梅雨のアロマ活用法を知るため、「日本アロマ環境協会(AEAJ)」を訪れたルーミースタッフ。前回はこの時期の「不快な部屋のニオイ」をさわやかにするアロマの使い方を教えていただきました。
その続きとなる今回は、浴室や玄関などの消臭にも使える「オリジナルアロマスプレー」の作り方を紹介。カビのニオイが気になる浴室などの水回りにシュッと一吹きで、さわやかな香りとともに消臭効果が期待できます。
もちろん、空気中に散布して「芳香浴」として使うこともできるアロマスプレー。作り方はとても簡単です。
【材料】
・精油(今回はルーミー編集部セレクトのラベンダーとティートリーの2種)
・無水エタノール 5ml(薬局で購入可能)
・精製水 45ml(薬局で購入可能)
・スプレー容器
【作り方】
スプレー容器に無水エタノール5mlを入れる
精油を3~5滴加えてよく混ぜ合わせる
混ぜ合わせたあと精製水45mlを加え、よく振れば完成
ラベンダーやティートリーの精油を使えば抗菌効果の高いスプレーの完成です。精油は紫外線に弱いため、遮光性のあるスプレー容器を使うのがオススメ。また、アロマは鮮度が命なので、数週間を目安に使い切るようにしてください。
ラベンダー(左)とティートリー(右) Photo by Thinkstock/wikipedia
こうして出来たアロマスプレーを浴室などに吹きかければ、「クロカビ」などの繁殖を阻止。また、ティートリーは食品に発生する「青カビ」にも効くとのことなので、キッチンのゴミ箱周りに使うのもよさそうです。
浴室に使った場合は、抗菌面ばかりではなく、入浴時には香りによるリラックス効果も期待できます。天然成分でできているからこそ、どんな場所でも使うことが出来るというわけです。
アロマスプレーは数種類の精油をブレンドして作ることが出来るので、効果や香りを参考にして好きな組み合わせで作ってみるのも楽しそう。精油にレモングラスやユーカリなどを使えば虫除けスプレーとしても効果を発揮するとか。
日本アロマ環境協会(AEAJ)のコチラのページでは10種類の主な精油の特徴が簡潔に紹介されています。気になる方はご覧になってみて下さい。
オリジナルブレンドで作るアロマスプレーとは、何だかちょっと楽しそうです。
[公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)]
[アロマテラピー検定]
【ルーミーアロマ特集 〜実践編〜】
第1回:ジメジメした梅雨にこそ使いたい「アロマの魅力」とは?
第2回:消臭や虫除けにも! あると便利なアロマスプレーの作り方
第3回:心も体もリフレッシュ! アロマを使った「足浴」のススメ