『メカ生体ゾイド』で育った世代にはツボですよコレ。
今回の美術のお時間は、非営利団体を手伝っているアーティスト、ロバート・チュウさんによるワイルドかつメカニカルなイラストの数々をお楽しみ頂きたいと思います。
その非営利団体は、「International Anti-Poaching Foundation」というオーストラリアで結成された財団で、ミリタリーのように鍛えた人々によってアフリカの密猟を阻止しようと日々活躍しています。
そのIAPFによる、「ビッグ5」と銘打った5種類の哺乳類を保護しようというキャンペーン用に描かれたイラストが、とにかくメカ好きにはたまらないモノとなっています。
以下のギャラリーでチェックしてみてください!
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もしも『メタルギアソリッド』シリーズの小島秀夫監督が『ライオン・キング』を作ったら、こんな感じになるかもしれませんね。
何種類もいるようですが、ロバートさんのイラストでは主に、サイ、アフリカスイギュウ、ゾウ、ライアンとヒョウという5種類の野生動物が、あたかも密猟を監視するロボットとして描かれています。
『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のようでもあるこれらの野生動物たちは、装甲にも詳しい設定があったり、光学迷彩ができたり、メディカル用のベンガルハゲワシなどもいたりで、本来ならば護られるべき動物たちが、多種多様にアフリカのサバンナ保護のため活動している様子が伝わってきます。
ロバートさんのこうしたイラストは、オンラインで購買が出来るようになっており、その売り上げはIAPFへ寄付されるようになっています。
deviantARTページでは、ほかにもこれら「ビッグ5」が違ったシーンで活躍するアートワークや、細かく設定までもが書かれたスケッチなども紹介されています。
アートを買って絶滅危惧種を救う...皆さんも、そんな社会活動に貢献されてみてはいかがでしょうか?
ちなみにですが、ロバートさんの個人ウェブサイトでは、エジプト文明や赤十字軍などをもっとSFっぽくしたイラストのシリーズも公開されています。あたかもテレビゲームのコンセプト・アートを観ているようで、十二分に楽しめるようになっています。そちらもぜひどうぞ!
メカメカしいモノにはワクワクしてしまう人は「レゴで作ったメカクッパ」や、ちょっとリアルな「メカ筋肉を搭載したアンドロイド『Roboy』」にもグッとくると思いますよ!
(thanks Neatorama!)
If The Lion King Was Made By Hideo Kojima[Kotaku]
(岡本玄介)
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