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ダサい?かっこいい? 『ザ・シンプソンズ』ホーマー発案の車を実際に作ってみた
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ダサい?かっこいい? 『ザ・シンプソンズ』ホーマー発案の車を実際に作ってみた

2013-07-02 00:30
    ザ・シンプソンズ The Homer カスタムカー 24時間耐久


    ついにホーマー(と一部のファン)の夢が現実のモノに! 

    1989年の放送開始から、500話以上作られているという、アメリカのアニメ『ザ・シンプソンズ』。世界中で知名度と人気の高い作品で、アメリカの国民的番組と言っても過言ではありません。そして、さすがに500話以上もあると、色んなエピソードが登場します。

    普段はピンク色のセダンを運転しているシンプソン家の父ホーマーですが、1991年シーズン2、エピソード15で、自分が思い描く夢の車「ザ・ホーマー」を提案しました。そして、あれから20年の月日が流れ......リアルに、現実のモノとして再現されるコトとなったのです。

    以下の動画で、このクルマの外観とドリフトで爆走する姿をお楽しみください。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     


    フザけた外見でも、中身はまさかのレース仕様! 

    一部では伝説の回として語り継がれ、実際にミニカーすら存在するこの「ザ・ホーマー」。最初のスケッチは絵心がなさすぎてヒドいモノですが、劇中ではこの姿となって登場します。

    この車は、ホーマーの双子の兄であり、パウエル・モータースを経営するハーブ・パウエル(声優はダニー・デビート氏)より、一般的なアメリカ人が乗る車を己の本能に従ってデザインして欲しい......とホーマーに依頼したところから始まります。

    「ザ・ホーマー」は、アメリカ人が車に欲しいと思っている全てを搭載してはいるものの......残念ながら、デザインだけはご覧の通り。

    当然ながら、見た目以上に生産コストも販売価格($82,000)もモンスター級となってしまい、「ザ・ホーマー」の売り上げは鳴かず飛ばず。ついにパウエル・モータースは経営不振で店を畳むことになり、ハーブはホーマーにブチ切れて絶縁し、最終的には日系企業のコマツ・モータースに買われるコトになってしまうのです。

    と、アニメでのストーリーはそんな不遇な結果に終わった「ザ・ホーマー」ですが、現実の世界では、ポーキュバイマー・モータースという小さいカスタム・ショップが、この名車をリアルに走る車として再現しました。さすがに完璧なレプリカにはなっていませんが、さまざまなパーツを寄せ集め、現実的に造れる最大限の努力をしたようです。

    ド肝を抜くダサかっこ良さですが......この車は、6月29日にカリフォルニア州バトンウィロウで開催される、24時間耐久「LeMons race」にエントリーします。果たして結果は......!? facebookにはファンページもありますので、思わずいいね! しちゃいましょう。


    The Homer[Site, via neatorama via Kotaku

    (岡本玄介)

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2013/07/the_homer.html
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