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「橋下徹 大阪市長 10月25日定例会見」全文書き起こし
2013-10-31 16:00220pt配信日:2013/10/31
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橋下徹 大阪市長『定例会見』全文書き起こし ― 10月25日定例会見 ―
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■動画はこちら■【2013.10.25】橋下徹 大阪市長 定例会見 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――第1部――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――<市長>僕からいくつかあります。Googleマップのストリートビューで大阪市の施設をご案内します。大阪市の各施設、地下鉄の駅などが、本日からGoogleマップのストリートビューでご覧いただけるようになります。対象施設は観光客に特に人気のスポットとなっている大阪城とか重要文化財にも指定されている大阪市中央公会堂ですね、また、地下街なんかも、梅田サン地下街、地下鉄15駅とかですね、アクセスの高い所なんかもストリートビューでご覧いただけるようになったんですかね。大阪城天守閣。これ(モニターの画面)は、動画にはならないですけど、実際に歩いている感じになって大阪城の天守閣の内部の様子も見れます。地下鉄の駅構内、ずっとこう歩いて行くような、自分が歩いているような、そんな雰囲気で見れるってことですね。Googleさんの方からご提案といいますか、30箇所程度を新たに紹介して頂けるということです。第2弾としてですね、天王寺動物園や科学館などそういう所をあげていますけれども、大阪の施設をより知って頂いてたくさんの観光客の皆さんに来ていただく為にも、是非、Googleのご協力を頂きたいと思っております。次は、大阪市保育士、保育所支援センターを開設します。今、待機児童解消に向けて、保育所の新設や認定こども園の活用、保育ママ事業の実施などに取り組んできておりますが、ハード面をどんどん拡充しても、やっぱり重要なのは保育士さんになりまして、国も保育人材の確保ということが重要だというような認識では、国もそういう認識を持たれていると思うんですが、大阪市も同じです。特に、保育士資格を保有しているけれども、現在保育所に勤務していない方、潜在的な保育士さんが多数いらっしゃって、そういう保育士資格を持っているけれども、今、保育士として働いていないんだよという方にですね、もう一度保育士として働いていただけないかなという思いでですね、今回、大阪市内の認可保育所への就職支援を開始します。窓口としては、梅田センター、阿倍野センターを開設します。フリーダイヤルで問い合わせが出来ます。目標として、大阪市内の認可保育所への就職者数170人以上。委託先事業は、民間会社、株式会社ニッソーネットにやっていただけることになっているんですが、保育所への就職を検討されている方は、是非積極的に1度この事業を活用していただきたいと思っております。支援センター、こういう窓口がコーディネーター役になりまして、保育所からの求人相談とか、保育士さんに対するいろんなアドバイス、それから、マッチングですね、そういう事をしっかりやっていく。特に保育士資格を持っていながら、いろんな事情で保育現場から離れてしまった方がですね、もう1度保育現場に復帰する際にですね、いろいろ実務経験から離れてしまったので、感覚を取り戻すのに不安があるというような方が多いと聞いておりまして、そういう保育士資格を持っている方に再就職の支援研修をやっていきたいと思っております。免許を持っているけれども、しばらく現場で使っていなかった、だから、研修をやってもらえればというような事にもしっかり対応していきたいと思います。是非、保育士資格を持っているけれども、現場離れてしまって、現場に戻るの不安だとそういう方がいらっしゃれば、大阪市の保育士、保育所支援センターを是非活用していただきたいと思っております。 -
「橋下徹 大阪市長 10月17日定例会見」全文書き起こし
2013-10-24 15:00220pt配信日:2013/10/24
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橋下徹 大阪市長『定例会見』全文書き起こし ― 10月17日定例会見 ―
