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人間経済科学と賢人たちの教え その24
コメ0 億の近道 チャンネル版 29ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/7月号連載記事■その24 日本型経営は「人間社会の進歩の結果」●アナログはデジタルの進化形である。 例えば読者が「アナログ人間」とだれかに言われたとしよう。それをほめ言葉だと受け取るケースはほとんど無いであろう。大概の場合、「あなたはデジタルが分からない...
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人間経済科学と賢人たちの教え その23
コメ0 億の近道 チャンネル版 30ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/6月号連載記事■その23 ノーベル賞経済学者の大罪●アルフレッド・ノーベル 今や世界中の誰もが知るようになったノーベル賞は、1833年にスウェーデンに生まれた化学者、発明家、実業家であるアルフレッド・ベルンハルド・ノーベルの遺産によって創設された。彼は、...
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人間経済科学と賢人たちの教え その22
コメ0 億の近道 チャンネル版 30ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/5月号連載記事■その22 アダム・スミスと人間経済科学●アダム・スミスと「道徳感情論」 アダム・スミスの名前を知らない読者は多分いないであろう。彼が1776年に発刊した「国富論」は、今でも経済学の聖典として扱われている。スミスが「経済学」の始祖というべき...
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人間経済科学と賢人たちの教え その21
コメ0 億の近道 チャンネル版 32ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/4月号連載記事■その21 「現場重視」の日本型経営が競争力の秘密●人間は狂ったサルか? 「人間は狂ったサルである」と表現されることがしばしばある。縄張り争いのために、敵(国)を攻撃して殲滅するだけでは無く、核兵器などというものまで生みだして、敵だけでは無...
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人間経済科学と賢人たちの教え その20
コメ0 億の近道 チャンネル版 33ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/3月号連載記事■その20 事件は現場で起こっている●デジタルは原始的である 一般的に、「アナログ」という言葉は、「時代遅れで古臭くて機能が劣っている」という意味合いで使われることが多い。逆に「デジタル」は「先進的・未来的・挑戦的」なイメージで語られること...
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人間経済科学と賢人たちの教え その19
コメ0 億の近道 チャンネル版 35ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/1月号連載記事■その19 インディ・ジョーンズと「人間経済科学」●経済学(社会科学)は数式では表せない 天文学、数学、物理学のようないわゆる「自然科学」では、仮説を立て、それに基づいた実験を行ったり、論理的に完全に実証できる「証拠」を見つけ出して、仮説の...
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人間経済科学と賢人たちの教え その18
コメ0 億の近道 チャンネル版 36ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/12月号連載記事■その18 人間経済科学が目指すもの●「人間経済科学」とは 「人間経済科学」という言葉は、私と財務省(大蔵省)OBの有地浩が中心になって「人間経済科学研究所」(https://j-kk.org/)を創設する際に生み出した造語である。 したがって、「人間経...
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人間経済科学と賢人たちの教え その17
コメ0 億の近道 チャンネル版 37ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/11月号連載記事■その17 資本主義社会では誰もが味方であり敵である●知らないやつは殺せ 「銃・病原菌・鉄」(草思社)のベストセラーで有名なジャレド・ダイアモンド氏の著作に「昨日までの世界」という本がある。同氏が鳥類研究などのために足しげく通ったニューギ...
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人間経済科学と賢人たちの教え その16 現代の経済社会は、会社や国家というチームでプレーする
コメ0 億の近道 チャンネル版 38ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/10月号連載記事■その16 現代の経済社会は、会社や国家というチームでプレーする●スーパーヒーローはかっこいい 仮面ライダー、ウルトラマン、スーパーマン、バットマンなど、私世代でもなじみがあるスーパーヒーロー達は、基本的に「ピン」である。相棒がいる場合も...
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人間経済科学と賢人たちの教え その15
コメ0 億の近道 チャンネル版 40ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/8月号連載記事■その15 「信用」が富の源泉である●交換は人類を豊かにした 「人類とサルの違いは何か?」という疑問を子供の頃から持っていたが、いまだにその回答を明確に得ることができないでいる。 巷では、「サルが人間に進化した」ということがよく言われるがこ...
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人間経済科学と賢人たちの教え その14
コメ0 億の近道 チャンネル版 41ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/7月号連載記事■その14 古代エジプト人の脳と現代人の脳はまったく同じである●人類は進歩していない 2025年に二度目の大阪万博が開催される。1970年の大阪万博をリアルタイムで身近に経験した私としては、心躍る話である。当時、万博会場の裏手に住んでいたた...
