第415号 2021.11.9発行
「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※特別寄稿・笹幸恵…小室眞子さん、圭さんが2021年10月26日に結婚された。圭さんの母親の金銭トラブルが報じられて以降、週刊誌は毎号のようにバッシング記事を掲載し、ネット配信記事のコメント欄には読むに堪えない罵詈雑言がこれでもかと書きこまれた。一方、尊皇心があると自認する自称保守派もまた、バッシングを繰り返している。ここ数ヵ月、彼らは何を言ってきたか?果たしてそれは本当に尊皇心の発露なのか? 自称保守派の人々の発言を徹底的に見ていきたい。
※「ゴーマニズム宣言」…10月30日の「オドレら正気か?大阪LIVE」は大盛況だったが、その中でも漫画家くらたま・倉田真由美氏は実にいい役割を果たしてくれた。そのくらたまについて、「新型コロナについての発言はいいが、眞子さま・小室さんに対してはバッシングをしている」という指摘が来ているので、そのことについて書いておこう。「印象批評」もバッシングに繋がることなのだろうか?
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…聖路加国際病院の研究チームの調査によれば、コロナワクチンを接種した女性の半数に、脇の下のリンパ節が腫れる副反応があったことがわかったという。しかし、厚労省が実施したという健康状況調査においては、「ファイザー社のワクチン接種後に腋窩リンパ節腫大を含む反応性リンパ節腫脹が2%程度報告されています」と説明されている。こんな嘘に騙されるな!そして、11月に入ってから新たに日本で話題になりはじめた副反応「ギラン・バレー症候群」についても確認しておこう。
【今週の目次】
1. 特別寄稿・笹幸恵「自称保守派こそ、皇室を破壊する【勢力】である~小室眞子さん、圭さんの結婚で彼らは何を言っていたか~」
2. ゴーマニズム宣言・第442回「印象批評はバッシングじゃない」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第236回「厚労省のウソと、45年前のアメリカが教えてくれるワクチン接種事業の結末」
4. しゃべらせてクリ!・第371回「おじいちゃま・おばあちゃまと久々の対面ぶぁ~い!の巻【前編】」
5. Q&Aコーナー
6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
7. 編集後記
笹幸恵「自称保守派こそ、皇室を破壊する【勢力】である~小室眞子さん、圭さんの結婚で彼らは何を言っていたか~」 小室眞子さん、圭さんが2021年10月26日に結婚された。
圭さんの母親の金銭トラブルが報じられて以降、週刊誌は毎号のようにバッシング記事を掲載し、ネット配信記事のコメント欄には読むに堪えない罵詈雑言がこれでもかと書きこまれた。一方、尊皇心があると自認する自称保守派もまた、バッシングを繰り返している。ここ数ヵ月、彼らは何を言ってきたか? 果たしてそれは本当に尊皇心の発露なのか? 自称保守派の人々の発言を徹底的に見ていきたい。
■上から目線をやめられない男たち
「自称保守論壇ムラ」に生息する典型的なタイプが、「歴史」「伝統」を持ち出して皇室のことに口出しする人々だ。圧倒的に男性が多く、ほとんど例外なく「上から目線」である。何を根拠にそう思っているのかは不明だが、自分は皇族の誰よりも皇室のことがわかっていると信じて疑わない。
こういう根拠なき上から目線タイプは、「皇室を敬愛しているからこそ、あえて言うのだ」というスタンスを崩さない。
かつて評論家の加瀬英明は、「皇太子殿下に敢えて諫言申し上げます」と題して、皇太子殿下(当時)の「人格否定発言」を、「御皇室を尊崇する一人として、殿下の御発言はその御位にふさわしいものではなかった、と思う」と批判している(『WiLL』2005年2月号)。尊崇すると書いておきながら、「御皇室のありかたは、御皇室の方々が考えられるべきものではない。(中略)国民が決めることである」「天皇、皇后両陛下は、なるべく静かになさっていらしていただきたい」とのたまうのだから、開いた口が塞がらない。
