOを使えば、即、米国が灰燼化します。二年前にNATOの戦争気違いがプーチンに核戦争を匂わす言辞を吐いたら即にロシアの最新鋭戦略爆撃機が西海岸を南下し米国をけん制しました。
ドイツ、フランス、イタリアはアングロ・サクソン・ユダヤの狡猾を勉強し知っていますから、簡単にその手に乗ることはありませんが、安倍氏たちは簡単にその手に乗りそうで危なくて仕方ありません。この政権を早く倒さないと今度の敗北は広島、長崎では終わりません。とにかく、非核三原則は最大の抑止力だということを国民に納得させねばなりません。
日本が自分の核兵器を持つべきか否かといって、そんなものは孫崎さんの論を待つまでもなく、持つべきでないのは明らかでしょう。
何故なら、アベが持ちたいと欲しているから。
これまでアベが望んでやってきた数々のことで、大多数の国民のためになったものは唯の一つも無い。
然るに、帰納的に判断するのは妥当であり、二股分岐点に立っているアベが「右へ行け」と言ったら、もう自動的に左に行くのが正解に決まっている。何も考える必要なし。
軍事兵器が陳腐化する時代が、早く到来することを待ち望みます。
将来、博物館に陳列される時代が来るでしょう。
日本が世界のリーダーシップを取れればの話ですが。。。