植木鉢は、それぞれ種類ごとに用途が異なります。
プラスチック鉢と釉薬のかかった陶器鉢では、植物の育ち方も違い、容器によって手入れの方法も異なります。
では、植木鉢の種類による主な違いとは何でしょうか?
それは、通気性と保湿性です。今回は、植物にとって最適な植木鉢を探すポイントをご紹介します。
プラスチック鉢のメリット
プラスチック鉢とは、近所の園芸店などで売られている硬いプラスチック製の鉢のことです(買ったばかりの植物に付いている薄いビニールポットとは違います)。
プラスチック鉢のメリットは、水分を保持する能力の高さと軽量さにあります。
Planters Placeのプラントメンテナンス技術者であるPaula Palmaさんは、柑橘系の植物に大きなプラスチックの鉢を使っています。
彼女が育てているレモンの木は、成長のために大きなスペースが必要で、鉢の植え替えが簡単にできなければなりません。
プラスチック製の鉢は保湿性が高いので、シダやランなどの多湿を好む植物に最適です。また、プラスチック製の容器は耐久性にも優れており、陶器製の鉢のように簡単に壊れることはありません。
平均的なプラスチック製の鉢の価格は約3ドルです。
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釉薬のかかった陶器鉢が向いている植物
陶器鉢は素焼き鉢と同じように思えるかもしれませんが、見た目も機能も大きく異なります。
どちらも多孔質の粘土からできていますが、陶器の鉢には通常、釉薬がかけられており、排水性が少し抑えられます。
釉薬のおかげで、素焼き鉢のように土がすぐに乾いてしまうことはありません。ただし、釉薬をかけた陶器の鉢は、植物を入れるとかなり重くなるので、移動の際には注意が必要です。
陶器鉢は、オリヅルランやコケイラクサなど、水はけがあまり良くない環境でよく育つ植物に最適です。
釉薬のかかった鉢は、サイズやお店によって異なりますが、価格が80〜150ドルと高価な部類に入ります。
水抜きの穴が開いていないものもあるので、購入前によく確認しておきましょう。
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素焼き鉢を選ぶ理由は?
素焼き鉢は、速乾性の鉢として知られています。
粘土が内部の水分を吸い取り、気孔のないプラスチック鉢よりも早く土を乾かします。
また、同様に、表面が多孔質であることから通気性に富み、根の成長に最適な空気の流れを作り出しながら、根腐れを防ぎます。
素焼き鉢は、多肉植物やサボテンなどの砂漠植物に適しています。
多孔質のこの鉢は、植物に最適な水はけと生育環境を提供しますが、割れやすいのが難点です。価格は、鉢の大きさにもよりますが、1ドル以下から10ドル以上のものまでありますよ。
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Source: PlantersPlace(1,2), Please select a store, The spruce, west elm, THE HOME DEPOT
Image: Shutterstock
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