子供たちの創意工夫が訴訟問題に発展してしまったゲームも在ったそうな。
以前にも、「初代「プレステ」が持つ知られざる5つの数学的トリビア」や、「NESが持つ知られざる5つの数学的トリビア」などで懐かしの家庭用ゲーム機にまつわる豆知識をお勉強してきましたが、今回は『NINTENDO64』にまつわるものをご紹介したいと思います。
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いつものように、コンソールをストップ・モーションでバラしつつ、我々の知られざる7つの事実を数学的に教えてくれます。まずは動画をどうぞ!
北米では1996年9月29日にリリースされた『NINTENDO64』。動画で紹介された内容をみてみるとしましょう。
■ 『NINTENDO64』はゲーム用カセットが使われた最後の家庭用ゲーム機となりました。
最後の国内ソフトはボンバーマン64だそうです。
■ カセットを製造するのはディスクを製造するよりも高く付いてしまいます。
■ なので、ゲームソフトは初代「プレステ」のディスクよりもおよそ10ドルほど高い値段が付いていました。
初代のスーパーマリオ64の販売価格は約10290円(税込み)
■ プロセッサーは、『スーパーファミコン』よりも26倍速く演算処理ができました。
ROM転送速度は「NEOGEO」のより遅いとの噂も...。
■ そのおかげで、『スーファミ』よりも1676万色多く表現することが可能だったのです。
■ コントローラーは1983年以降、初めてアナログ・スティックが採用されました。そして、バイブレーション機能が付いた初めてのモデルでもありました。
スティックは必須ですね!
■ 任天堂は『マリオパーティ』をプレイして手を痛めた(火傷や裂傷からの出血、水ぶくれなど)プレイヤーたちに手袋を配るため、およそ8千万円を支払いました。
確かに、手を傷めた思い出はあります。
今回の動画は、いつものようにYouTubeでチャンネルを持つVsauce3からのものです。
ちなみに7つ目のトリビアの補足ですが、たまたま見つけた「一知半解の独り言」さんによりますと、ミニゲームを遊ぶ時に「コントローラーに手のひらを押しつけて回す」といった通常では推奨しないやり方でプレイした際に、手のひらにマメが出来てそれが潰れたりという現象が多く相次ぎ、Nintendo of America社にクレームが押し寄せたのだそうです。
同社は手袋代だけでなく、ニューヨーク法務局が費やした調査費用7万5000ドルも負担したとのことでした。以後、説明書には通常のやり方でプレイするように注意書きが追加されつつも、申し出があれば1世帯につき4ペアまで手袋を支給したのだそうです。
法務局と法廷で争うことも検討した同社でしたが、そっちのほうが高くつくと判断したための処置だったそうで、当時のご苦労を思うとお気の毒さまとしか言い様がありませんね。115万本売れた内の、何割がこのゴタゴタで消えたのでしょうか?
Seven Things You Might Not Know About the Nintendo 64[Kotaku]
(岡本玄介)
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