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記事 31件
  • 【自然災害メモリアル】第112回:昭和南海地震(1946)の日 [防災]珍しい震源を知る(四国編)

    2018-12-21 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第112回は"昭和南海地震(1946)"です。 戦後の敗戦国日本という状態で4年連続の死者1000人以上となる大震災が発生した タイミング的には最悪を極める大震災です。高知~和歌山を中心に多大な被害を 及ぼしました。また冬で未明の地震ということもあって津波への避難もし辛い 状況での大地震となってしまったことに、胸の痛みさえも感じる地震です。 今日は"珍しい震源を知る(四国編)"をテーマにお伝えしていきます。 この珍しい震源を知るシリーズは今回が最終回となります。四国地方は直下型となる 地震は滅多に起きず、徳島県南部震源以外で震度5弱以上を記録した事例も ありません。しかし周囲では大きな地震を起こす要素などもあり、中央構造線の 存在などから、一生のうちに注意すべき大地震がいくつもあります。 しかし決して諦めてはいけません。諦めない不屈の精神こそ生き残る最大の術です。

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  • 【自然災害メモリアル】第111回:広島県北部地震(1930)の日 [防災]珍しい震源を知る(中国編)

    2018-12-20 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第111回は"広島県北部地震(1930)"です。 小被害という記載のみの地震ですが、広島県北部震源とする地震は珍しく その中での強い規模での地震だったことは若干注目すべき場所があります。 今日は"珍しい震源を知る(中国編)"をテーマにお伝えしていきます。 あと2つになりましたが、今回もこのテーマでお伝えしていきます。西日本の中でも とりわけ普段の地震活動が少ない中四国ですが、鳥取県での大地震や安芸灘など 比較的知名度のある地震がある一方で、変な場所で発生する地震もあります。 普段地震に遭遇する機会がない分、家具の固定など長期的に通用する備え方が この地域では必要になりそうです。

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  • 【自然災害メモリアル】第110回:肥後・筑後地震(1723)の日 [防災]珍しい震源を知る(九州編)

    2018-12-19 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第110回は"肥後・筑後地震(1723)"です。 江戸時代の熊本地震とでもいうべき地震でしたが、M6.5と熊本地震における 一度目の地震に匹敵した揺れと酷似していると思われます。死者2人、家屋倒壊は 980棟に及ぶなど、被災すれば他人事では済まされない被害が出ました。 今日は"珍しい震源を知る(九州編)"をテーマにお伝えしていきます。 全体的に地震が少ない地域の九州北部と、火山活動も併せて相対的に地震が多い 九州南部で分かれていますが、どの地域も大地震を引き起こす可能性はあります。 また、沖縄県も地震は少なくありません。沖縄で地震が起きると毎回「珍しい」と いう人がいますが、全然そんなことはないのです。

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  • 【自然災害メモリアル】第109回:三条地震(1828)の日 [防災]地震が特定の深さで起きやすい震源

    2018-12-18 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第109回は"三条地震(1828)"です。 新潟県で起きた震災は、新潟県中越地震や中越沖、また昭和の新潟地震などがあります。 しかし、この地震はそれらとは非にならない規模の大災害となっていて、 死者1000人以上を出す震災となりました。 今日は"地震が特定の深さで起きやすい震源"をテーマにお伝えしていきます。 過去に大地震が起きた場所は浅い震源の地震が余震として活動しやすく、 深発地震はプレートの位置によるものから、ある程度決まった場所で発生します。 今回は少しその辺について紹介します。強震モニタの反応もこれを知ると 驚かなくなりますよ。

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  • 【自然災害メモリアル】第108回:永長地震(1096)の日 [防災]珍しい震源を知る(近畿編)

    2018-12-17 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第108回は"永長地震(1096)"です。 南海トラフ巨大地震の一つとして数えられている当時の大震災です。 西日本から東日本まで広い範囲で大きな揺れとその被害が報告されており、 大津波なども伴って、当時の人口で10000人以上の死者が出ています。 今日は"珍しい震源を知る(近畿編)"をテーマにお伝えしていきます。 近畿地方は全体的に地震は少ない傾向ですが、京都府南部や和歌山県北部震源は その中では多い部類です。つまり、これらの地震が起きている時は驚く必要性は ありません。但し、県民性などから考えると地震への心構えが全体的に乏しいとも 言えます。今年あった大阪府北部地震を教訓に意識が強くなって頂けると嬉しいです。