このタイプで最近の典型例は、著作家の宇山卓栄だ。彼は次のように書いている。
(眞子さま、圭さんの)結婚に反対すると、皇族のなさることに口を出すとは、不敬ではないかと言う人がいます。このような人は皇室の御意向に黙って従うのが忠義であると勘違いしているのです。「ならぬものはならぬ」と諫言することが真の忠義です。
(『WiLL』2021年11月号)
呆れてものも言えない。「ならぬものはならぬ」とは、会津藩の「什の掟」に使われていた言葉だ。「年長者を敬え」「嘘をつくな」「卑怯な振る舞いをするな」などと、年長者が藩士の子供たちにあるべき姿を説いて、最後に「ならぬものはならぬものです」と、言い訳やごまかしを許さない強い言葉で締めくくられる。
つまり宇山は、自分こそが敬われるべき年長者であり、道理のわからない子供(=皇族)に正しいことを教え諭すぞと言っているに等しい。何という思い上がりか。不敬以前に不遜である。
そのくせ、眞子さまの結婚に際して、天皇皇后両陛下にごあいさつをされる「朝見の儀」、一般の結納にあたる「納采の儀」が行われなかったことに対し、「天皇陛下も秋篠宮殿下も、この結婚を認めていない。これこそが正式な皇室の御意」だとして、結婚に祝意を述べる人々を「皇室の意に逆らってもよいと考えているのか。それこそが不忠・不敬ではありませんか」と述べている。
言っていることがムチャクチャだ。自分にとって都合のいいことは「御意」で、都合が悪いことに対しては諫言の士を気取るのだからタチが悪い。我こそが真の忠義、我こそが真の尊皇派。でもそれって突き詰めると、結局は自分勝手、自己満足でしかない。
もう一つ見逃せないのは、宇山は、「こんな不当な結婚を認めないということを、結婚後も言い続けなければなりません」と記していることだ。それが「国民にできる、せめてもの良識の表明」だと言い切っている。
本気か!!! 結婚して皇籍を離れた眞子さんは一般人だ。その人に向かって、生涯「結婚は認めない」と言い続けるのか? 良識なんてとんでもない、狂気の沙汰だ。「ストーカーは犯罪です!」とムラの仲間は必死で教えてやるべきだ。
この粘着気質は、「御忠言シリーズ」を書いた評論家の西尾幹二を彷彿とさせる。西尾は13年前、「これが最後」と言いながら、5回にわたって皇太子殿下(当時)の「人格否定発言」への批判と雅子さまの悪口を雑誌に書き続けた。タイトルだけ列記しておこう。
「皇太子さまに敢えて御忠言申し上げます」(『WiLL』2008年5月号)
「皇太子さまへの御忠言 第2弾! 皇族としての御自覚を」(同6月号)
「これが最後の皇太子さまへの御忠言」(同8月号)
「もう一度だけ皇太子さまへの御忠言」(同9月号)
「皇太子さまへの御忠言 言い残したこと」(同10月号)
……しつこい!!
■勉強不足を思い込みでカバーする女たち
コメント
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やギさん、こんにちは。
やギさんがそんなに「くらたま先生」を好きだとは…それよりも、くらたま先生にこだわり過ぎると『本当に悪質な奴ら』を見逃してしまう事になりかねないのではないかと思います。
一旦振り抜いた刀を鞘に納めることは、「侍」として恥ずかしい事でも何でもありません。
むしろ、面子を気にするあまり、自説の根拠が薄弱になっても居直る方が見苦しいです。
その点よしりん先生は、間違っていた場合は誌上で「公開謝罪」までなさりますが、これこそが『強さと信頼の証』だと思います。
世の中には「絶対に非を認めず押し切るのが『強さ』だ」と勘違いしている小物が少なくありませんが、『本当の強さ』を身に付けている方は、常に謙虚な姿勢を保っております。
誰も、やギさんを責めている訳ではありません。今号の「ゴーマニズム宣言」や私のコメントが、やギさんを責める内容だと解釈しているとすれば、それは考え過ぎです。
よしりん先生のブログを読みました。
“匿名の元婚約者”の件。
先生は、「FRIDAYデジタル」の記事自体は読まれていないのでしょうか?