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人間経済科学と賢人たちの教え その13
コメ0 億の近道 チャンネル版 42ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/6月号連載記事■その13 世界を支配しているのは方程式ではなく「確率」である。世の中は動画である。写真では無い●方程式は複雑な社会では役に立たない 方程式を使って、「ズバリ一発」で回答が出てくるのは楽しいものである。 人間の「本能的な美意識」を刺激するの...
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人間経済科学と賢人たちの教え その12
コメ0 億の近道 チャンネル版 43ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/5月号連載記事■その12 自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ●自分が成長する リクルートの社訓(旧)「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」は、1968年に、創業者・江副浩正氏によって制定されたスローガンだ。 実は私は学生時代、リクルー...
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人間経済科学と賢人たちの教え その11
コメ0 億の近道 チャンネル版 44ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/4月号連載記事■その11 自由主義(民主主義)は「知識経済社会」の基礎である●自由主義(民主主義)は世界の少数派 日本をはじめとする先進国に住んでいると「自由主義」は水や空気のようにありふれたもののように感じる。しかし、灼熱の砂漠で一人取り残されたときに...
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人間経済科学と賢人たちの教え その10
コメ0 億の近道 チャンネル版 45ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/3月号連載記事■その10 ドラッカーはすぐれた【傍観者】である●傍観者の時代 経営者やビジネスマンで、ピータ―・F・ドラッカーの名前を知らないものはいないだろう。大学教授でもあったが、若いころ『経済人の終わり』というナチス・ドイツやヒットラーを批判する本...
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人間経済科学と賢人たちの教え その9
コメ0 億の近道 チャンネル版 47ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/1月号連載記事■その9 人間は金で動くのか?自由・市場・知識●あなたは金で動く人間か? 「あなたは金で動く人間か?」と問われて「はい、そうです。お金さえもらえれば何でもやりますよ!」と答える読者は多くないだろう。一方、私も含めて「お金を嫌いな人間はめった...
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人間経済科学と賢人たちの教え その8
コメ0 億の近道 チャンネル版 48ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/12月号連載記事■その8 バフェットは握手だけで数千億円の取引をする●定量的分析と定性的分析 私が企業への投資をはじめたときには、「定量的分析」に頼っていた。 「定量的分析」とは、決算書などに記載された数字そのものを分析することである。確かに、企業の事業...
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人間経済科学と賢人たちの教え その7
コメ0 億の近道 チャンネル版 49ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/11月号連載記事■その7 人間の本質を解き明かした老子と孫子●老子と孫子の人間観 古今東西、人間性の本質を鋭く指摘した賢人たちは多数いる。 例えば私の好きなカエサル(シーザー)の言葉に、「私は他人に意見されて自分の考えをたやすく変える人間ではない。だから...
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人間経済科学と賢人たちの教え その6
コメ0 億の近道 チャンネル版 50ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/10月号連載記事■その6 資本主義と自由と民主主義●共産主義は終わったのでは無かったのか? 1989年、べルリンの壁が打ち壊される映像は世界中に配信され多くの人々の脳裏に焼き付いた。それまで「冷戦」が続き、東西両陣営のどちらが先に核ミサイルのボタンを押す...
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人間経済科学と賢人たちの教え その5
コメ0 億の近道 チャンネル版 52ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/8月号連載記事■その5 共感・同調が社会・経済の基本原理●「国富論」は「道徳感情論」の別冊であった アダム・スミスが1776年に著した「国富論」は、近現代における経済学の出発点とされるあまりにも有名な本であり、実際に読んだことがあるかどうかはともかく、そ...
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人間経済科学と賢人たちの教え その4
コメ0 億の近道 チャンネル版 53ヶ月前
産業新潮http://sangyoshincho.world.coocan.jp/7月号連載記事■その4 世界は「べき乗」の法則で動いている●べき乗とは何か べき乗という言葉になじみが無くても、累乗という言葉は記憶の片隅にある方が多いかもしれない。どちらも似たようなものなのだが、微妙な違いがある。 どちらも「aのn乗」という形で表現さ...
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人間経済科学と賢人たちの教え その3
コメ0 億の近道 チャンネル版 54ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/6月号連載記事■その3 産業革命によって「人間」が誕生した●産業革命が初めて「人間」を誕生させた もちろん、人類(女系)の直接の祖先が、10万年前から20年前にアフリカに住んでいた「ミトコンドリア・イブ」と呼ばれる「女性」であることは遺伝学的にほぼ間違...
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人間経済科学と賢人たちの教え その2
コメ0 億の近道 チャンネル版 55ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/4月号連載記事■その2 人間の意志と心と経済・社会●「道徳感情論」と「国富論」 1776年に出版されたアダム・スミスの国富論は、実際に読んだ人は少なくても、その名前は世界中に知れ渡り、現代の経済学における「聖典」とも言える。ところが、この本が、1759...
