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最近ますます「地方」が注目されてきて、私自身も地元、長野県の魅力を再発見している今日この頃、こんな本を見つけました!
『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ』
信州ではお茶の時間、ちょっとした甘いもの以外に、「これはおかずじゃないのか?」と思う料理が当たり前のように出てきます。私の祖父母の家でも、畑仕事の休憩時や家に誰かが来たとき、お茶うけにたっぷりの漬け物と煮物が並び、県外出身の母はとても驚いたそう。
この本では、信州のお茶の時間に作られる料理110品が、たっぷりと紹介されています。
お茶の時間でも、お昼のようにたくさんのタッパーが並んでいます。
小麦粉とご飯を混ぜ、中に甘味噌を入れてこんがりと焼いた「こねつけ」。
漬け物やおひたしなどだけでなく、「桃のシロップ漬け」や「あんずジャム」、「タルトタタン」、「パウンドケーキ」など、幅広いレシピが載っています。
「お茶の時間にこんなに食べて、ごはんは食べられるの?」と聞きたくなるほどずらり。
懐かしいこのゼリー型。実家にもありました。
この本のレシピの中から、特に信州らしい「そば粉の寒天寄せ」を作ってみました。
上には荒くすりつぶしたくるみ。レシピにはありませんが、自家製の黒みつがあったので、それもかけてみました。想像以上に、そば粉の風味があります。
長寿日本一の長野県。この本を読むと、お茶の時間は、「減塩」や「たくさんの野菜」などの食生活面だけでなく、人と人とのコミュニケーションの場として役割を担っているんだなぁ、と思います。
手作りのものを持ち寄ってのお茶時間、いいですね。
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