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思わず一緒に、へい!(へい!)へい!(へい!)しちゃう...。
来たる11月! アジア初の「ペイガンメタルフェス」の日本開催が決定し、メタル市場の中でも熱いカテゴリに位置するフォークメタル。
フォークメタルバンドといば、同フェス参加が決定した9年ぶりの来日となるフィンランドのEnsiferumや、「酒メタル」の異名を持つKorpiklaaniを始め、Bellfastという日本のバンドもいますしね!
そんな中でも、「インダストリアル×ロシア民謡×メタル」と面白い組み合わせのRisha。ひとまずMVをご覧下さい!
Rishaは、ボーカルIrina "Rishafox" Lvova、ギター・プログラミングAndy "Ostrav" Ostrav、ドラムAlexander Suprunからなる、モスクワ出身の3人組のバンド。演歌みたいにコブシがきいた様な独特な歌い上げ方に、ロシア語特有の巻き舌や「ニャ」の音が、おもしろ・カワイイ・クセになる!
メタルバンドとして扱われているようですが、どちらかといえばオルタナの方が近いかもしれませんね。
先程のMVは、タイトルに「Russian folk vs the Prodigy」とあるように、ロシア伝統の民謡「Porushka Paranya」とロックとテクノの融合の先駆者であるイギリスのエレクトロロックバンドthe Prodigyの「smack my bitch up」をミックスしているとのこと。
かけ声の感じなんかも含めて、the Prodigyの「Firestarter」もうまく取り込まれているのではないかと思います!
さすが「インダストリアルフォークメタル」と言われるだけあって、Launchpadなどの電子機器投入にテンションがあがりました。軽快なドラムやギターの生音と民謡とシーケンスされた跳ねる様な電子音に、ノイズっぽさやエフェクトを効かせたりと、ごちゃ混ぜなのにうまくおさまった楽しい楽曲。この組み合わせはハマりそうです。
ラジオ番組内で生演奏を披露した「Rechenka」。シンセ音ではあると思いますが出だしの音はパグパイプ? 電子音バリバリ打ち込み系の入り方、そこに重なるギターに民謡の不思議なコラボレーション。なんか日本の民謡にも通じるちょっとした暗さと言うか、重さがある雰囲気もまたステキ。
公式SoundCloud、itunesにて楽曲は視聴・購入できますが、オフィシャルサイトやFaceBookなどによると、残念ながら2013年以降目立った活動はしていない様子。現在の様子がつかめないですが、今後の活動に期待しましょう!
Risha-Russian folk vs the Prodigy [YouTube]
[Risha Official Site]
[Official SoundCloud]
Risha-LETO [iTunes]
(イチカ)
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