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■動画はこちら■【2013.10.17】橋下徹 大阪市長 定例会見 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――第1部――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――<市長> 僕からは2点あります。まずは、文化芸術の秋におすすめのイベントをご紹介します。これからですね、この秋に向けてですね、大阪市において色々なイベントが開催されます。水都とか御堂筋の活性化の事業も先日ご紹介させてもらいましたが、今回は文化芸術の分野についてのイベントをご紹介します。まずは咲くやこの花芸術祭と。10月の18日から20日までということで、寄席とかバレーレッスン、コラボレーションですか。これは料金500円から2200円ということで前売りは終了してます。ウェルカムコンサート、ミニコンサートは無料ですけども、今当日券のみと。場所は大阪市中央公会堂、または大阪市役所ということですので、是非楽しんでいただければと思います。そして次がミュージアムウィークス大阪2013。これは10月の29日から12月の8日までと。これは博物館、美術館、動物園など。まぁ、そういうところでのイベントで10月の29日から12月の8日まで。1ヶ月ぐらいですかね。歴史博物館。出潮、引汐奸賊聞集記。難しいですね。大塩平八郎の乱も生々しく記録。コッククロフト・ウォルトン型加速器。科学館。天王寺動物園は姫路セントラルパークから新たにやってきた動物園。姫路セントラルパークからですね。これは1ヶ月間のもので、次は近代化遺産と。大阪城旧第4師団司令部庁舎ガイドツアー。これ公の施設として使うには耐震の問題とか色々あって、今使い道とかいろいろ検討しているんですけども、内部を見てもらうことは可能ですので、ガイドツアー11月の2日から4日ということでやります。それから通常は非公開の豊臣時代の石垣遺構も特別公開。これ今浪花の夢の募金でこれきちんと整理をして一般公開できるようなそういう施設にしていこうということで今募金をお願いをしておりますけども、別のとこ?2箇所あって別のとこ。物は同じような物なんですかね?豊臣時代の石垣遺構ですもんね。これも特別公開と。それから大阪城天守閣の秋祭り。これも11月の2日から4日までと。10時から16時まで大阪城天守閣前本丸広場ステージ、及び西の丸庭園で様々なイベントをやります。大阪めちゃハッピー祭。吹奏楽部による演奏。鷹匠による放鷹術の実演と。ホームページで詳細はお知らせしております。それから大阪市公館。募金でやろうとしているところですね。これもホームページで場所もお知らせしております。そして大阪市公館の一般公開。大阪市公館は今、民間事業者の方に、活用策を考えてもらってもうその事業者決定をしましたので4月1日から工事に入って、来年は秋にいわゆるレストランといいますか、水都水辺の集客施設として来年の秋にオープンしますけども、ですから一般公開というのは今回で最後になります。ただ来年の秋にオープンするですね、そのレストランも庭の部分とか誰でも入れるような一般公開スペースっていうものをきちんと設けた上でレストランをやってもらいますので、全く大阪市公館一般の人が入れなくなるということにはなりません。来年の秋からもですね。ただこう言う形で大阪市の行事としてですね、大阪市公館の一般公開っていうことをやるのは今回で最後になるかと思うんですけど、10月25、26の2日間と。本館1階部分の庭園、茶室、東屋。それから10月26日の土曜日には、茶室にて80席限定でお茶席を設けますと。レセプションホールでは都島区の淀川中学校の吹奏楽部によるミニコンサートを開催と。非常にいい場所でありますので是非多くの皆さんに出掛けてもらえればというふうに思っております。次がもう一度ちょっと再度の告知になりますが、先週の10月の9日の定例会見で、公立学校運営の民間への開放について、まぁ、いわゆる公立学校の公設民営についてですね、民間事業者の皆さんのご意見をいただきたいと、まぁ、マーケットサウンディングの手法を活用してですね、民間事業者の皆さんから広く意見提案をこれから求めていきますと発表させていただきました。いろんな情報によればですね、この公立学校の公設民営については今回の国家戦略特区に関連する法案の中でいってる方向性が出そうであります。 -
「橋下徹 大阪市長 10月9日定例会見」全文書き起こし
2013-10-17 15:00220pt配信日:2013/10/17
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橋下徹 大阪市長『定例会見』全文書き起こし ― 10月9日定例会見 ―
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■動画はこちら■【2013.10.9】橋下徹 大阪市長 定例会見 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――第1部――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――<市長>大阪府市新大学構想会議から提言を受けました。新大学構想会議でいろいろと今、府立大学、市立大学の統合問題について議論をしてもらってるんですが、僕は市立の大学のガバナンスについていろいろと問題があるんじゃないかという問題意識がありましたので、この新大学構想会議でですね、ガバナンス改革について提言を頂きたいという事を伝えまして、新大学構想会議のメンバーの皆さんと議論したうえでですね、最終的に提言をいただきました。府立大学の時にもガバナンス改革をやりまして、僕の基本的な考え方は政策とその政策を実行する組織という、この2つが合わさって初めて政策が実行出来るという、そういう考え方がありますので、非常に組織論にはこだわっております。