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一緒に戦っても頼もしい、世にも珍妙なゲームのペットたち12選
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一緒に戦っても頼もしい、世にも珍妙なゲームのペットたち12選

2014-11-10 22:30
    テレビゲーム ペット パートナー 仲間


    人面魚の珍妙さでは右に出るペットはいなさそうですが。

    テレビゲームの世界では、たとえば『モンスターハンター』シリーズのアイルーや、『ポケットモンスター』のピカチュウなど、人間のキャラクターと一緒に冒険に出る動物/モンスターが結構出てきますよね。


    【大きな画像や動画はこちら】

    ペットという位置付けであっても主人公を助けてくれるキャラクターも居れば、関係性がよく判らない異種族も居たりする、ゲームの中のペットたち。

    今回は、そんなキャラとタイトルを12選ご紹介します。


    ■ブロビー:『ふしぎなブロビー』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間

    バッグからこぼれてるよ!


    元々が海外の『NES』版で、日本でもジャレコが『ファミコン』版でリリースした『ふしぎなブロビー』

    『Wii』で復活したので、ご存知の方々も多いかと思いますが、主人公ボーイと一緒に行動するのが宇宙人のブロビーです。日本だと可愛らしく「ブロビー」なんて呼ばれていますが、オリジナルは『ア・ボーイ・アンド・ヒズ・ブロブ』と言うタイトルのように、スライム状の生命体「ブロブ」なんですよね。

    懐かしの名作『ピットフォール』の生みの親、プログラマー/ゲーム・デザイナーのデイヴィッド・クレイン氏が作ったこのゲームでは、ブロビーがボーイから与えられる様々な味のジェリー・ビーンズを食べて、ハシゴやトランポリンなどに変身。ボーイの冒険に役立つ道具15種類にトランスフォームします。


    ■ラマー:『ハーフライフ2』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 ハーフライフ2

    敵である寄生虫を飼うだなんて...


    アイザック・クライナー博士がペットとして飼っているのが、Xen(ゼン)という異世界の生物ヘッドクラブのラマーです。

    本来なら、お腹に歯の生えた口で人間を攻撃し、頭に飛びついて寄生してはゾンビにさせてしまう恐ろしいカニ(?)。しかし、クライナー博士は、その歯を除去してペットとして飼っています。攻撃性は多少収まっているようですが、あまり懐いてはいないようです。


    ■シーマン:『シーマン』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 シーマン

    人間関係で悩んでるんだろ?


    育成シミュレーションの『シーマン』は、最初からペットとして扱うゲーム。

    彼は色々な格言を持っているため、深く納得していると時としてどっちが飼われているのか判らなくなってしまうことも......あるかもしれません。

    死後の世界は在ると思うか?」や、「結婚の予定はあるのか?」といった質問をプレイヤーにぶつけてくるだけでなく、「人生で一番悲しいことはね、あとで後悔することだ。逆にいちばん素晴らしい人生というものはね、後悔のない人生。」や「中途半端な状態だから『人・間』っていうんだ。」なんていう、心に刺さる名言・格言を多数教えてくれます。

    でも食事や排便、くすぐればくすぐったがるなどなど、一応ペットらしい行動もします。


    ■ガーディアンフォース:『ファイナルファンタジーVIII』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 ファイナルファンタジー ディアボロス

    カッコ良いディアボロス


    この作品では「召喚獣」という言葉の代わりに、「ガーディアンフォース」という名称でモンスターを人間のキャラクターに「ジャンクション」(装備)させることができ、同時に育成も可能です。

    ケツァクウァトルやシヴァ、イフリートやディアボロス、グラシャラボラスにサボテンダーなどなど、どれも属性を持っていて強い味方となります。こんなペット欲しいですね......!!


    ■ポシュル:『クロノ・クロス』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 クロノ・クロス

    ポシュルでしゅる


    ヘケランの骨というアイテムで仲間になる、人間の言葉を話す大型犬のポシュル

    冒険の序盤で非常に役に立ち、ボス戦でも居るのと居ないのとでは攻略の大変さが段違いです。

    こちらもれっきとしたペットで、飼い主はレナ。仲間になれるキャラクターは41名いるものの、ポシュルは唯一、ホームワールドとアナザーワールドのどちらでも仲間にできるキャラです。


    ■カエルのフレッド:『超惑星戦記 メタファイト』(欧米版)

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 メタファイト

    『フロッガー』ではありませんよ


    日本版だと、主人公ケイン=ガードナーが最終兵器・超惑星万能車両メタル・アタッカーに搭乗し、「インベム暗黒星団」からソフィア第三惑星を護るというSFなストーリーが存在します。

    しかし欧米版だと、何故かストーリーが全く違うのです。

    ニューヨークに住む少年ジェイソン・フラドニックが水槽から逃げたカエルのフレッドを追いかけて裏庭へ行くと、放射能を操るボックスが地面に刺さっており、これに飛び乗ったフレッドが巨大化&裏庭の穴に飛び込みます。それを追いかけて穴の中に転がり落ちたジェイソンが、地底で万能車両ソフィア3世を発見。さっそく乗り込んで地底探検へと向かうのです――というのが欧米版。

    日本版とは全然違いますよね。オープニング動画で確認してみてください。



    さらに地底で遭遇するのは、放射能でミュータントとなった敵たちという設定に変更されています。果たしてジェイソンは無事、フレッドを救えるのでしょうか?