一応貼ります。
◆【スクープ】元婚約者の独占手記「交渉で小室さんが語ったこと」:FRIDAYデジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/819737b88addd33c30e734bee1655f0cb8ff5384
>>95
で貼って頂いた、江川紹子氏のツイート先に有りました。
確認書にサインをした上でなお週刊誌に手記を売る。
“元婚約者”の方は、全く信用ならない人物だとはっきり判りました。
江川氏の批判は、もっともだと思います。
今回、私用で本当にギリギリになってしまい、すみませんでした。
〇 特別寄稿・笹幸恵「自称保守派こそ、皇室を破壊する【勢力】である~小室眞子さん、圭さんの結婚で彼らは何を言っていたか~」
まず、細かいところから。
宇山さんという人に申してみたいのですが、「諫言」とは本来いのちをかけて(切腹覚悟で)行うべきものではないか、それを「八重の桜」の影響か、会津藩の「什の掟」だか何だか知らないけれど、軽々しく口にして良いものか、綸言汗の如し、というけれども、自分の発言や行動で、覆水盆に返らず、といったような事態になっても良いのか、と思いました。
この人や西尾カンチ、ではない幹二を含めて、私たちは眞子様や小室圭さんの親なのでしょうか。親ならばまだ子供の結婚に反対する「親権」があるのだろうけれども(それだって、むやみやたらと濫用すべきものではない)、婚姻は互いの同意によって成立するものではないのか、といったところです。
「皇室ハイジャック」と申しますが、こういう話は(こういう例を出してはいけないのかな?)欧州の王朝ではしばしば行われてきたことで(ハプスブルク家など)、たとえばマリア・テレジアはロートリンゲン家出身ののちの皇帝フランツ1世と「恋愛結婚」をしましたが、オーストリアなど支配地の政治関連には一切関わらせなかったわけで、イギリスのアルバート公は妻君のヴィクトリア女王をむしろ立憲君主として引き立てる役割をしたらしいですし、西洋においては女性を主体とする政体が確立していたのではないか、と私は思います。これも思い込みの一つでしょうが、キリスト教が本来男尊女卑の宗教であったのは歴然たる事実で、アダムの肋骨からイヴは誕生し、「マタイによる福音書」ではアダムからイエスにいたる系譜が冒頭に掲げられており、男性による血筋が日本以上に徹底していたわけです。ちなみに、よく引き合いに出されるヴァロワ朝からブルボン朝の王朝交替も、当初はアンリ4世にヴァロワ家のマルグリット(マルゴ)が王妃だったわけで、女系による血筋も重視されていたことが分かります。
竹内宿禰、ではない久美子なども歴史を勉強して欲しいと思いますが、こういう西洋の例を出すまでもなく、政略結婚がどれだけ人格を傷つけるのかという視座は持たねばならぬでしょう。上記のマルゴ王妃も結局、政略結婚で子供をなすことができず、離婚させられていますし、こういう「尊い血筋に生まれたから、それなりの犠牲をともなってしかるべきだ」という思想は人間を幸福にはせず、子孫繁栄という目的からしても、マイナスにしか働かない、後継ぎさえ作ればそれでOK、ということに繋がりかねない。何度もいうけれども「レイアース」のようにただ祈っていればいい、という天皇・皇室観からそろそろ私たちは脱却し、恋愛を認めるべきだ、チャールズ皇太子や故ダイアナ元皇太子妃の悲劇も恋愛結婚だったら、というふうに思います。
