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日本古来のアルミ鋳造技術を活かし、1本1本手作りされたハンガー
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日本古来のアルミ鋳造技術を活かし、1本1本手作りされたハンガー

2016-12-18 20:30
    美しいその姿を見ると、テンションが上がる。そして、日本人でよかったと再認識させてくれる存在の1つが「富士山」だろう。

    そんな富士山をインテリアとして家の中に取り入れる。この時期、コートなどをかける時にほぼ毎日使う「ハンガー」という形で。

    デザイナーで建築士でもある塚田圭さんが、この度、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で資金調達中なのが富士山の形をした「プレミアム富士ハンガー」だ。

    数年前、塚田さんが自室のハンガーラックを見てみると、針金ハンガーしかなく、売っているものも見た目のよくないハンガーしかないと思ったことから、インテリアになるようなハンガーを制作しようと製品開発を始めたという。

    「プレミアム富士ハンガー」は、使い勝手が考えられ、軽いアルミを素材として、アルミ砂型鋳造という製法で製造されている。砂型鋳造は、砂で作った型に溶融金属を流し込み成型する鋳造法で、その表面は鋳物の肌と呼ばれ、特有の表情があり、味があるのだそうだ。

    砂型鋳物の歴史は古く、紀元前4000年頃から日用品・武器・仏像などが鋳造で作られているそうで、「プレミアム富士ハンガー」を製造する鋳経テクノグループの弘中鋳造は川口で開業し、その後茨城県に移転し鋳物を製造している。デザインに突出したことで挑戦したいという事から、塚田さんとのタッグが実現した。

    職人技によって、固められた砂の薄い隙間に、溶かされたアルミを流し込んでいく。薄さや形状によって流し込むアルミの温度・速度、そして、湯を注ぐ場所とガスをどう抜くのかなどを経験から調整し、1本1本手作りしているというのだ。

    使いやすさを考え、ハンガーの厚さは6㎜と、軽くて薄いのも特徴だ。

    シンプルでいてモダン。富士山を愛する私たちのために、富士山を愛する人たちが確かな技術で作ったのが「プレミアム富士ハンガー」なのだ。

    現在資金調達中なので、気になる方は「CAMPFIRE」を覗いてみてはいかがだろうか。

    プレミアム富士ハンガー [CAMPFIRE]
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2016/12/364542/
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