    完全に別のストーリーとなり、タイトルも『ブラスター・マスター』と変更されてしまった『メタファイト』。ちなみに、『ブラスター・マスター』は小説にもなっているのだとか。世界観を深く掘り下げていたり、ジェイソンの後の結婚相手となる女性イヴが登場したりと、欧米では独自の進化を遂げたようで、元NESキッズたちの想い出の一作となっているようです。


    ■ドリームイーター:『キングダム ハーツ 3D[ドリーム ドロップ ディスタンス]』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 キングダムハーツ

    色遣いがドリーミー


    カラフルなディズニーの世界で冒険を共にしてくれるのは、悪夢を食べてくれるドリームイーターのスピリットです。画像はトリケラトプス型ですが、他にもイヌやネコ、パンダやカエル、ペンギンやドラゴン型などなど、たくさんのスピリットが登場します。

    正確にはペットではないのかもしれませんが、撫でたり突っついたりして触れ合うことも出来るので、愛着が生まれることでしょう。


    ■チョコボの雛:『ファイナルファンタジーXIII』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 チョコボ

    大きくなればどこでも行き放題


    『ファイナルファンタジー』シリーズでは便利な移動手段であるだけでなく、見た目も愛らしいチョコボ

    『FF XIII』に登場するサッズ・カッツロイの頭は、鳥の巣のようなモサモサのアフロヘアーになっており、その中にチョコボの雛を飼っています。

    背中に乗られるようになるまで、お世話する手間はかなりかかると思いますが......自分に懐いているキュートな雛だったら、いつまでも小さいままでいておくれ、と思ってしまうかもしれませんね。やはりペットにするのなら、モーグリよりもチョコボでしょう!?


    ■ペットあれこれ『ザ・シムス3:ペッツ』


    これまでは、街を造るのがゲームの目的だった『シムシティー』ですが、この作品はイヌやネコ、馬などの動物と一緒に暮らすのがメインの楽しみ方です。他にも蛇や亀、鳥に齧歯類に爬虫類、鹿にアライグマなど多種多様な動物が登場するとか。

    トレイラーを見ただけでも、人間のアクションに応じた行動やしぐさを取ったり、現実世界での動きまんまをやっているので、これまで紹介したゲームの中でも一番ペットとしてのリアリティーがあります。

    ガラス窓を引っ掻いて中に入れてくれとせがむネコや、イジメられた少年に寄り添い、夢を見ながら寝ぼけるイヌなど、本当によく再現されているなぁと感心せざるを得ません。


    ■ほぼ全部の生き物『とびだせ どうぶつの森』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 とびだせ どうぶつの森

    ゲームのタイトルに「どうぶつ」と付いている程ですからね


    ペットと言うより、動物の姿をした隣人のような擬人化された動物達と一緒に暮らしていくのがこのゲームです。もし本当にそんな世の中が存在したら、きっと楽しいに違いありませんよね。

    しかしこのゲームでは、は虫、は魚として擬人化されていません。4本脚で歩かない生物は「どうぶつ」ではない、と。確かにハエ男が隣人だったら、映画『ザ・フライ』みたいなことになっちゃいますもんね......。


    ■キラーパンサー:『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 ドラゴンクエストV

    ボックス・アートにも描かれている


    『ポケットモンスター』以前には、モンスターを仲間にするゲームはこの『ドラクエV』や『女神転生』がありました。通常のモンスターたちは旅の冒険やバトルで一緒に戦ってくれるものの、このゲームではキラーパンサーだけ別格扱いです。

    上の画像でお判りの通り、カヴァーのイラストにも描かれており、パーティーから別れることも出来ないほど重要な仲間。ベビーパンサー時代にイジメられていたところを主人公とビアンカが助け、一旦離れ離れになってしまうも、冒険の途中でまた再会するイベントがあり、そこから仲間になります。


    ■バルーンモンキー&タッシー『MOTHER2 ギーグの逆襲』

    テレビゲーム ペット パートナー 仲間 MOTHER2 ギーグの逆襲

    伝説のUMAは超親切


    フーセンガムを1ドルで買うと、うるさいからという理由でオマケで貰える猿のバルーンモンキー。そしてそのバルーンモンキーが、フーセンガムで浮遊して連れてきてくれるのが、タス湖に棲む恐竜タッシーです。

    バルーンモンキーは一緒にバトルをしてくれる仲間ですが、タッシーはただタス湖の渡し船のような存在。とはいえ、伝説のUMAの背中に乗れるのは凄いことです。

    ちなみに、バルーンモンキーを仲間にしてタッシーに乗るまでの実況動画もご覧いただけますので、もし良ければどうぞ。




    いかがでしたでしょうか? ペットとカテゴライズするにはチョイ微妙なキャラも入っていたかもしれませんが、旅のお供に忠実な仲間がいるのは心強いものですよね。

    他にも、ペットであれば『サムライスピリッツ』ガルフォードの相棒・忍犬パピィや、『ストライダー飛竜』のサーベルタイガー&タカ型ロボット、『どこでもいっしょ』のトロ、果てはもうそのまんま『ニンテンドッグス』なんてゲームもあります。

    読者の皆さんもペット的なキャラが登場するゲームを思いつきましたら、ぜひともコメントツイートで教えてくださいネ!


    Strangest Pets in Video Games[Kotaku]

    岡本玄介

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2014/11/strangest-pets-in-videogames.html
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