「清く正しく」と申しますが、無菌室にいることが「清く正しく」なんでしょうか?これも何度も言及している話ですが、「十二国記」の祥瓊は芳国の乱れを知らずに清らかな宮中で「清純無垢」のまま暮らしていたために、革命後、国民の怨磋の声を浴び、惨めな境遇に落とされました。私の好きな漫画に萩尾望都先生の「城」という作があるのですが、白い石だけでは半分の「城」しか建てられず、黒い石も混ぜないと完全な「城」は作れないというたとえが出てきます。作中で教師の妻が教え子と「不倫」をする場面があるのですが、最後に教師とともに学校から去って行く不倫妻の姿に主人公の少年が「黒い石も白い石も磨かれて、迷いの果ての、愛の漆喰で積み重ねられた風の城」が見えると語る場面もあり、要は、清冽なものだけれでは聖なるものは生まれず、むしろタブーと見えるものを触れた場合にこそ、その中に清いものが見えてくる場合もあるのではないか、という気がしました(浮気とかを勧めているわけではないので、念のため。ちなみに個人的には私はその後の主人公のおかあさんが泣く場面が好きです)。
「精力」ではない「勢力」という言葉が出てきますが、皇室を男系で、清純なままにしておきたいという思想を持つのも「勢力」であり、「これこれこうでなければならない」という理想や基準も、確かに必要な場合もあるけれども、押しつけであってはならない、無理強いしたら、強制されたというしこりが残ってしまう、物事は臨機応変に柔軟に見なければいけない、ということのように思います。
以上、個別にまとめてみましたが、はっきり言って、小室圭・眞子さんは既に結婚されたのであり、その後のことは「本人同士の問題」であって、「犯罪」とか餘程のことがない限り、「そっとしておく」のが通常の反応ではないか、と思います。この問題には双系継承賛成派の中にも秋篠宮家が嫌いだという人も苦情を述べているようなので、何だか一億総小姑と化した日本人の姿が見えてきて、醜悪な感じがします。いい加減に天皇・皇族だけ贔屓されているとか、聖域に暮らさなければならない、という思想は捨て去るべきではないのでしょうか。
貧富の差にあえぐ人たちにとっては関係ない?いいえ、人は誰でもリスクのようなものを有しており、自分の場合だったら、精神障碍と睡眠障碍があるわけですが、それぞれの苦しみはその人にしか理解し得ないものですが、その存在を知ることは(皇室だったら、基本的人権などがない)ということも理解すべきでしょう。
以上、長くなりましたし(くだらない言葉遊びもしましたが)、こんなところです。
「皇室を敬愛しているからこそ、あえて言うのだ」
「私らの仕事って基本おせっかいで」
笹さんの特別寄稿を読みました。
男系タリバン右派の「皇室を敬愛しているからこそ、あえて言うのだ」とか、
下衆なテレビタレント・マスコミ人の「私らの仕事って基本おせっかいで」とか言う「見苦しい言い訳」の下に
反論権のない皇族やその御婚約者に対して言いたい放題の惨状に、暗澹たる気持ちになります。
彼らは眞子さんが御結婚されて民間に下られてからも、小室圭氏とその御家族まで含めて執拗にストーキングを続け、
酷い罵詈雑言を浴びせ続ける有様です。
皇族の方々が御結婚されて民間に下られた以降も、こんな目に遭わされるって、前代未聞のことだと思います。
竹内久美子や竹田恒泰は男系タリバン右派の思想の支柱的存在でもあるので、
彼らの蛮行がそのまま、男系タリバン右派の実態を表わしているといっても過言ではないですね。
ライジング「ゴー宣」を読みました。
これはとても重要な「要点」になる論だと思いました。読んでいて唸らされました。
よしりんは、倉田真由美氏が「オドレら正気か」のゲストだったから言っているとか、そんな次元の問題ではなくて、
山口真由氏のことも挙げられているように、「憎悪やルサンチマンを動機として、人を傷つけることを目的に行う攻撃」と、
「批判」「表現」とを明確に区別することが大事だと仰っている訳です。
初期ゴー宣の名作「カバ焼きの日」のような表現まで「誹謗中傷発言」と一緒くたにされてアウトとなってしまうのはおかしいです。
これは言論を発信する側だけでなく、受け手側も意識していく必要のある繊細な問題だと感じました。
「トンデモ見聞録」を読みました。
厚労省が新型コロナのワクチン接種を推し進めたいばかりに、恣意的な情報操作をしようとしている様に、恐ろしさを覚えます。
もう既にmRNAワクチンは多大な「薬害」を引き起こしている真っ最中だと感じますが、
