ブランチやサラダの主役として大活躍するポーチドエッグですが、作り方がよくわからなくて自宅で作るのを敬遠する人が多いようです。
ふつふつ煮立っているお湯に生卵を落とすのはドキドキしますか? 大丈夫。肩の力を抜きましょう。
細かいコツを説明する前に、一般的なポーチドエッグの作り方をざっとおさらいしましょう。
・ブクブク泡が立つほど沸騰しているお湯に卵を入れてしまうと、泡の勢いで卵が割れてしまうかもしれません。ですから、フツフツしているぐらいのお湯に卵を落としましょう。・卵は直接鍋の上で割らず、予め割ってボール、ラミキン、マグ等に入れておき、そこからお湯に落としましょう。
・ふるいを通して水っぽい卵白を取り除いておくと、お湯に落としたとき、糸のようなくねくねが出にくくなります。
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私は長いことこの伝統的なやり方でポーチドエッグを作ってきましたが、特にそれで困ったことはありません。
卵を割り、ふるいを通して卵白の水っぽい部分を取り除いてから、小さいボールやラメキンに移すというひと手間をかけましょう。
それを深さ6~10センチぐらいのふつふつ沸いたお湯(あるいはワイン)に落とし込みます。
黄身が好みの硬さになるまで3分から4分そのままにしておきます。
そっと回転させてもいいですが、お湯の泡で卵を自然に回転させておけば十分です。
3分ぐらい経つと、以下のようなポーチドエッグができます。
穴あきスプーンで、お湯からそっと取り出してペーパータオルの上に置き、余分な水分を吸収させたら、トースト、エッグベネディクト、サラダ、パスタの上にのせましょう。
お湯に卵を落とすところがまだちょっと不安という場合は、サランラップを使う方法もあります。
このやり方は、少し手間がかかりますが、お湯の中にラップで包んだ卵を入れておけるので、安心感があるかもしれません。
四角く切ったラップに刷毛でオイルか溶かしバターを塗り、お好みで味付け用の塩コショウも振ります。
次に、ラメキンやボールの中にそのラップを敷いて、そこに卵を割って入れます。
できるだけ空気が入らないようにしながらタコ糸で口を縛りましょう。
可愛い包でしょうお湯の中にゆっくり落として4〜5分煮ます。
4分だと卵白がやっと白っぽくなってくるぐらいで、黄身はまだ液状です。5分だと黄身も卵白ももう少し硬くなります。
4分間だとまだ黄身は液状 5分間ラップが途中で破けることもありますが、それまでには卵の形が保たれるぐらいまで火が通っているはずです。
卵が好みの硬さになったら取り出して、お好きなように召し上がれ。
一度にたくさんのポーチドエッグを作るときは、このやり方が便利ですし、卵をお湯に落とすプロセスが不安でなくなります。
でも、電子レンジの使用はおすすめしません。どんな器に入れても卵が器にくっついてしまうことが多く、思いがけない失敗を招くからです。
以下の写真はどちらも電子レンジに1分間入れたポーチドエッグです。ご覧の通り、できあがりがすごく違いますよね。
これじゃ固ゆで卵です 変にドロドロですそれに、ポーチドエッグを作るためにわざわざサイエンスオーブンを買うまでもありません。
ポーチドエッグは、お湯を沸かして、卵を割るだけでできてしまうのですから、これ以上簡単なことはありません。
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Image: Claire Lower/Lifehacker US
Claire Lower – Lifehacker US[原文]
(訳:春野ユリ)