ムダ毛の処理もCG処理にお任せです。
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今や映画に欠かせないVFX。ロボットや宇宙船、エイリアンや怪獣などが出てくるSF映画なら一目瞭然でCG処理されたシーンがテンコ盛りですし、普通のドラマにも少なからず使われることも有りますよね。
そして、そういった技術はいかにもなシーンばかりだけでなく、言われなければ気付かないようなタッチアップにも使われるのです。
そんな中、今ホットな話題なのが映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で増量された「アソコの毛」のお話。関係者からの情報などを見ていきましょう。ややネタバレがあるので、ご注意ください。
「io9」で取り上げられたこの話は、元々『ニューヨーク・タイムズ』で書かれていた記事。
『アベンジャーズ』でもカメラを回し、今回話題となっている『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で撮影監督を担当したシェイマス・マクガーヴェイさんの告白によりますと、主役のアナ・スティールを演じたダコタ・ジョンソンさんとクリスチャン・グレイを演じたジェイミー・ドーナンさんの際どいシーンでは、ふたりの大事なところを、VFX技術で覆い隠したとのことです。
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私たちは、役者を護っているんですよ。ジェイミーのペニスを覆い隠し、ダコタにも陰部を毛で覆っています。私たちは編集作業で陰毛を足すという、奇妙なポジションに立たされたんです。これが自分の職歴のハイライトだなんて言いませんが、とてもシュールなシナリオだったのは確かです。
それに、私たちはダコタ用にお尻の役者も用意したんです。タトゥーの入っていないお尻をオーディションするのは喜ばしい仕事でしたね。これもシュールなシナリオその2ですけど。
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スパンキングされるシーン用に、ダコタさんご本人ではなくケツタレが用意されただなんて、これを知ったファンはさぞやガッカリしたことでしょう。
この映画では、ムチを振るうシーンにもVFX加工が施されたそうです。なるほど、これなら身体が資本の役者さんのケツが真っ赤になったり、ミミズ腫れになったり、ということがなくなりますよね。
こうした下の処理をしたのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『ゴジラ』、そして『マレフィセント』のVFXを製作したスタジオなのだそうです。
マクガーヴェイさんは他にも、撮影で使った方法を伝授しています。
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赤い部屋の、色々とヒートアップするシーンでは、振り付けられている動きが少ないです。役者たちが演技しやすいように、私たちは時々遠隔操作の出来るカメラヘッドを設置して、オペレーターが入らなくていいようにしました。
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さすがにGoProをおデコにつけながら......って訳にはいかないのですね。
かつては絶妙なカメラのアングルで、大事なところを見せないような工夫がされてきた、映画のエロシーンですが、今の時代はVFXを使ったほうが簡単ということなのでしょうか?
[via Cinema Blend via io9]
(岡本玄介)
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