厚労省はこの責任を一体どう取るつもりなのか、いや、厚労省が責任取る前に被害は膨れ上がっていく一方だなと思います。
アメリカの1976年の薬害事件の時の教訓は、2021年になっても活かされていないのですね。
ただただ、製薬会社が法的に自社を守って儲けを増やす仕組みが強化されてしまっただけという・・・。
垂れ流される「情報」を唯々諾々と受け入れるだけでは自分の身を守れませんね。自分の身だけでなく、自分の愛する人、自分の家族、自分の友人の身も、ですが。
追伸:Q&Aありがとうございました。
チコリさんの御母様の「戦争論2」の感想と、よしりんの回答がとても印象にに残りました。
小さいお子さんから、80代の御年配の方々まで、幅広い層に読者がいるということ、そのものに、
「歴史の縦軸」の継承を感じます。
感想の続きです。
〇 ゴーマニズム宣言・第442回「印象批評はバッシングじゃない」
上記の話と重なりますが、「皇室を聖域扱いするのはやめた方が良い」、そして発言権も認めるべきでしょう、と私は思います。その意味で、一般国民の側からも「売れないミュージシャン」とか小室圭さんが人気者になってしまい、「ハッピーエンドまで続きが気になる!」という批評はありなのかな、とは思います。倉田真由美さんは眞子様まで誹謗しているわけではなく、「女性は百のマイナスがあっても三のプラスがあればいい」という意見は、一般的な男女間の人情の機微に触れているものであり、聖域意識を越えたものであり、よしりん先生のおっしゃられるように認めてもよいのかな、と思います(誕生日に貰ったものまで元彼に返却させられた、という話については、ひどい元彼もいたもんだ、と思いました。面倒ごとを回避したいという点で賢明な判断でしょう)。
「王様の耳は驢馬の耳」という話もありますが、そういう噂はひそかに口にしても世間一般に広まるもの。その程度は容認してもいいのではないのでしょうか。ただし、あることないことを捏造するのはまた別問題です。
〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第236回「厚労省のウソと、45年前のアメリカが教えてくれるワクチン接種事業の結末」
もくれんさんの提示された聖路加国際病院のグラフをみても、1回目接種よりも2回目接種の方が明らかに発熱の大きいし、厚生労働者の医療従事者のものよりもデータがしっかりしているように感じられました。そして、一見矛盾するようですが、「2%」という統計上の数字よりも、SNSでもあがっている個人個人の淋巴腺の腫れという現象の続出の方が実際に水面下で起こっている出来事を暗示しているようで、空恐ろしいと思いました。
体の健康状態や症状は籤運のようなものではなく、調べれば根拠があるものであって、薬などを飲んだり、これを食したからこういう症状になる、という因果関係があるのでしょう。そういいつつ、私たちは「今日は気分が優れない」・「だるい、かったるい」といった言葉で自分のその日の体調を言い表すことが多く、案外、コロナウイルスのこともその程度のもので、わざわざPCR検査や抗原検査をするまでもなく、日ごろの健康管理に気をつければいいだけのことではないか、それこそ「運が悪けりゃ死ぬだけさ」でいいのではないか、という気がします。薬と称するものを打って、かえってその効力で体調不良になったら、しなくてもいいことをした、してはならないことをした、ということになるわけですから。本来恐るるべき疾病に対する用心(癌とか結核とか肺気腫とか膠原病とか血友病とか)の方がはるかにましなように感じます。
