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ペニス2.0:未来の男性器はこうなる!(たぶん)
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ペニス2.0:未来の男性器はこうなる!(たぶん)

2015-07-17 23:30
    未来の男性器はこうなる!(たぶん)


    人類が誕生してから、男性のチ○コは進化していないのだそうです。


    【大きな画像や動画はこちら】

    脳みそも同じく進化していないそうですが、子孫繁栄に必要なモノが進化しないなんてあまりにも不公平です。現代人は大昔の人たちに比べ、身長や体格などは徐々に変化していったというのに......。

    そこで今回は「io9」が提唱し、科学技術の粋を集めて超進化させた「ペニス2.0」のお話をご紹介します。将来のチ○コがどんなモノになるのか、その未来予想図とは?

    先にお断りしておきますが、この話は「こうだったら良いな」という提案です。未来の世界でチ○コがどうなるかは、神のみぞ知るということで読み進めてください。


    ●病抵抗性ペニス2.0

    ペニス2.0は病気に強くなければいけません。エイズや梅毒など、性病のほとんどは性器から感染します。

    感染予防センターの報告によりますと、毎年アメリカで新規の性病感染患者は2千万人、総患者数は1億1千万人。その治療費はおよそ1.6兆円にもなっているので、かなり深刻な問題です。

    「io9」でかつて取り挙げた、テンポラリー・エレクトリック・タトゥー(仮の電子刺青)というハイテク・デバイスがあります。これは身体のどこかに貼っておけば、ドローンなどの電子機器を念力で操れるスグレモノ。


    ペニス 未来 進化 予想

    たぶんミリ単位の極小サイズ


    これは、カリフォルニア大学サンディエゴ校で研究されている最新のウェアラブルデバイスですが、ペニス2.0では同類の電子刺青をアソコに埋め込むと良いのではないでしょうか。

    未知の病原菌やその保持者が近付くと警告するようにして、予め保菌者と性交渉をしないよう喚起する、またはこのデバイスが抗体や何かしらのナノボットを性交中の相手に送り込むなど、生物的というよりも人工的な方法でサイバネティック・チ○コを造り出すのです。


    ●ペニス2.0でオンデマンド式の受胎調節

    きっと、いつの日にか、ちゃんとした男性用の避妊薬が登場すると考えられます。

    現時点で存在するものは、体重軽減や性欲減退、女性化乳房の発達、肝機能減損、肌荒れ、善玉コレステロールを悪玉に変えてしまうなど、有害な副作用が伴う避妊薬で、使用に耐え得るとは言いがたいそうです。

    そこでペニス2.0には、予め精管手術で電子回路を埋め込んでおき、自らの選択で精子を出す/出さないを切り替えられるという機能を備えておくと良いのではないでしょうか。

    たとえば、一時的な精管圧迫やナノボットに精子一匹ずつ、または特定のタンパク質をやっつけてもらう、という具合に。


    ペニス 未来 進化 予想

    静止画像


    将来的に、人体が殺精子剤となる物質を作リ出すことも、不可能ではないかもしれません。本当なら瞬時に妊娠可能な精子と、殺精子剤の放出を切り替えられたら良いのですが、これはまだまだ難しいでしょう。

    と言うのも、睾丸で精子が作られるのに60日ほど掛かることを踏まえると、その物質もやはり60日ほど掛かってしまうかもしれないからです。

    よって、かなり計画的にいずれかの製造をコントロールしないといけないことになります。しかも、睾丸に無理をさせることになるので、ダメージが蓄積されるか、何らかの副作用が発症してしまうかもしれません。


    ●勃起障害とは無縁のペニス2.0

    精子を作って放出するには、まずムスコがギンギンに、元気になっていないといけません。しかし世の中には、ED(男性不全)と呼ばれる障害で悩む男性もいます。

    国立衛生研究所の調査では、現在アメリカ全土でおよそ3千万人がEDに苦しんでおり、2025年にはこの数が世界で3億人にまで膨らむという試算も出ています。

    バイアグラのような薬はもちろん効き目が期待できますが、お手頃な価格ではありませんし、めまいや胃痙攣、下痢や身体の痛みなど、体調を悪化させる副作用もあることから、長期に渡る服用はおすすめできません。

    とはいえ、今のところ最新で最良の策は、薬物療法、遺伝療法、再生医療の見地からもアバナフィルの服用が良いようです(副作用が無いわけではないのですが、かなり軽減されるのだとか)。


    ペニス 未来 進化 予想

    いつでもどこでも元気ハツラツ


    勃起不全は、心身的または加齢が原因でなければ海綿体付近の組織や血管などが損傷した場合に起こるとのこと。しかし、未来のペニス2.0は、こうしたダメージを自己修復してくれる機能を備えていてほしいものです。

    後述しますが、人工チ○コに差し替えるという手もアリかもしれません。


    ●回復力が超早いペニス2.0

    男性は絶頂を迎えた後、ムスコは役目を果たしたぞと言わんばかりに萎えてしまいますよね。若い時や性的に元気な時、はたまた絶頂が物足らなかった時なんかは元気なまま2回戦に突入できますが、ほとんどの場合は1回戦目の後は数分から数十分、もしくは数時間経過しないとまたギンギンにはなりません。

    この回復までの時間は「不応期」と呼ばれます。不応期については様々な定説があるようですが、射精時の男性は大量の二酸化炭素やプロラクチン(下垂体前葉によって分泌される性腺刺激ホルモン)などのホルモンを放出するため、科学者たちの間ではそこに何か化学反応が起こっていると考えられているそうです。

