我らが電子の歌姫の活躍は、とうとうオペラというジャンルにまで進出いたしました。
渋谷慶一郎さんと岡田利規さんが手がける、ボーカロイドによるオペラ公演『THE END』に初音ミクが登場するのですが、その衣装デザインになんとあの有名ブランドのルイ・ヴィトンが協力するとのことです!
オペラ×ミクさんってだけでも驚きなのに、衣装協力ルイ・ヴィトンとは...。デザインされた衣装は続きからご覧下さい。
マニッシュでアダルトなミクさんです。大胆に配された市松模様が印象的ですねー。
この衣装をデザインしたのはルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクター、マーク・ジェイコブスさん。2013年の春夏コレクションをミクさんに合わせてリデザインした、まさに初音ミク専用オリジナル作品になります。
また、オペラ『THE END』は歌手、オケなどの人間が登場しない先鋭的なオペラ作品。オペラの形式をそのままに、マルチ画面映像、照明、マルチチャンネル音響を駆使した、時代の最先端オペラになっています。
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自らの運命を予感したミクが、自分の劣化コピーや他のキャラクターとの対話を通じて終わりを探す旅が始まります。無限の谷へ繋がる部屋で展開する悲劇のバリエーション。ミクは果たして死ぬのか?
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最後の、ミクは果たして死ぬのか? この一文だけでものすごく興味を惹かれますね。ミクによる叙情たっぷりのアリア、そこから続くレチタティーヴォ。機械がオペラを歌うなんて、一昔前では三文小説と呼ばれかねない命題ですよ。
しかし、残念ながら『THE END』の初演・追加公演チケットは既に全席完売という文字が公式サイトには掲載されています。実際にミクさんがこの衣装を着て動く姿を見られるのは、来場した方のみ。おお、なんという神のいたずらか!
こうなるとミクやルカたちによる、ボカロ勢演じる「トゥーランドット」とか「椿姫」とかの古典オペラも見てみたいですね。伝統×最新、音楽史に新たな可能性の種が蒔かれた気がします。
ルイヴィトンが初音ミク衣装制作、渋谷慶一郎オペラに登場[ナタリー]
(ヤマダユウス型)
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