ホビット庄のビルボとフロドの家、「袋小路屋敷」を再現した手作りのドールハウス
ここでTRPGやりたいな...
映画『ホビット 思いがけない冒険』の公開まで約1ヶ月となった今日この頃。今回は、海外のトールキン作品ファンが制作した、映画にも登場するホビット庄のビルボ（とフロド）の家「袋小路屋敷」を再現したドールハウスをご紹介いたします。
とにかく凄い超力作。大きな写真は続きからどうぞ。
本当に細かなところまで作りこまれていて、とにかくすごい！ 生活感あふれる（？）ビルボの散らかったテーブルなどを映画そのままに再現しているのも素敵です。
壁にかかっている肖像画までしっかりホビット（ビルボの両親、バンゴとベラドンナ）になっています...もう完璧！ どうやら「原作と違う！」とか「四角い！」という心ないコメントも寄せられたようですが、この作品が素晴らしいものであることは間違いありません（その他の写真はこちらのページで御覧ください)。
この作品を作ったのは、イギリスに住むマディ・チャンバースさん。マディさんは小さな頃から『ホビット』と『指輪物語』が大好きで、『指輪物語』は原作を20回以上も読んだんだとか。成長し、2児の母となり、大学にも通うようになったマディさんはある時、大学の授業でおもちゃを作るという課題を出され、そのためにこの作品を作ることにしたんだとか。
一見無謀にも思えますが、マディさんは以前ウォーハンマー（ミニチュアを使って遊ぶウォー・シミュレーションゲーム）のプレイヤーで、ジオラマの材料は既に持っており、小さなミニチュアを作ることには慣れていたため、特に問題はなかったんだとか。
とにかく、当初はA4サイズの丘とその上にある「袋小路屋敷」を再現しようと計画（実は私もプレイヤーですが、A4サイズって結構大きくてなかなか大変だと思いますよ）。しかし、結局マディさんはそれだけでは満足せず、サイズを大きくして屋根を取り外し可能にして、内部を再現したらいいのではないかと思いつき、製作を開始。育児と仕事の合間を縫って完成したのがこの作品。いやはや、本当に力作ですね（制作過程はこちらのページで御覧ください）。
ちなみにこの作品は、オーストラリアの文学を通じて子供の教育を支援する団体に譲渡され、オーストラリアの図書館で展示されているんだとか。マディさんは、部屋にスペースができたので「新しい作品を作れる！」と喜んでいます（すごいやる気だ）。なんであれ次回作も楽しみですね。
今回ドールハウスの原型となった「袋小路屋敷」も登場する映画『ホビット 思いがけない冒険』は12月14日全国ロードショー（この予告編には屋敷が登場してます）。こちらも非常に楽しみ！ マディさんの制作意欲も大いに刺激されることでしょう！
My Hand Made Hobbit Hole - Bag End from Lord of the Rings［Madshobbithole's Blog via Geek are sexy］
（傭兵ペンギン）
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