憧れのベンツを所持するチャンス到来!?
あのメルセデス・ベンツが、なんと「Mercedes-Benz eScooter」というeスクーターを作ってしまいました。
そんな子供の玩具みたいなものをわざわざ作るだなんて…と思いきや、これには二酸化炭素を排出せず、車を降りてから、目的地までを移動するマイクロ・モビリティーの解決策として開発した経緯があるのです。
このeスクーターは、ベンツのEVである「EQ」シリーズの新たな仲間として、スイスの企業Micro Mobility Systems AGとのコラボレーションで生まれました。
「EQ」で目的地付近に到着した後に、小さくたたまれたeスクーターを展開し、ラスト1マイルはこれで移動するわけです。
頑丈な造りで5,000km以上を走る
DAIMLERによりますと、高級感を与える黒いボディーは、高品質の素材を使用したことで耐久性があり、5,000km以上の距離を走ることができる長寿命仕様になっているとのことです。そして直径20cmのゴム製ホイールと前後にサスペンションを搭載しており、ボード部分は両足を揃えて乗せられるよう幅が広いため、運転しやすいよう設計されています。
スマホ用アプリと連携
フル充電で走る距離は25km。最大出力500Wの電動モーターは、ドイツ国内で許可された最高時速20kmまで素早く加速するとのこと。
ハンドル部分にあるディスプレイには、速度や充電残量、そして走行モードが表示されます。また専用アプリをインストールしたスマートフォンを搭載できるようにもなっており、上記の走行情報だけでなくナビゲーションも行なえます。
ブレーキとライトは前後共に装備されており、小さいながらもナンバープレートを付ける板もあります。このままだと日本の公道は走れませんが、あのベンツに乗れるのであれば、ちょっと気になる1台ですね。
Source: YouTube, Mercedes-Benz, DAIMLER via designboom
text by 岡本玄介
¥21,980 Amazonで見てみる
あわせて読みたい:
普通免許で運転できるEVトライク、ついに販売開始! 安定感がすごそうだ… - ROOMIE(ルーミー)
近未来的なeバイク、輪っかの中に荷物を入れて持ち運ぶこともできるってよ - ROOMIE(ルーミー)