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第7回インターバルレクリエーション…東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」
2018-10-14 19:00
第7回インターバルレクリエーションは、東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」です。
開催概要はこちらへ。http://www.duchamp2018.jp/
筆者の発案で開催となりました今回、同行した皆さんの感想は概ね「難しかった」「よく分からなかった」とのこと。実はこの「モヤモヤしてスッキリしない」感こそが、デュシャンをはじめとする「コンセプチュアル・アート」の特徴であり、大きな魅力の一つなのです。しかし展覧会上、来場者にとって「デュシャン以前/以後」をつなぐ情報が不足していた感も否めません。そこで本レポート後半では、筆者の目線から少しだけ補助線を引いてみたいと思います。筆者はアートの専門家ではありませんので、間違いや誤解があればぜひ忌憚のないツッコミを入れてください。
まずは展覧会について。作品群は見どころが多く、しかもほと
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