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フォトブックとアートスペースが融合する東雲の「TOLOT/heuristic SHINONOME」
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フォトブックとアートスペースが融合する東雲の「TOLOT/heuristic SHINONOME」

2013-06-19 11:30
    TOLOTというフォトブックサービスをご存知でしょうか。

    スマホアプリやPCから写真を送って、約60ページのフォトブックが送料無料の500円ワンコインで作れてしまうという驚きのサービスです。しかも、印刷クオリティまで高いので、どうしてこの値段でサービス提供できるのか、不思議なぐらいです。



    この値段なので、家族の写真を何冊も作ったり、写真日記や作品集をたくさん作る人もいるほど、リピート率が高いんだそうです。



    そのTOLOTが、東雲に移転し、工場として拡大し、さらに工場の上にアートスペースを作ったと聞き、一体それはどういうことなんだ? とお邪魔してきました。りんかい線東雲駅から、徒歩5分。まさに倉庫街の一角に、TOLOTはありました。アートスペースの名前は「TOLOT/heuristic SHINONOME」。



    heuristicは、「発見に役立つ、発見的な, 知識発見の」という意味を持つ形容詞。アート体験をすることで、訪問者に何かを見つけて欲しいということなのかもしれません。門に入り2階に上がっていくと、まず目に飛び込んでくるのが8枚のガラス。この作品のことは知っていたので、これがここにあるんだ! ということにまず衝撃。



    ここでは、細かい作品紹介をするつもりはないので、この作品について興味を持った人は、ぜひ「リヒター 8枚のガラス」で検索してみてください。そして、このガラスをやり過ごすと、これが工場の上にアートスペースを作る意味だということを象徴するかのような巨大スペースが登場します。



    人の大きさで、スケール感わかりますよね。そう、この巨大キューブの中にアート作品が飾られるというわけです。



    また、このキューブそのものの出来栄えがすごいことになっています。



    わかりますか? 巨大キューブなのに、その角の線がびっくりするほどシャープなんです。だから、こんなふうに下からキューブを撮影すると、光の加減もあり、スケール感がおかしくなるほど線のシャープさが際立って見えます。



    他にも、さすがコーヒーの自販機までデザインされていたり…。



    上を見上げると、工場のなごりが残っていたりします。



    もちろん、1階はTOLOTの本業である印刷のラインが動いています。



    この印刷機の中身は、ホント何度見てもかっこいいな。



    なお、この「TOLOT/heuristic SHINONOME」。6月8日からは、展示内容が新しくなり、有名ギャラリーの「WAKO WORKS OF ART」の全所属作家展が始まっています。



    これ、かなり前代未聞で、ひょっとすると2度とない機会かもしれないので、私も絶対に行くつもりです。アートに興味のあるみなさん、ぜひこの新アートスペースを堪能してみてはいかがでしょう。

    TOLOT

    RSSブログ情報:http://www.roomie.jp/2013/06/81016/
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