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第9回文化レクリエーション…歌舞伎座百三十年「十二月大歌舞伎」
2018-12-15 08:58この秋から冬にかけて重厚なレクを連続開催してきましたが、その最後を締めくくるのが歌舞伎鑑賞です。とある伝手で席の確保をお願いしたのですが、そこは何と「とちり席のベタ押さえ」でありました。とちり席とは最も「鑑賞しやすい・見えやすい」のはもちろん、歌舞伎役者が舞台上で目線を送るあたりの席を言うようで非常に価値が高いとのことです。役者の「とちり(失敗)」すら分かってしまうという意味も含むとか。MAAはまだ創設されてから日が浅い組織ですが、こうした格別の配慮を得られたことについて関係者の皆様に感謝の念が尽きません。 芸事の感想を文章にすることは私個人の表現力の制約もあって成果が得られるとも思わないので、演技そのものというよりは鑑賞のポイントなどに的を絞りつつ可能な範囲で記していきます。- 開演前場内- 歌舞伎で使われている話し言葉は現代の会話では馴染みのないものでありますから、ストーリー理解のた
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