そのような視点からも、アメリカ合衆国の豚インフルエンザワクチンのギラン・バレー症候群の話は「前者の轍」であるべきところなのに、現在のコロナワクチンの上記の症例という二の舞を演じているわけですから、人間は進歩しないな、と上から目線のことを記しておきます。健康はワクチンで維持されるものではなく、社会もワクチンによって安全になるものではなく、(先に記した話を蒸し返しますが)白石と黒石が同数で、それぞれを組み合わせてゆくことでしか保守できない。だから毒と思えるようなウイルスについても共存する手段を考え、毒を増やすようなワクチンを接種すべきではない、たとえていうなら、氾濫を防ぐためのダムをむやみやたらと作るような愚を犯すべきではない、そうすると、自然の川の流れが止まり、生態系を壊し、肥沃な土地を沙漠化するだけなのではないか、というようなことも思いました。
以上です、いつものことながらくどい表現ですみませんでした。
最後に、(お礼を言うのを忘れていましたが)今回のしゃべクリ、Q&A採用、有り難うございました。太陽電池か何かで充電する携帯電話やスマートフォンが発明されたら、本当に便利でしょうね。ファンタジーもので、異世界でスマートフォンを持って活躍する少年の話があるのですが、それは魔力で充電されるそうで、何だかそんな神秘な力で動けばいいのに、とか想像します。
それでは、いつもの決まり文句ですが、次号を期待します(といいつつ、また何か記すかも知れませんが)。
こんばんは、ライジング配信ありがとうございますvv
笹さんの「自称保守派こそ、皇室を破壊する【勢力】である~小室眞子さん、圭さんの結婚で彼らは何を言っていたか~」について。
自称保守派の皇室への愛は、自分への愛です。
「伝統ある皇室を敬愛する自分」に酔っているだけです。
「皇室を敬愛している」と言えば、何を言っても許されると思っているのです。
女系も皇統を受け継ぐ存在だからこそ、現代まで皇室は受け継がれてきたのです。
自称保守派はその事実を認めようとせず、小室さんへのバッシングを利用して女性・女系天皇、女性宮家創設を潰そうと企み、「悠仁さまがいらっしゃる」「旧宮家の皇籍復帰」で誤魔化そうとしています。
旧宮家は、実際に皇族だったことがある方は民間人として生きてきた時間の方が長く、その子孫は生まれてからずっと民間人です。
もし仮に皇統に連なる男系男子が皇籍を取得できる制度が出来たとして、小室さんへのバッシングが皇族になることで自分自身に向けられることを考えれば、拒否されるのは目に見えています。
竹田氏が「小室さんのおかげで女性・女系天皇、女性宮家の話がなくなった」と浮かれて言えるのは、「旧宮家子孫の皇籍取得の実現が近づいた」と思い込んでいるのもあるのでしょう。
実際には、旧宮家子孫や他の皇統に連なる男系男子の皇籍取得は、憲法違反ですし、国民と皇族を厳格に区別する君臣の別にも反します。
女系の血筋のおかげで明治天皇に繋がる竹田氏が女系を否定するという矛盾ある言動、品位の無い日頃の行いは、竹田氏だけでなく、旧宮家の印象をも悪くしています。
竹内久美子氏は英国王室・スウェーデン王室が将来王朝交代すると自身のツィッターで繰り返し主張していますが、どちらも親から子への直系継承なので、王朝交代はあり得ません。ここでも勉強不足が露呈しています。
日本の場合、皇位は「皇統に連なる皇族」が継承します。傍系の男子が皇位を継承する場合、先代または先々代の天皇の直系女子と婚姻することで血筋では直系を維持するなど、女系も皇統として認められています。
橋本琴絵氏は以前、ツイッターで「悠仁さまが18歳になったら、若く健康な女性は彼の元に集いなさい」という内容の文言を発信していました。
悠仁さまを襲わせるつもりか、と血の気が引きました。
男系継承のためなら悠仁さまのお気持ちなんて知ったこっちゃないという男系固執派のおぞましさを見ました。
木蘭さんのトンデモ見聞録・第236回「厚労省のウソと、45年前のアメリカが教えてくれるワクチン接種事業の結末」について。
実際にワクチン接種後に副反応で苦しまれた原田曜平さんの父親が「右の脇の下がぽっこり腫れ上がっていた」という事実が、リンパ節の腫れを軽く済ませてはならないことを物語っています。
製薬会社は、開発した薬を売る為なら人の命なんて知ったこっちゃないことも、責任逃れにしか頭を働かせないのも、歴史が証明しています。