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  • 【自然災害メモリアル】第107回:宝永大噴火(1707)の日 [防災]大噴火における遠方降灰時の被害想定

    2018-12-16 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第107回は"宝永大噴火(1704)"です。 富士山の大噴火としてもかなり有名な大災害で、関東を含む火山灰被害が 広域かつ長期にわたりました。農作物は多大な被害を受け、 今日は""をテーマにお伝えしていきます。 噴火にも数十年~数百年に一度規模の大きな噴火は日本で起こり得る事実です。 これまで火山周辺のことについて、何度かお伝えしてきましたが 今回は、大規模な噴火による火山と普段縁がない地域の対策も一緒に お伝えしていきます。

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  • 【自然災害メモリアル】第106回:宮城大洪水(1829)の日 [防災]日常の備えを確認する頻度

    2018-12-15 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第106回は"宮城大洪水(1829)"です。 12月ですが、宮城県内で大雨が降り、仙台平野を中心と思われる場所で 大洪水が発生したと記録がありますが、文献が一つで実際にどうなっていたのかは わかりません。 今日は"日常の備えを確認する頻度"をテーマにお伝えしていきます。 今回は防災意識が特に高い人に読んでもらいたい記事です。必要以上の"備えすぎ"を していることによって、心に悪影響を与えてしまいます。定期的な備えを心がけて、 平和に過ごせている日常を確認しつつ、災害を恐れすぎぬ心のゆとりを 持ってみてください。

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  • 【自然災害メモリアル】第105回:留萌支庁南部地震(2004)の日 [防災]珍しい震源を知る(関東編)

    2018-12-14 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第105回は"留萌支庁南部地震(2004)"です。 道北震源という非常に珍しい事例で、20代~70代までの人が少なからず負傷した 地震です。直下型という慣れない地震で屋内を中心に被害が出たと言えます。 このように普段地震が起きない地域での地震は、思わぬケガをする恐れがあり、 若い人でも油断はできません。 今日は"珍しい震源を知る(関東編)"をテーマにお伝えしていきます。 関東は全体的に普段の地震が多い分、防災を始めるきっかけを作れる機会も 多いはずです。大掃除などする際に防災を踏まえて整理しながら備えを 始めると良いです。群馬県や埼玉秩父・東京多摩西部が唯一少ない地域と言えます。

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  • 【自然災害メモリアル】第104回:地獄谷地滑り(1957)の日 [防災]土砂災害の前兆

    2018-12-13 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第104回は"地獄谷地滑り(1957)"です。 雪崩に伴ったとみられる地滑りで、死者2人を出した新潟県の災害です。 冬場はこのような地滑りを含む土砂災害が山間部で多発することがあります。 今日は"土砂災害の前兆"をテーマにお伝えしていきます。 大雨を今回はお伝えしていますが、雨だけとは限りません。降雪による土石流発生も 今回の記事のように考えられます。地震は前兆をつかむことは難しいですが 区域的に恐れがあると前もって情報を自治体が出しているはずなので、 危険区域がどこかを知っておくと一つの防災になります。特に離島や山間部は 大雨時に危険な道路を知っておくと良いです。

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  • 【自然災害メモリアル】第103回:インディギルカ号座礁事故(1939)の日 [防災]宗谷海峡付近の冬

    2018-12-12 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第103回は"インディギルカ号座礁事故(1939)"です。 宗谷岬で起きた暴風雨による事故で、当時の荒い気象状態で座礁、沈没することと なりました。乗船していた乗客700人以上が死亡する事態となりました。 今日は"宗谷海峡付近の冬"をテーマにお伝えしていきます。 稚内市などを始め、まさに試される大地という名にふさわしい雪と風が厳しい、 極北の地域です。海上はもっと恐ろしい環境です。しかし、その地域だからこその 恩恵もあります。自然の脅威と隣り合わせで生きるこの地域のたくましさに脱帽 します。

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