意外と種類が豊富な世界の「SAKE」。
日本酒の輸出が11年間で約3倍に伸びるなど、定番酒として海外でも知られつつある日本酒。そんな日本酒、海外では輸入するだけでなく、意外にも現地で醸造されているんです。
近年、世界でも優れた日本米が生産されており、ヨーロッパやアメリカ各地で、より自分達の好みにあう日本酒を追及し、多彩な銘柄が生まれてきています。
オーガニックSAKEや幅広いカクテルアレンジなど、日本の酒とはひと味違った風味が味わえそうな日本酒ならぬSAKE。cafeglobeが以下のような銘柄を紹介してくれました。
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■おとなり台湾の美味しい日本酒「玉泉」
日本のお隣・台湾では日本統治時代に清酒製造技術が伝わり、古くから日本酒が作られています。
なかでもポピュラーなのが「玉泉」。見た目も味も、言われなければ日本産と遜色ないほどのクオリティで驚きます。
原料には、日本の稲作専門家・磯永吉が品種改良を行った台湾の蓬莱米を使用。すっきりとほのかに甘い玉泉には、台湾名産のカラスミが相性良し。軽く炙ってスライスしたカラスミに、ネギや大根を合わせるのが台湾風のいただき方です。
●オレゴンのオーガニック吟醸酒「Sake-one」
アメリカのオレゴン州で作られている「Sake-one」は、一見ワインのようですが、れっきとした純米吟醸酒。
アメリカ産ジャポニカ米カルローズ種の有機米で作られたこちらは、ワイングラスで冷やでいただくのが合いそう。ポートランドにある酒蔵は見学もできます。
●ブラジルの「東麒麟」は陽気にカクテルで楽しみたい!
日系移民者が多いブラジルでも日本酒産業がさかん。なかでも1934年創業の「東麒麟」は、日本酒から焼酎、醤油や味噌まで作る老舗の蔵元です。
公式サイトには日本酒を使ったモヒートやダイキリなど、日本酒カクテルのレシピを多数掲載。ブラジルで陽気に日本酒を飲むというのも、未知なる体験になりそうです!
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なかなか美味しそうな銘柄揃いです。しかし、日本で手に入るのか...な...?
もはや「SAKE」は世界の共通語。海外生まれの日本酒を堪能しよう![cafeblobe]
(ロバーツ町田)
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