かぼすとワインでちょっと贅沢。
8月下旬から10月が、露地物かぼすの旬。今まさにどんどん美味しくなっている果物なのです。疲労回復に効くクエン酸を多く含んでおり、疲労回復効果も期待できると至れり尽くせり。
かぼすには、レモンのような突出した酸味は感じられないのでワインに合わせやすく、色々と美味しい料理を作れるようです。cafeglobeが、ワインにバッチリ合うカボス料理のレシピを紹介してくれています。
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■酸味と辛口、似たもの同士の組み合わせ
1つ目は、かぼすの酸味を、酸度若干高めの辛口の白と合わせるという、似た者同士の組み合わせです。
ワインは、「安心院葡萄酒工房」のスパークリングワインと合わせます。なんと、この泡は、国産ワインコンクールで、スパークリングワイン部門金賞&部門最高賞を獲得した、日本のナンバーワンスパークリングワインです。
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材料(4人分)
・ズッキー二 大2本
・ディル 適宜
・ローストしたクルミ、または、ひまわりの種 少々
・薄く削ったパルメザンチーズ
ドレッシング
・オリーブオイル:適宜
・塩
・黒胡椒
・かぼす
※かぼすの香りと風味が感じられるように、多めに入れてください。オリーブオイルとかぼすの比率が6対4くらいがおすすめです。
作り方
1. 端を切り落としたズッキーニを、塩を入れた熱湯で丸ごと1分~2分ゆでる。
2. 鮮やかな緑色を保つため、その後すぐに冷水に。薄くスライスし、塩少々。
3. 2のズッキーニと、刻んだディルを和える。
4. オリーブオイル、かぼすの果汁、塩を空き瓶に入れ、よく混ざり合うまでシェイクする。
5. お皿に、ズッキーニとごく薄く切ったパルメザンチーズを盛り、ドレッシングをかけ、クルミ、黒胡椒をふりかける。
ドライでフレッシュな風味、後味に残るクリーミーさが印象的なスパークリングワインには、かぼすをドレッシングに使ったサラダを合わせてみましょう。
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■かぼすをアクセントにした組み合わせ
2つ目は、酸度があまり高くない白ワインに、アクセントとしてかぼすを添えます。こうすることで、より生き生きとし、立体的な風味のマリアージュを味わうことができるマッチングです。
このマリアージュを楽しむためには、酸度が低く、よく熟成した「安心院葡萄酒工房 シャルドネ リザーブ」に、ホタテのソテー かぼすバター添えを合わせます。
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材料(4人分)
・ホタテ:8個
・塩(トリュフ塩がベター):少々
・黒こしょう:少々
・オリーブオイル:少々
・バター:適宜
・かぼす:1個
※スライス用に半個、バターに練り込む果汁と皮用に半個ほど必要です。
作り方
1. バターを柔らかくし、かぼすの果汁とすりおろした皮を練り込み、冷蔵庫で冷やします。かぼすはバターをのせる用に、4枚程度スライスしておきましょう。
2. フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、塩こしょうをしたホタテを中火で焼きます。表面に焼き色がついたら裏返してさらに焼きます。この時、中心まで火が通らないように注意してください。
3. お皿にホタテを盛り、バターをのせたかぼすのスライスを添える。バターをつけながら食べてくださいね。
ホタテだけでもシャルドネに合いますが、少々単調です。かぼすの果汁とすりおろした皮の入ったバターを添えるだけで、とてもビビッドな風味が口のなかに広がり、もう1口......とついフォークとナイフが進んじゃいます。
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7月~8月のホタテは、肉厚がやや大きくなり美味しさの源グリコーゲンが増えて美味しくなると言われています。かぼすと合わせるには、もってこいですね。是非ワインと一緒にお楽しみください。
photo by Thinkstock/Getty Images
疲労回復に効果アリ! かぼすとワインの合わせ方(お手軽レシピ付き)[cafeglobe]
(ロバーツ町田)
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