>>128
やギさん、ボンソワール。
…私の分析力などたかが知れております。先日のエリザベス女王杯はタテ目で外しました。人を見る目よりも『相馬眼』(馬を見る目)が欲しい今日この頃です。
歴史上、万人に好かれた人もいなければ、万人に嫌われた人もいないと申します。
皆が皆、『巨人・大鵬・玉子焼き』が好きで『江川・ピーマン・北の湖』が嫌いなわけでもないですし。
「私の事を嫌いになってもAKBは嫌いにならないでください!」という名言(?)もありましたね。
私はやギさんの事は別に嫌いでも何でもありませんし、やギさんがくらたま先生を好きになれなくても、それはそれで自由ですし…。
何でこんな話をしたかと申しますと、先日、『非コロナ脳の知人』に『コロナ論』を薦めたところ、「小林よしのりは、ちょっと…」と引かれてしまったので。意外でしたが。
やギさんにお願いがあります。もし「嫌われてナンボじゃ!」なんて思っていたら、そんな悲しい発想は今日を限りにおやめくださいませ。ホントに嫌われているのは私ですから(笑)。
☆変わるかどうかはなに次第?☆
★愛子さまブログ紹介★
みなさん、おはようございます。
「愛子さま 皇太子への道」ブログの紹介です。
本日も更新しています。
「当選した国会議員に祝福と激励の手紙を送ろう!」
https://aiko-sama.com/archives/8203
●皇室への興味(aki86さん)
・コロナ禍のせいで一般の人は皇室に興味をもてないのかもしれない
・コロナ禍が終われば興味がもてるはずだ
・このサイトを見ている方人が周りに声を掛けてたら空気が変わるのでは
https://aiko-sama.com/archives/8323
愛子さま 皇太子への道
https://aiko-sama.com/
ブログ投稿のご案内
https://aiko-sama.com/blog-bosyu
いまNHKあさイチで「歯周病の人は新型コロナにかかった場合の重症率、致死率が8倍違う」とやってました。当たり前です。そうじゃないケースは、PCR陽性なだけで感染ではないのだから。
ようやくメインの感染経路、呼吸ではなく血管という本質にあのNHKが少し接近したのを目撃しました。
「自称保守派こそ、皇室を破壊する【勢力】である. ありがとうございます。
本当にお疲れ様です。笹師範の咳喘息が心配です。
「自分の信じたいことしか信じない」人達だと思います。
天皇、皇室は、「こうでなきゃいけない!」という自分勝手な思い込み。
理由は、ただ自分が納得できる、自分が気持ちのいい展開である事。
単なる己の勝手な信念でしかないのに、
「万世一系の伝統であるぞよ!」とかなんとか都合のいい言葉を勝手に使っちゃって、
水戸黄門の印籠みたいにしちゃって。滑稽だ。
どうしたら皇室を存続させられるか、を本気で考えれば答えは簡単なのに、
邪魔しているのは、信じられない事だが、男尊女卑でしかない。
しかも「無意識の筋金入りの男尊女卑」だからタチが悪い。
ベラベラベラベラ喋り倒す軽薄極まりない動画が、常に高視聴率を叩き出しているが、
この語り口のあまりの軽薄さと淀みなさに、違和感を持たないのが不思議だ。
動物行動学女史の動画、
先日たまたま彼女の動画に辿り着いてしまい、冒頭で数分でお手上げー!(IKKO風に)
↓
「私は絶対合格しないと思っていました。
こんな事言ってはなんですけども、私は人を見てこの人は学問が好きかどうかとか、学力があるかどうかとかってわかるんですよ。
はい、まあそれはね、個人の直感であるんですけれども。
こういうエピソードがあって。
記者が小室さんを結構尾行していたときがあって、
図書館か書店か忘れましたけども、法律関係の本を手に取ったんだけれども、
ペラペラとやってすぐ読むのをやめちゃったというのがあって、
あ、この人、勉強嫌いなんだって、思いました。」
動画観た数分返せーっ!お粗末様でした。