ですから、教育委員会のあり方や組織論の最終的な集大成がまさに都構想であって、都構想はそれで、何がどうなるのか分からないと、住民サービスがどうなるか分からないと、未だに言われるんですけど、これは、ガバナンス論であってね、政策の中身の話は成長戦略とかいろんな個別の政策でこれをきちんと政策を立案すればいいわけですけど、政策を実行する組織という所が非常に重要で、組織がきちんとした組織になっていないといくら政策を立案してもですね、その政策が実行できないと、ですから、僕は政策と組織という2つの両面から政治行政というものを考えるべきだという考え方にたってですね、大阪都構想というものを進めています。これは、大阪府、市の政策を進める組織としてですね、大阪府庁や大阪市役所の組織がどうあるべきかというところから大阪都構想というものを考えております。このガバナンス論もある意味、市立大学バージョンといいますか、そういうものをですね、きちんとガバナンス改革をやらなきゃいけないってことで、府立大学でやったことを基本的には踏襲して、市立大学の方でもですね、きちんとガバナンス改革をやってもらうという事をいろいろ議論してきた結果ですね、理事長と学長の分離、これも府立大学でやっていきます。市立大学でも当然やると、それから、特に学長選考のやり方を見直します。大学の教員全員、事務職員もそうなんでしょう、意向投票なんて実際は選挙なんですけども、選挙なんていう馬鹿げた学長選考なんてやりません。こんなの組織じゃありませんので、学長選考はきちんと選考会議に基づいて学長をしぼってですね、最後首長が市長が任命するという、当たり前の手続きに直します。国立大学はまだこんな学長選挙なんて馬鹿みたいなやり方で学長を選んでるみたいですけど、そんなの選挙なんかで選んだら僕みたいに市長みたいな立場だったら市民から選ばれるのは当たり前ですけど、職員の選挙で市長が選ばれるなんて事をやったらですね、こんなの市長は職員の方しか向かないの、職員の事ばっかりしか考えないなんてこれは当たり前の話になってしまうわけで、こんなのじゃ組織は成り立ちません。どこの会社でも従業員の選挙で社長を選ぶなんてこんな馬鹿な方法を取るところはないわけで、それはやっぱり、株主が取締役を選んで、取締役が代取りを選ぶとかですね、いろいろなやり方があるんでしょうけども、とにかく構成メンバーがトップを選ぶなんて事は、政党でやってるから政党もなんかおかしな話になってしまうし、議員内閣制も僕はちょっとおかしいなと思うんですけど、とにかく学長選挙なんてことはやりません。それから、教員の人事ですね、組織は人事権がすべてですから、これもですね、教授会とかなんかそういう所がしゃしゃりでて、いろいろ人事に口を出すようなそんな慣行があったみたいですけど、そんな馬鹿げた人事なんてことは認めません。教員人事はですね、しっかり法の規定に則ってですね、学長のもとに人事委員会を置いて一元化すると、まぁ、当たり前のことをやります。これは、新大学について、当たり前なんですが、これを新大学でやりましょうよという話なんですが、これを、市立大学の方でですね、早速取り入れられるものは、どんどん取り入れていくと。ちょっと、市立大学の組織おかしいところがたくさんありますんでね、中に入ってる教授や事務職員はそれを当たり前のように思ってたのか分かりませんが、それは、これまでの市長が何も言わなかっただけであって、普通の組織になってもらいます。もちろん、学問の自由や大学の自治は侵さないというのは当たり前の話ですけども、このガバナンス改革で学問の自由とか大学の自治を侵すなんて、いかにも馬鹿みたいな意見をいう人も出てくるかも分かりませんが、もちろん、学問の自由や大学の自治を侵すものではありません。法律に則った形での組織にするだけの話です。新大学案、府立大学、市立大学を合わしたような形で世界で通用する大学にしなきゃいけないということで、これから、文部科学省との大学設置認可申請に向けてですね、必要となる基本事項や方針などについて新大学案はまとめております。新法人基本方針は新大学を設置する法人のあり方について、これまでの新大学構想会議などの議論をふまえてとりまとめました。とにかく、首都大学東京は、大東京における公立大学ですけども、運営交付金は、140億くらいですかね、大阪の大学はですね、東京と比べて、経済規模や人口などでも、小さい大阪がですね、大阪府と大阪市合わせて200億円の運営交付金を出してると、非常におかしな行政になっています、これが、大阪府、市のある意味弊害の象徴例だと思うんですけど、東京ですら、140億くらいしか運営交付金出してないのに、大阪が200億も金を突っ込んでると。大学サイドとしては、金を突っ込んでくれればくれるほどいいという風に考えるんでしょう、でも、差額60億円ってものをほかのところに住民サービスの方に本当は振り向けるべきではないのか、公立中学校の給食すら大阪は全然進んでない中でですね、まぁ、ある意味分不相応な金の使い方をこれまで大阪ってものはしてきたところが多い、1つの象徴例がこの大学だと思ってまして、まぁ、この辺りもしっかりこれから考えていかなきゃいけないテーマだというふうに思っております。
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