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人間経済科学と賢人たちの教え その1
コメ0 億の近道 チャンネル版 56ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/4月号連載記事■その1 経済学ルネサンス・人間経済科学登場●役に立つ経済学とは 経済学が経済やビジネスの実践で役に立たない机上の空論であるという話はよく聞く。欧米では「経済学がどれほど役に立たない学問なのか」ということは、むかしから繰り返しジョークのタ...
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孫子と三賢人のビジネス その18
コメ0 億の近道 チャンネル版 57ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/3月号連載記事■その18 情報収集●情報と知識 ピーター・F・ドラッカーは、「情報」と「知識」はまったく異なるものだと述べます。前者は現代風に言えばすべて「ビット」に置き換えることができます。つまり、「ゼロまたは一」の二進法の数字(またはランプの点滅)...
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孫子と三賢人のビジネス その17
コメ0 億の近道 チャンネル版 58ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/2月号連載記事■その17 マネジメントの原則・最初が肝心●最初が肝心 マイケル・ポーターは、「自社がどのような業界で、どのような位置(ポジション)を占めているのか」を知ることが、「競争戦略」を立案する上で極めて重要であると述べています。つまり、飲料業界...
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孫子と三賢人のビジネス その16
コメ0 億の近道 チャンネル版 59ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/1月号連載記事■その16 有利な地形(マーケット)で戦え●負けてはいけない 孫子はある意味究極の平和主義者です。なぜなら、戦いは国や民を傷つけ疲弊させるので、「戦ってはいけない」と厳しく諭しているからです。ただし無防備でいいというわけではありません。 ...
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孫子と三賢人のビジネス その15
コメ0 億の近道 チャンネル版 60ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/12月号連載記事■その15 鳥が飛び立つのは伏兵である●ビジネスでも投資でも観察眼が勝負を決する 「人間経済科学研究所」では、「人間」と「経済(ビジネス)」そして、「(自然)科学」の三つの重要な要素の複雑に絡み合う関係を研究しています。 その中でわかっ...
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孫子と三賢人のビジネス その14
コメ0 億の近道 チャンネル版 61ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/11月号連載記事■その14 高い丘にいる敵を攻めてはならず、丘を背にして攻めてくる敵は迎え撃ってはならない●自然淘汰で生き残るのは駆け引きにたけた生物である チャールズ・ダーウィンに始まる(生物の)進化論は、1859年に「種の起源」の初版が発刊されてか...
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孫子と三賢人のビジネス その13
コメ0 億の近道 チャンネル版 62ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/10月号連載記事■その13 統制と組織●命令と自由とブロックチェーン どのような人物でも他人から「命令」されることは決して楽しくないはずですし、逆に自分の考えで「自由」にふるまうことは心地よいはずです。ですから、インターネットの創世期のようにほとんどす...
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孫子と三賢人のビジネス その12
コメ0 億の近道 チャンネル版 63ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/9月号連載記事■その12 機先を制する●機先を制するというのは先に始めることではない 私が若いころは、他人よりも早くスタートする=「先陣を切る」というのは、有利なような気がして、とにかく他人よりも先に新しいこと始めたいという気持ちにあふれていました。多...
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孫子と三賢人のビジネス その11
コメ0 億の近道 チャンネル版 64ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/8月号連載記事■その11 形が無ければ壊れない。アメーバ型●人は城、人は石垣、人は堀・・・ 「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」は、武田信玄のあまりにも有名な言葉です。そして、生死をかけた軍隊のリーダーとして、最高レベルの「マネジメント...
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孫子と三賢人のビジネス その10
コメ0 億の近道 チャンネル版 65ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/7月号連載記事■その10 先手必勝と集中力●宮本武蔵と佐々木小次郎 どこまでが史実なのかは不明ですが、二人の巌流島における決闘はあまりにも有名で、多くのことを物語っています。命をかけた大事な決闘において大幅に遅刻する武蔵は「武士の風上にも置けない下劣な...
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孫子と三賢人のビジネス その8
コメ0 億の近道 チャンネル版 67ヶ月前
産業新潮 http://sangyoshincho.world.coocan.jp/5月号連載記事■その8 一撃必殺●熟慮して行ったたった一つの決断が成功しないのなら、それより集中力が劣った多数の決断がうまくいくはずが無い ウォーレン・バフェットは小見出しのような警句を発しています。 しかし、世の中の大多数の人々の考えは違うようです。...