    不応期は、脳ミソの中央部から出るドーパミンが不足したことによって起こるとされていますが、これは性的興奮の覚醒を司るドーパミンを抑制する化合物が出て反応しているからだとか。
     
    以上のことから、不応期を短くするにはドーパミンを抑える成分をコントロールできればOK。ペニス2.0は身体が自動的に行うこうした化学反応を操作し、自分の思うように抜かずの3発、4発が出来るようになれば良いのではないでしょうか。

    しかし、これにはずっと腰を振っていられるだけの筋力スタミナも必要だというのは、また別のお話。


    ●繊細さと絶頂感が強化されるペニス2.0

    性感帯は感度が良い方がいいに決まっています。しかし、チ○コという器官はそもそも感度がかなり良いパーツなので、これ以上繊細になるのはとても難しいことです。

    チ○コには神経線維が密集しているので、触った感覚や温度、痛みや圧力、痒みという様々な感覚を感じ取れます。しかし面白いことに、快感を体験するのは脳ミソだったりするのです。特に「快楽ホットスポット」と呼ばれる部位で快感を得ています。そこには中隔側座核、後部腹側淡蒼球、小脳扁桃といった皮膚上/皮質下の組織が含まれるとのこと。

    もちろんチ○コからの刺激で気持ち良く感じるのですが、脳ミソはその刺激を増幅する役割を担っているのだそうです。未来の神経科学で、ここをもっと敏感にさせるとか、ブーストさせるとかという技術が編み出されればナイスなのではないでしょうか。

    科学の世界では、すでに脳髄の側坐核を刺激し、ドーパミン作用報酬回路というものをコントロールする研究が進んでいるようです。

    さらにソウル大学校で開発が進んでいる、肌に貼ってパーキンソン病を治療する電子回路メモリーのようなものを使い、チ○コから脳へ送られる信号を操作する装置があれば、人工的に刺激を増幅させ、快感を倍増させることも可能になると考えられます。


    ●アタッチメント脱着&凝った表面構造のペニス2.0

    よく雑誌の広告などで見かける、自分のアソコを大きくさせる器具やサプリメント。やはり大きさと太さと硬さというのは、本人にとってもパートナーにとっても、より良いセックスのために無視できない要素なのでしょう。

    そして世の中には、チ○コに真珠を埋め込んで、より複雑な刺激を生み出そうといった猛者も存在します。たとえば、オナホの内側に色んなテクスチャーがあるように、チ○コにも真珠に匹敵する表面構造があれば、きっとパートナーも悦ぶ......という理屈です。

    ペニス2.0は、大きさや長さの違う、そして滑らかだったりボコボコだったりするテクスチャーを持ったアタッチメントとの交換を可能にしたら良いのではないでしょうか。ライダーマンの右腕、「カセットアーム」のようにです。


    ペニス 未来 進化 予想

    トゲトゲのアタッチメントで快感倍増!?


    これは工学的、材料学的にもまだまだ先の話になりそうですが......実は生身のペニスの移植手術に成功し、彼女がちゃんと妊娠したという例が南アフリカで報告されています。

    これを踏まえると、機能する義チンの登場はそれほど未来の話でもないかもしれません。


    ●バイブ機能付きハンズ・フリーのペニス2.0

    サイバネティック・チ○コであれば、自分のためにもパートナーのためにも、欲しい機能がバイブレーションではないでしょうか。しかも、これが自分の身体の一部なので、手で持って押さえる煩わしさはナシ! 両手が自由になっちゃうのです。バンザイ!


    ●インターネット接続が出来るペニス2.0

    Wi-Fiでネットに繋がり、色んな快楽プログラムのダウンロード、チャットの相手とリアルタイムで生々しい感覚を共有といったことが出来たら良いのではないでしょうか。

    そうなってくるともう、「【閲覧注意】最も珍妙で笑える仮想空間でのセックス・シーン12選」でご紹介した『デモリションマン』のヴァーチャル・セックスの世界ですし、『I.K.U.』のようにウィルスが仕込まれて......なーんて事件が起きないとも限りませんが。

    この技術が完成するまでは、しばらく「タブレットとファックできる、時代の到来を感じるiPad用オナホール」のお世話になっておくとしましょう。

    ついでにペニス2.0にブルートゥースも搭載しておけば、日々の性生活をスマートフォン用ヘルス系アプリに記録することもでき、夜の営みに掛かった時間やら心拍数やら消費カロリーやらが一目でチェックできるようになることでしょう。

    おっと、ペニス2.0のファームウェアを更新するのもお忘れなく!


    ペニス 未来 進化 予想

    サオの真ん中にロゴが入ることに?




    以上、未来の世界にあったら嬉しいペニス2.0の機能でした。一見このお話は夢と希望に溢れていますが、大体が現実の科学技術を応用したアイデアばかりです。

    読者の皆さんは、ご自身のまたはパートナーのチ○コにどんな機能が欲しいですか?

    いつでも好きな時に絶頂を迎えられたり、サイズが変えられたり、それとも火炎レーザー光線が出たりとか? 是非教えてください!


    写真:Todd Coleman/UCSD、Eubios、Crystal Condoms
    Penis 2.0: Here's What the Penis of the Future Should Look Like[io9]

    岡本玄介

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/07/chinko-mirai-yosouzu.html
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