ハーイDJノヴァ、ハーイDJリオ、ふたりはベイビーDJよ。ベイビーDJたち、プッチョヘンズアップ! プッチョヘンズアップ! アップ!
なんていうノリで赤ちゃん達にDJ教育をするのは、ニューヨークはブルックリンのナタリー・エリザベス・ヴァイスさんによる乳幼児向けのDJスクール「ベイビーDJスクール」です。
ボタンを押したら音が出るだけのオモチャの代わりに、本物のDJ機材を触らせ、子どもたちと一緒に歌う歌の中にも、DJ教育的な内容が含まれているんです。
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ヴァイスさんが作詞作曲した歌の歌詞の中には、技術的な内容も入れ込み、それを子どもと一緒に歌うことによって教え込もうとしています。
例えば「みんなの前で演奏するときには、いつも、いつもプレキューするのよ」、「Traktor Pro※1」、「ラップトップはソフトウェアを使うのよ」、「あなたの好きな曲を私の中に入れて...SP−404※2、さあ一緒に歌いましょう! SP-404」といった感じ。
※1 Traktor Pro:Native InstrumentsのDJソフト
※2 SP−404:ローランドのサンプラー
1歳半の子のベビーシッターをした時に、子守の後に行くギグの機材を持ってきていて、使い方を教えてあげたらとても気に入ってくれたそうです。その子が電子機器についての熱意、純粋さ、喜びをもって話すさまを見て、「子どもたちを教育しよう」と思い立ったんだそう。
プロデューサーのマット・ヤングさんは最初は「正気とは思えないと思った」そうですが、ヴァイスさんの話をよく聞くにつれ、このアイデアの素晴らしさに気づいたんだとか。
生後3ヶ月から3歳までの子供を対象にしたこのDJスクール、子どもを連れてくる親の中には「この子が将来DJになるかは、誰にもわからないでしょ? それに子どもたちがもっと音楽と繋がりを持てたのは確か。」と語る方も。
こうしてベイビーDJの学校から、未来の有名DJたちがニューヨークから巣立っていくんでしょうかね。ニューヨークといえば悪魔の赤ちゃんの出没情報もありますが、あの子だってきっと「ベイビーDJスクール」に行けば将来は立派な悪魔DJになってくれることでしょう。
[via Hypervocal via Jezebel]
(abcxyz)
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