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プロ書道家が創作。憧れの「オリジナルサイン」を練習してみた!
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プロ書道家が創作。憧れの「オリジナルサイン」を練習してみた!

2022-10-01 12:30


    Photographed by Sokuhitsu_Sign、山田洋路 ライフハッカー[日本版]より転載。

    著名人じゃなくても記名の機会は度々訪れます。ご祝儀袋や寄せ書き、契約書なんかで達筆を披露できたらかっこいいですよね。

    現在クラウドファンディングサイトmachi-yaでは、書道家祖父江望実さんによる「オリジナルサイン」作成プロジェクトが展開中。芸能人や経営者にサインを作成してきた書道家による高品質なサインが、最大70%OFFでオーダーできるまたとない機会です。

    1秒で書けるサインを5つの書体で創作。練習しやすいフォーマットでの提供となるので、まさに一生モノのサインが手に入るかたちです。

    ありがたくも筆者のサインを作成いただけたので、かっこいいサインが書けるよう練習してみました!

    シーンで使い分けられる5つの書体


    今回は、5つの書体(実用型、個性型、速筆型、丁寧型、洒落型)のサインに筆文字納品オプション、縦書き納品オプション(漢字)を追加いただきました。

    ここぞというときに出番の多い筆文字はペン字よりもさらにうまい下手が強調されやすく、サイン習得の意義は大きいです。それに、筆文字で習得したかたちやバランスは、そのままボールペンでサインするときにも活かせそう。


    作成いただいたサインが上のものになります。芸能人のサインのサンプルかと思いきやまさかの自分の名前。書道家祖父江望実さんの手にかかれば見慣れた自分の名前も別次元のものに昇格します。

    それにしても、同じ文字がこれほど個性的に書き分けられるのも驚きです。これを見ただけですでにテンションは最高潮ですが、現時点では芸術作品のようなこれらのサインを自分の血肉にできるとはとうてい思えません。

    筆順のチェックが習得を早める


    実は筆者、筋金入りの悪筆家。ペンを握らせれば、自分にすら読めない(よくサインと間違えられます)象形文字が紙上で踊ることになります。そんなコンプレックスをバネに、さっそく練習を開始することにしました。

    「オリジナルサイン」の「松プラン」には、デジタルでも活用できる透過PNGデータとなぞり書き用のPDFファイル、筆順動画が付属しています。なぞり書きを繰り返し、お手本を見ながら白紙に書けるようになればしめたもの。かっこよくサインできるようになるのは時間の問題です。

    まずは誰もが使用する頻度の高い「実用型」からとりかかりました。

    なぞり書きの類の練習は小学校の頃にもやってきたはずですが、一番の違いはお手本が形成されるさまをつぶさに動画でチェックできる点です。とめからはらいまで、美文字をつかさどるポイントでの書道家による筆遣いがわかって、サインが習得しやすいんです。

    リピート、スロー再生を駆使してできるだけ忠実な模倣を試みました。

    実用的なサインを今日から使いこなせる!


    今まで何千回と書いてきた自分の名前ですが、スタイルのあまりの違いに目から鱗が落ちるのを体験できます。筆者の場合、見当違いの方向での練習を、何千回と繰り返してきたことに気づきました。

    ゲシュタルトの崩壊を乗り越えて書いたサインが写真右側のものになります(ここまでくるのに約1時間を要しました、普通に字が書ける方ならもっと習得は早いと思います)。まだまだ依れたりバランスが悪かったりと拙さが拭い去れてませんが、少なくともこれからは正しいスタイルで練習できます。


    なんとしても習得したいのが、「速筆型」じゃないでしょうか。署名するときにくずし字のサインがササっと書ければスマートです。習得はかなりむずかしいかと思いきや、なぞり書きを続けるうちに、なんとなく身体がポイントを把握するものです。実質画数が少ないこともあってか、「実用型」よりも短時間でお手本を見ながらのサインができるようになりました。

    流れるようなリズムの勘所がつかめる点でも、書き順動画がありがたいです。

    普段は情報を記憶するタイプの学習に偏ってるかと思います。サインの練習では、外国語学習のように身体が覚える感覚が心地いいです。

    美しいサインが自身のアイデンティティに


    英字のサインも憧れです。この先使う機会があるかどうかは別にして、自分のものにできて最もテンションが上がるのがこのタイプじゃないでしょうか。今回は中でもひと際トリッキーな、「個性型」を練習してみました。

    思い返せば小学生の頃、書道といえば忍耐の代名詞みたいなものでしたが、かっこいいサインが身につくとなるとモチベーションは俄然練習の高まるものです。

    写経のように黙々とサインを練習することによる成果物には、極度の集中によるフロー状態が含まれます。大人になってこうした無心になる時間を取るのもたまにはいいんじゃないでしょうか。


    横書き「速筆型」の名前を練習するときには、筆遣いにもだいぶん慣れてきました(20分ほどの練習でお手本を見て書けるように)。

    ちなみに、今回のプランでは事前に強調したい文字をお伝えしていて、筆者の場合“路”を指定しています。最後のヒゲの部分がうまくはらえるようになれば、より個性が強調されそうです。

    名前の自筆は、当人の知性や性格のバロメーターと捉えられがち。これは他人目線に限ったことでないとするならば、サインが洗練されるにつれてアイデンティティが刷新していくのが楽しみです。

    芸能人や経営者もご用達。書道家祖父江望実さんによる「オリジナルサイン」は現在machi-yaで支援を受け付けています。「実用型」の漢字でサインを作成してもらえる蕾プラン(納品物は透過PNGデータのみ)を始め、さまざまなプランが用意されています。蕾プランでは一般販売価格24,000円の50%OFF、12,000円(消費税込み)でオーダーできて、データはメールで受け取れます。

    ほかにも「実用型」の漢字と英字のサインを作成してもらえる「梅プラン」(なぞり書きシート付き)など、上位プランになるに連れてお得かつ内容も豪華に。以下のプロジェクトページで自身に合ったプランをじっくり検討してみてください!

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