ニューヨークをめちゃくちゃにした偉大（？）なモンスター11体（1体はニュージャージーだけど）

ニューヨークは、ハリケーン「サンディ」の深刻な被害に頭を抱えています。米Kotakuや姉妹ブログio9を抱えるGawker社のオフィスにも影響があり、臨時サイトで更新したほど。そんな状況では、現実から目を逸らしてファンタジーの世界に逃げ込むのが1番かもしれません。そこで、io9が、ニューヨークで大暴れしたモンスター11体をリストアップしました。 以下より詳細をどうぞ。
　
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1）『クローバーフィールド/HAKAISHA』（2008年製作） 低予算ながら大ヒットを記録した、謎の巨大生物がニューヨークを襲うパニック映画。使い古された内容ながらも、モキュメンタリーを使った斬新さが受けました。
2）『ローズマリーの赤ちゃん』（1968年製作） モンスターの襲撃よりも断然恐ろしいのが、信頼していた夫に裏切られ、隣人や医者までもがグルとなり、悪魔に犯され身ごもってしまうことでしょう。この身の毛もよだつストーリーは、大都会でアパートを探している若夫婦を恐怖のどん底に陥れたに違いありません。
3）『空の大怪獣Q』（1982年製作） 恐い赤ちゃんと言えば、低予算でホラー映画を作ると評判のラリー・コーエン作『悪魔の赤ちゃん』シリーズ。そのコーエンは、1982年に、古代アステカ神話の神であるケツァルコアトルがニューヨークを飛び回るSF映画『空の大怪獣Q』を作りました。どちらかというとモンスターパニックというより、ヒューマンドラマの部分が長いのですが、満を持して登場するモンスターのストップモーションは一見の価値が有るかもしれません。
4）『V』（1983年製作、短期連続テレビドラマ） 本作は、ニューヨーク上空に現れた友好的に見えるエイリアン達が、ある日本性を現し、人間を補食したり、兵士や奴隷にしてしまうストーリー。DVD化されてはいるものの、日本ではリリースされていないようです。
5）『チャド』（1984年製作） ニューヨークの下水道には飼育放棄されたワニやミュータント化した生物が住みついているという都市伝説がありますが、それを人食いモンスター版にしたのが『チャド』。もしかしたら本当に何か潜んでいるのかもしれない、と思わせる80年代の愛すべきB級映画です。
6）『ゴーストバスターズ』（1984年製作） 破壊の神ゴーザがニューヨークを滅茶苦茶にする為に変身したのは、体長45メートルの可愛い顔したマシュマロ・マン。それまでの流れと可愛さのギャップが印象的でした。
7）『ブラッド・ミュージック』（1985年出版） SF小説家のグレッグ・ベアが送る、ナノテクノロジーを題材とした初のSF小説。青年バイオテクノロジー研究家が知性あるリンパ球を発明し、ひょんなことから、そのリンパ球を自分の体に注射してしまった結果、人類は異種の知性と交わり別の物体へと進化していくというストーリー。多くのSF作品に多大なる影響を与えた本作は、ニューヨーク云々関係無く、読んでおいた方が良いかもしれません。
8）『ミミック』（1997年製作） ニューヨークが舞台となった映画の中でも忘れちゃいけないのが、ギレルモ・デル・トロ監督のSFホラー『ミミック』。人間に擬態した巨大ゴキブリが夜の地下鉄に出没し人間を食べるという、ゴキブリ嫌いなら発狂してしまいそうなストーリー。概要だけ聞くとB級臭がプンプンしてきますが、非常に面白い作品。カイル・クーパーが担当したオープニング映像は必見です。
9）『ゴジラ』（1998年製作） 原作レイプも甚だしいハリウッド版『ゴジラ』。質の悪いCGと「ゴジラ」である必要性が全く感じられないクリーチャーデザイン。ジャン・レノももう少し仕事を選べば良いのに...と思わずにいられません。時間が余ってしょうがない時に見ることをお薦めしておきます。
10）『ファンタスティック・フォー』 ニューヨークの街を暴れまわるモンスターに欠かせないのが『ファンタスティック・フォー』。まぁ、ファンタスティック・フォーに限らず、マーベルに登場するキャラクターの殆どがニューヨークに住んでいるのでは？ と思われるのですが...。
11）『The Hoboken Chicken Emergency』（青年小説　1977年出版） 巨大鶏がニュージャージーに出没し、住民は大パニック！ という、聞く分には非常に馬鹿馬鹿しいけれど、実際にあったら洒落にならないくらい迷惑なストーリーの子供用小説。中々のヒットをおさめ、1984年にはテレビ映画にもなりました。
ニューヨークを破壊したモンスターと言えば、エンパイアステートビルに登ったキングコングが真っ先に出て来ましたが、他にもこんなにいるんですね。大都会は色々大変です。
［via io9］ （中川真知子）

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